2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧
未来は予測不可能だ。これは当たり前だと思われるかもしれない。では、データの延長線上に未来はないと言われれば、どうか。僕はこの指摘に、かなり面食らった。 どちらかと言えば数学の漸化式みたいに、パターンが見つかればその先も全て見えるのがビッグデ…
組織単位か自分事か関係なく、ネガティブな感情への身の処し方は、熟達を必要とする達人的な技術のように思い始めている。 これらの感情はそもそもが好ましくないとして、発生自体させないよう悪戦苦闘する人が多いのだが、僕はもうそれは諦めている。不可能…
自分で言うのもなんだが、僕は自分で自分に色々なルールを設定して生きている。これはひろゆき氏の【無敵の思考】の受け売りで、気付けば日課になっていたものだ。 その中でも、最近凄く自分にしっくり来ているものがある。それは、「自分を信じる回数は、最…
これは誰の何に向けた懺悔なのか。僕はとりあえず、僕の肝臓と消化器官に対して謝罪の念を込めて、酒という毒を注ぐのを止めている。 酒を悪にする気は無いが、止めてみるとやはり、健康が回復していくのを感じる。目覚めは良いし、時間は余るし、う○ちも固…
自己流には違いないが、仏教の思考体系が好きで、ここ1年以上勉強を重ねている。進歩したなと思うこともあれば、全然変わってないと思うこともある。その繰り返しだ。 仏教において「わかった!」という満足はただの「慢心」に過ぎないので、手応え感が無い…
行動とは何か。よく、「いいから行動しろ」と言われるが、具体的な指示内容は極めて曖昧であり、言われるたびに腑に落ちないような感覚を持っていた。 今日ふと、それはなぜなのかを考えたとき、一つの心当たりに行きついた。それは、自分の中で「行動の基準…
最近の身の処し方として、「人事を尽くして天命を待つ」という言葉を強く意識している。どちらかと言えば、自戒の意味が強いのだけれども。 具体的には、現状について時折、「俺は人事を尽くさずに、ただ天命をお祈りしながら待っていないか?」と振り返るよ…
「無限」という言葉にはロマンを感じる。だが、その摩訶不思議さに思いを馳せたことは、そういえば一度もない。 知らない人には意味不明な話だが、遊戯王に出てくるエクゾディアの攻撃力は、漫画だと「∞」と表記されている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.co…
今日もまた、今読んでいる本についての記事を書く。読めば読むほど膨大なヒントが圧縮されていることに気付き、それに圧倒されながらページをめくっている程だ。 予測不能の時代 データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ/草思社/矢野和男 posted with …
僕は、どんなリーダーでありたいか。この自問は何度も行ってきたのだが、今日ふと、そのまた別の一面を、明確に言語化できたことを感じている。 だからその記憶が薄れる前に、音声を文字に起こすアプリを立ち上げて、退勤中に運転しながら、その考えを吹き込…
”ただの”講師業からの引退をずっと記事にしている。実は生徒にも時々、口にしている。それくらい僕は、今の延長線上に僕なりの幸福や充実が無いことを自覚している。 ―だが、先日【物語思考】を読んでふと思ったのだが、「どんな仕事をしている自分が理想な…
これは誰の何に向けた懺悔なのか。僕はとりあえず、僕の肝臓と消化器官に対して謝罪の念を込めて、酒という毒を注ぐのを止めている。 酒を悪にする気は無いが、止めてみるとやはり、健康が回復していくのを感じる。目覚めは良いし、時間は余るし、う○ちも固…
「仕事は楽しい」というと鼻白む人がいる。「そんな甘い考えで、ナメてんのか!」とか、「仕事は辛い、だから給料が出るんだ!」というのが大抵の反論だろう。 僕自身、心のどこかで、「仕事が楽しければワケないよな」と斜に構えている部分が無いわけでは無…
自分が目指す校舎や組織、雰囲気がある。だが、そこに到達するまでには明確なタイムリミットがあるし、かつ現状そこに全く至っていないことに焦る気持ちも、強い。 どうすれば”如何に早くそこへ辿り着けるのか”をずっと考え続けていたが、そもそもこの問いが…
程度の差はあれ、臨死体験を経ると、人はそれまで固執していたことの大部分がどうでもよくなると聞いたことがある。 例えば佐渡島庸平氏は一度心臓が止まったことがあるそうだが、以来人生や世界の見え方・感じ方が変わった、という話を読んだことがある。 j…
ちょっと前にこんな記事を書いて以来、きちんと自分の行動を記録に残し、あとで冷静に振り返るということが習慣になりつつある。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com すごく軽い気持ちで始めたセルフロギングなのだが、これが凄く有意義なのだ。自分がいかに、…
こないだの記事で白状した通り、遂に僕は酒で死にかけた。具体的には、軽症だとは思うが急性アル中疑惑の症状を引き起こし、状況が状況なら救急車、という。 遠のく意識、激しい眩暈、猛烈な吐き気・・・。中枢神経のスイッチが切られかけていたのだと、振り返っ…
今日は手前味噌だが、少し経営論的な話をしようと思う。どちらかと言えば助言ではなく、自分に向けた業務依頼書のようなものだけど。 最近、組織運営について、「やっぱりそうかー」と、少し諦めるというより、腹を括りつつあることがある。それは、一発逆転…
仏教について解説した本や、その教えに触れた人は、「確固たる「我」など存在しない」という根本原理に触れて、首を思い切り傾げることだと思う。 僕もそうだ。現に僕は今、ここにいて、思考している。デカルトのセリフを借りれば、「我思う、故に我在り」な…
今日で、ある意味区切りを迎える。12月頭からずっと続いてきた、心身をピリピリに張り詰めて、休日も全て返上せざるを得ない時期が、やっと終わるのだ。 すなわち、精神的にきついか、肉体的にきついか、あるいはその両方かが1日の大半を占める日が終わる。…
「心をリセットする技術」を再読していると、猛烈に突き刺さるフレーズに出会った。今手元に本が無いので雰囲気になるが、それはこんな文言だ。 「何か問題が起きる度、あなたは自分に能力等を足し算して解決しようと考えていませんか?時には引き算で考える…
僕らは脳で思考する。そんなの当たり前とも言えるし、どことなく違和感を覚えるともいえる。僕らという概念の正体は、脳だと定義して良いのだろうか。 アインシュタインは死後、その脳を取り出され、細かくスライスされ、それは各地へ散らばったそうだ。 で…
この冬季講習は、何度愚痴ったか知らないが、マネジメントをしくじったと感じている。死ぬ気で働いたら、僕は覚醒するのではなく、鬱になるだけだとよくわかった。 正直、自分がスーパーマンであれば、深い思考など何一つ要らず、全てを脳筋解法でなんとかで…
まだ先のことを考えるのは少し嫌だが、明日で冬季講習という、ある意味ハチャメチャな繁忙期が終わる。 ただし、ハチャメチャな生活が終わるというだけで、共通テストが1月13日に迫っていることから、やはりそれまではフル休みを取れそうにない。 時間外労働…
昨日、本気で死を覚悟した。タイトルにもあるが、恐らく僕は急性アルコール中毒になりかけてしまった。(もしかしたら軽度のそれにはなっていた?) 身内と店で飲んだのだが、今思い出してもあの酔い方、気分の悪さ、足腰の砕けっぷりは、その全てが異常だった…
年始はほとんど何もしないと決めているので、ひたすら布団に転がりながら、バキ童チャンネルをずっと観ている。 特に好きなのが、自分の好みや癖をあけっぴろげに語り合い、「同志がいる!!」と確認し、喜び合う場面だ。あの時の爽やかな笑顔が、本当に素晴…
「熟達論」の【観】の項を読んでいて、「ん?」と思う箇所があった。それは、「俯瞰」について書かれた部分であり、世界の構造の観察の仕方についてである。 別の動画で語っていたが、筆者はこの【観】の章が最も書くのに苦戦したらしく、確かに読んでいても…
今日この記事を書いている(正確には音声をデータに起こすアプリに吹き込んでいる)日が、12月31日、つまり2023年の最終日である。 実はまだ1つ仕事が残っているのだが、すべてが片付いてからだと内省もいい加減になる気がするので、今の時点で自分の2023年の…
僕らは頭蓋骨の中に脳を格納した状態で、行動している。このことに意識的になるのは極めて難しい。取り外した時点で「死」だからだ。 ポータブルな物のはずなのに、調べれば調べる程、宇宙に匹敵する謎や複雑さ、個性が内包された場所。この臓器は、果たして…
色々勉強する中で段々とそう思うようになっているのだが、体調を考える際、ストレスとエネルギーは一括りにせず、分けて考えた方が良い気がしている。 そのきっかけは、最近、下園壮太さんの新刊(に当たるのかはわからないけど)、『心をリセットする技術』と…