精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

理科

【英文読書ルーティン日記264】"START WITH WHY"再読感想ブログⅩ ~誰よりも楽しく、誰よりも狂う~

僕が意図的に避けている問いがある。それは、「何をしているとき楽しいか」「どんな組織を創りたいか」という、理想のみを見つめるようなものである。 正直、取らぬ狸の皮算用のような思考実験は昔から好きではなく、そんなことを夢想するくらいなら、地に足…

【英文読書ルーティン日記263】"START WITH WHY"再読感想ブログⅨ ~コミュニティと人類の進化~

【WHY】を突き止めるということは、比喩として妥当かどうかは難しいが、ブラックホールを見ようとするのに近いと思っている。 そこに入りこめば、光だろうと抜け出せない、超高密度の闇。理解を徹底的に拒む特異的な場所。言語化が叶わない深層心理のメタフ…

【英文読書ルーティン日記262】"START WITH WHY"再読感想ブログⅧ ~Feelを信じる~

【観察力の鍛え方】【ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考】【熟達論】【夢と金】。これらの本は完全に独立した、別々の本だと思っていた。 この本もそう捉えていた。だが今、急速に、これらすべてが繋がり、あたかも一つの巨大な湖になるような、そんな…

【英文読書ルーティン日記261】"START WITH WHY"再読感想ブログⅦ ~HOW VS WHY~

今回の本は、再読しながら、これまでに無い感覚を抱いている。それは、なぜ一度目の読書で、今の自分がヒシヒシ感じていることが汲み取れなかったのかという疑問だ。 それくらい今は、良い意味でページが進まない。内容の理解は勿論、都度「では今の自分はど…

【英文読書ルーティン日記260】"START WITH WHY"再読感想ブログⅥ ~まずWHYから始めよ、そして‥~

本を読んでいて、一番心躍る瞬間はいつか。これは明確に答えられるのだが、全く別々の本の内容が、バチっと一つに繋がった刹那である。 これはいわば、別々の場所にできた湖同士が、支流を通じて繋がり、一つの巨大な湖を形成するのと似ている。この瞬間の脳…

【英文読書ルーティン日記260】"START WITH WHY"再読感想ブログⅥ ~これはバイオロジーなのだ~

僕は「ビジョナリー・カンパニー」を築きたいとは思わない。自分が居なくなっても自走する組織を創りたいとも思わない。それは僕の夢の範疇を超えている。 ではなぜ、この仕事をしているのだろうか。規模を増すことも、自分の腕でのしあがって稼ぎをぶち上げ…

【英文読書ルーティン日記259】"START WITH WHY"再読感想ブログⅤ ~WHATを求める消費者。WHYが必要な生産者。~

著者の成功体験を書いたビジネス書に意味はない。それは再現性が伴わない。―という意見がある。それについてどうかと問われれば、僕は素直に同意する。 しかし、受験勉強における参考書のように、単元別に普遍性・公式を抽出し、平易に解説してくれていると…

【英文読書ルーティン日記258】"START WITH WHY"再読感想ブログⅣ ~黄金の円~

始めの章を再読して気づいたが、この部分は「理想的なリーダーや組織の在り方」というより、最悪手の一覧を紹介している部分のようだ。 【観察力の鍛え方】にもあったが、「大事なのは致命傷になる大失敗とならないよう、最悪手を取らないこと」というのは、…

【英文読書ルーティン日記257】"START WITH WHY"再読感想ブログⅢ ~最悪手一覧~

とある大企業の社長が、正式に社長交代を宣言した。来月に株主総会で承認され、決定となる見通しだという。 これを聞いたとき、僕は羨ましいと心底思った。託された側にではない。託した側に、だ。僕もそういう風に、綺麗に託して、幕引きをしたいと思ってい…

【英文読書ルーティン日記256】"START WITH WHY"再読感想ブログⅡ ~資格無きものたち~

一時期ことあるごとに書いていた「引退したい」という思いは、実は今でもまだ持っている。なんならあの日以来、その定義は更に洗練されたようにも思う。 暫定解だが、僕にとっての「引退」とは、”僕より秀でた人に、組織が円滑に回る状態で、託すこと”である…

【英文読書ルーティン日記255】"START WITH WHY"再読感想ブログⅠ ~導ける者≒リーダー~

リーダーらしさとは何か。僕は、自分に才能がないのを前提として、これは天賦の才の賜物だと思っている。 ただ、技術や心構えを学ぶことで、後天的に再現できるものでもあると思っている。才能が無いものこそ、そのエッセンスを学ばずしてどうするというのか…

【英文読書ルーティン日記254】"When to rob a bank"再読感想ブログ・完走 ~そして次の本へ~

ファインマン氏の印象に残っている逸話の一つに、アルコールにまつわるものがある。彼自身、結構な酒飲みだった時期があり、バーによく入り浸っていたそうだ。 そんなある日、仕事を終えた帰りに何の気なしにバーを見て、「寄っていこうかな」とちらと思った…

【英文読書ルーティン日記253】"When to rob a bank"再読感想ブログ38 ~自分の知性をおもちゃにする~

別の記事で、僕にとって居心地のいい場所には、その雰囲気を醸成できる”人”がいる、という話を書いた。そしてその人の特徴についても、そこに述べた。 僕は「自分の知性をおもちゃにしている人」が好きだ。才気走った様子もなく、肩書は過程で身に着けたもの…

【英文読書ルーティン日記252】"When to rob a bank"再読感想ブログ37 ~潜在意識のインセンティブ~

ここ最近意識的に、「経済学部っぽい」本に毎日触れている。例えば経理について解説した実用書、国際ミクロの話、簿記3級の参考書、などなどだ。 それらを読めば読むほど、やはり経済学は、感情や偏見を排して、世の中の姿を観察する学問という感じがしてく…

【英文読書ルーティン日記251】"When to rob a bank"再読感想ブログ36 ~似てる?似てない?~

「子供らしい」とは何か。自分の思う通りにならないと癇癪を起すことと言った風に、ネガティブな意味だと思われるだろうか。もしそうならそれは、「幼稚」と表すだろう。 「子供らしい」とは、どこか微笑ましい意味が乗っているのは認めるが、かといって、過…

【英文読書ルーティン日記250】"When to rob a bank"再読感想ブログ35 ~終わりに臨んで~

前の日記に、自分で書いたことが、今でも強く心の中で揺れている。「経済学者とは、なるべくしてなっている」というものだ。 子供のような好奇心と俯瞰した視点を持ち、感情や物語による脚色を嫌い、データと観察によって本当の答えを探しに行く。それを大事…

【英文読書ルーティン日記249】"When to rob a bank"再読感想ブログ34 ~経済学者とは~

目の前で起きていることを題材に、頭を使って遊ぶ。とても面白いゲームにして、全くお金が掛からない、極めてコスパがイイ時間だと思う。 筆者たちは、それ自体のプロなのはもちろん、それをこちらが「確かに面白そう!」と思うような言い回しで伝えることに…

【英文読書ルーティン日記248】"When to rob a bank"再読感想ブログ33 ~”その他”だらけこそ至高!~

子供の頃は別に平気だったし、むしろ自分もそっち側だったのだが、大人になってから見ていられないほど嫌いになったものがある。 それは、「俺は頭がイイんだ!」というのを前提として物事を考えたり言ったりする人だ。その人が実際に頭がいい人でも、かなり…

身体が発する”あるシグナル”に関しての怖い仮説。

僕は酒が好きだ。正確に言えば、酒を飲んだときのふわっとした浮遊感が好きで、その感覚を得るために、命を削るように飲んでいる部分がある。 だがここ1週間ほど、その感覚がまるで得られなくなってきている。飲んでもほんの少し高揚感が得られる程度で、し…

【英文読書ルーティン日記247】"When to rob a bank"再読感想ブログ32 ~プロ意識を貫けば精髄に至る~

考えることが好き、というと、どこか内省的で、内向的で、もっと外にエネルギーを発露させないと人生損だぜ、みたいな物言いをされる。 考えることというのは、みんなと遊ぶことに比べれば、どこか劣ったような見方がされることがある。そんな風に僕は感じて…

【英文読書ルーティン日記246】"When to rob a bank"再読感想ブログ31 ~ここの悪、あちらの善~

僕はいわゆる、例えば秀でた身体能力とか、楽器の神童とか、卓抜した演技力とか、全テストで90点以上を出せるとか、そういう分かりやすい才能はもっていない。 そういう意味では僕は、サイダネを貰い損ねて地上にやってきた桜ヒデユキに似たような状態だと思…

【英文読書ルーティン日記245】"When to rob a bank"再読感想ブログ30 ~場所が違えば価値観も変わる~

「これを楽しむ者に如かず」。中学生の頃は特に引っかからなかった論語の一節が、大人になってからずっと、心の奥底に存在感をもっている。 僕は今、多少その深度は浅くなったとは思うが、まだまだゾーン状態に在ると自覚している。なぜならそれまでより圧倒…

【英文読書ルーティン日記244】"When to rob a bank"再読感想ブログ29 ~支え叩かれ強くなり~

常に頭を使う。これは常日頃から意識しているつもりだが、極めて平易な言葉で表現できるからこそ、自分がどこまでそれができているのか不安になることがある。 例えば、常に頭を使うことと、ずっと悩み続けることは、似て非なる別物だ。同様に、常に自分に仇…

【英文読書ルーティン日記243】"When to rob a bank"再読感想ブログ28 ~天才になるんだ~

純粋とは何か。これは常識に囚われないとか、子供っぽいとか、反射で喋るとか、色々な捉え方ができると思う。 そうあり続けることは、それを濁すような人物や指導に当たらなかったことと同義、つまり運による要素が大きいというイメージがあるとも僕は感じて…

【英文読書ルーティン日記242】"When to rob a bank"再読感想ブログ27 ~愚昧か、賢者か~

「裸の王様」という寓話がある。実はしっかり読んだことは無いのだが、あれは色々と含蓄に富んだ教えが込められていると感じる。 王様の無知を指摘する。同調圧力を描写する。そういった言葉にすると難しい概念をストーリーによって教えてくれる、という風に…

【英文読書ルーティン日記241】"When to rob a bank"再読感想ブログ26 ~環境”保護”は気持ちいいゾイ~

世界の裏側が見えている人は、一体どんな眼鏡を通じて世界を見ているのか、その思考の深さと広さを考えるたび、本当に呆然とする。 僕とは搭載しているCPUが違うのだろうという、才能で片づけていいのだろうか。何かちょっとしたコツがあって、それに習熟し…

【英文読書ルーティン日記240】"When to rob a bank"再読感想ブログ25 ~良いことの陰陽~

本当に心が強いとは、どのような状態を指すのかよく考える。そのヒントになると僕が強く思ったのが、たまたま知った良寛という人のこの和歌だ。 さしあたる そのことばかり思えただ かへらぬ昔 知らぬ行く末 jukukoshinohibi.hatenadiary.com この和歌にある…

【英文読書ルーティン日記239】"When to rob a bank"再読感想ブログ24 ~これはズルか、努力なのか~

「人間は、助からないと思っても助かっている。」最近、大山康晴氏のこの言葉をよく思い出す。これは楽観的な、飄々としたコメントではなく、勝負師としての感覚だろう。 どうにもならない状況においては、そう思っていること自体が視野狭窄なのではないか。…

【英文読書ルーティン日記238】"When to rob a bank"再読感想ブログ23 ~インチキはズルか、はたまた努力か~

物事を広く考える、といった意味の言葉を調べていると、よく「見」という漢字、あるいはそれを含む字がちょこちょこ用いられているのに気が付く。 例えば客観視、視野、観察などなど。昔の人は、それらの行為・意識の在り方を、「頭」や「心」ではなく、「見…

【英文読書ルーティン日記237】"When to rob a bank"再読感想ブログ22 ~みんなの意見を鵜呑みにしないでおく~

僕には不思議な特性がある。客観的に見ても、主観的に見てもやばい状況に身を置くと、なぜかそれを全く関係ない、いわば娯楽に置き換えて考えてしまうのだ。 ここでやらかしたら全てを失いかねない状況においても、「こういう場面って格闘ゲームの最終ラウン…