精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

2019-01-01から1年間の記事一覧

【小ネタ】大人が忙しくしている姿って、生徒に見せていいか超悩む。

今日(12月30日。僕は基本前の日に記事を書いている)でいよいよ仕事納めだ。 いやー、最後の方は授業授業授業授業で、最後の方はもう意識が朦朧としていた気さえする。 さすがにここまでくると、生徒に忙しさを隠す余裕がない。というか、いつでも校舎にいる…

【小ネタ】生徒が何故か『集中』できていないとき、僕が打って効果があった方法とは?

講師という仕事をしているので、『集中力』とか『学力』を向上させるツールには、常にアンテナを張り情報を収集している。 で、ある程度知識が体系化されたり、実体験として得られたりしたものは、こうして記事にまとめてもいる。(ステマ) jukukoshinohibi.h…

【小ネタ】『多忙ネガティブ』打破の術をまとめるゾ!

大多数の日本人の例にもれず、僕はかなーり『ネガティブ』である。 具体的に言えば、些細なことを不安に感じ、ちょっとやそっとの手柄や成功じゃ自信に結びつかない。 さすがに一時期の拗れたインポスター状態までひどくはないが、ドタバタするシーズンで、…

【小ネタ】時間ばっかり食う『完璧主義』を、強制的に正す術を書いておく。

僕は結構『完璧主義』のケがある。 こだわったプリントを作りたいし、小ネタの発言まで意識を向けておきたいほどだ。 しかし、良いことに聞こえる完璧主義も、行き過ぎればネガティブな面が多くなる。今みたいにドタバタの最中はなおさらだ。 だから、それを…

【小ネタ】季節講習は素直に『テンプレ』を作った方が良いかも。

僕自身の性格で『飽き性』と言うのがあり、ぶっちゃけ同じ授業を何度も繰り返すのが極めて苦手である。 だからこそ、『去年使ったプリントを、今年もつーかお』という心理に抵抗があり、めんどくさい性分だなあと我ながら感じる。 だがそれはマンネリを回避…

【小ネタ】超多忙なときこそ全体を見るべきだと、ひしひしと感じています。

塾講師にとって鬼の日々が始まった。 今日もまたとんでもなく疲れがたまり、とっとと仕事を片付けて帰らねば、睡眠時間がガリガリと削れてしまう。 ・・そういう多忙なときに思うのが、一休さんのセリフである。 【慌てない、慌てない。一休み、一休み。】 世…

【小ネタ】『今日は10時間勉強だ!』はなぜできない?どうすればできる?

冬季講習が始まった影響でバカ忙しくなるので、短めの記事にスイッチ。 基本長期休暇か何かで変なエンジンが掛かろうが、『10時間頑張るぞぉおおお!』という熱は1時間も持たずに鎮火する。 そもそも長時間勉強し続けることは、人間の脳の特性をガン無視した…

『自分で考えろ』とは、教える側の"敗北宣言"である。

『自分で考えろ!』というフレーズを言われたことは無いだろうか。僕は何度もある。 その度に感じていたのは、言い表せぬ屈辱と申し訳なさ、或いはストレス、そして自分で答えの出せない自分への劣等感だ。 つまり、質問した側として、『自分で考えろ!』は…

【主要五科目の深い知識】より、【浅く広いトリビアな知識】の方が身を助ける・・かも。

小さい頃は『欠陥』だと思っていたが、今はむしろ長所と思っている、僕自身の性格がある。 それは、『熱しやすく冷めやすい』というモノだ。 割と大体なんにでも興味を持つが、その熱は周りが引くほど早く冷める。よほどハマらない限り、年単位で首尾一貫し…

【小ネタ】意外と退屈な『過去問解説授業』を、何とか盛り上げたい。

入試が本格的に近づいてきた。 となると塾で増えるのが、【過去問演習】と言われる時間だ。 『志望校の問題難度はどうなのか?』『自分の弱点は何なのか?』『時間配分の戦略はどう立てる?』 といったものを圧縮した時間なので、この演習はかなり有意義だと…

英検1級まで取った僕が思う、『英語教育』への本音。

実はちゃっかり、僕は英検準一級と一級を持っている。(初めて受けたのが準一級なので、そこまでの級は持ってない) 誓って言うが、僕は帰国子女でもなんでもないし、留学経験もない。海外旅行は4度経験があるが、英語圏の国は0だ。 加えて、モンハンのオンラ…

【小ネタ】『記憶に残る先生』という言葉は、実は皮肉だと思う。

いきなりだが、特に講師や教師を仕事とする方に、尋ねたい質問がある。 『生徒の記憶に残る先生』に、あなたはなりたいだろうか。 ―ちなみに僕は、割とハッキリ『イヤ』である。では何で講師という仕事をしてるんだと言われそうだが、それは追々。 さて。 そ…

5分で分かる、『アクティブラーニング』の"理想"と"現実"。

昨今ものすごいトレンドになっている言葉で、『アクティブ・ラーニング』と言うのがある。 resilient-medical.com 文部科学省も積極的にコレをプッシュしており、今後これが日本の教育の主体になるとみて間違いなさげである。 gcai.jp しかし、『結局アクテ…

『集中力無限説』爆誕の紹介と、ホントにそうか、自分で実験してみたという記録。

最近、こんな記事を見つけた。 daigoblog.jp daigoblog.jp 『うっそぉー!』と、目玉が飛び出んばかりの衝撃を受けた。無論それは、喜びで、である。 曰く、内容はざっくり以下の通り。 ① 有限と考えられていた『ウィルパワー』は、再度条件を整えて実験した…

【小ネタ】『できない』が『できる』に変わる快感って、大人になっても持ち続けたいよね。

突然だが、皆様はなぜ『勉強』をしてきた(いる)だろうか。 大学に行くため、親に言われたため、等々、実は『内発的動機』に基づくモチベーションを掲げる方は、少ないのではと思う。 かくいう僕もそういう要素はもちろんある。あるのだが、ぶっちゃけそれが…

【小ネタ】『語彙力』『読解力』『論理的思考力』を一度に鍛える方法ってなーんだ?

今の社会を生き抜くのに大事と言われる能力の定義は、びっくりするほど分かりにくい。辞書で引くと、意味不明過ぎて眠くなるくらいだ。 例えば、タイトルに挙げた『語彙力』『読解力』『論理的思考力』の意味、皆様は正確に説明できるだろうか?(僕も怪しい)…

『全てで100点を目指す』ことに価値があるのは、多分『心がどこか子ども』である間だけ。

コチラの記事を読んで、久しぶりに『確かになぁ』と考えさせられた。 taishiowawa.hatenablog.com 僕自身、実は満点を取ることに何のモチベーションも感じてなかったので、その価値について考えてみると、それを見出すのにかなり難儀した。 さてさて。 元の…

『語彙力』はきちんと培っておかないと、多分友達を無くします。

『国語力』というアバウトなものは、突き詰めればつまり『語彙力』だと僕は思う。 知らないコトバを使いこなすことは誰にもできないのと同じだ。まず『知る』ことから全ては始まる。 そしてこの『知る』に当たる『語彙力』は、やはり鍛え続けないと弊害が出…

『真面目で自分に厳しい』子ほど、勝手に落ち込み、勝手に潰れる。

『真面目で自分に厳しい』とは、この世をトップクラスの階層で生きる人間には必須の性格のような気がする。 二宮金次郎辺りが代表格であろうか。そういった『努力』に徹する人間を、多くの大人は理想の子どもとして取り立てている印象がある。 だが、今の仕…

算数の基本の基本から詰んでる子に効く? 『10秒休憩法』のススメ。

算数の基本の基本に難儀する子を散見する。例えば四則演算、分数の計算、小数の計算とかがそうではなかろうか。 実際中学1年生でも、分配法則以前に分数(特に通分)に難儀する生徒はちょこちょこ居て、教えててぶっちゃけ慄然してしまう。 単にサボっていたツ…

絶対に言ってはならない、生徒の『やる気と自尊心』を著しく損ねる発言とは?

生徒への声掛けは、本当に気を遣う。 声掛け一つで良い意味で大化けすることは本当に稀なのに、逆にどこまでも落ち込むことは案外多いからだ。 そこで今日は、僕がやらかした・・とかじゃなく、『これだけは絶対言うな』と本なり先輩の経験則なりで学んだ、や…

【小ネタ】『自尊心』を傷付けず、失敗から学ぶには?

『模試の結果が返ってきたら、取れるはずだったのに間違えたところを確認し、次に繰り返さないようにする!』 みたいなセリフをよく聞く。このアドバイス、素直に実行した人はどれくらいいるだろうか。 僕は、ぶっちゃけると、ほっとんど無い。理由は、自分…

【完全なる塾向け】ビジネスである学習塾、『生徒』をもっと集めるための策を考えたい。

ビジネスは本気で難しい。(同時にやりがいも覚えているけど) 大学で学んできた机上の経済学も、ぶっちゃけ凄まじい時代の変化も相まって、そのままでは全然活かせない印象だ。 その中でも特に、『集客』に頭を悩ませている。『マーケティング』とか小難しい…

子どもの成長を喜べない大人は、『自分に自信が無い』のでしょう。

以前、インポスター・シンドロームについて書いた。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 簡単に言えば、『自分は成功に値しないと考え、逆に失敗したらそれを当然と思う思考』のことだ。 でだ。やっぱり、一定数で『インポスタ―っぽい』生徒を散見する。テスト…

ぶっちゃけ、本を読む”だけ”では子どもの『読解力』は上がらない。

最近、というか教育の界隈において、『読解力』というキーワードがホットである。 だが、『読解力』というものは、案外捉えどころがない。何というか、『女子力』に近いアバウトさがある。 そしてそのアバウトな『読解力』が、日本の子ども全体で低下してい…

『小説』が入試問題になる理由を、1000字ちょいで説明するエントリ。

今日は時間が無いので、短文。 入試の科目に『小説』がある意味は何なのか、よく生徒から質問される。 入試という響きに、娯楽と言う印象のある小説がマッチしないからだろうか。それか単に、点が取れないことへのいら立ちかもしれない。 だからというワケで…

【ゲーム脳】昔流行った通説が今どうなったか、少し見てみましょう。【朝食至上主義】

僕がまだ小学生だったころ、廊下にすごくキャッチ―なポスターが貼ってあった。詳しい記述は忘れたが、『ゲーム脳』についてのものだった。 それにはざっくり、ゲームにハマることで、人格形成に悪影響があり、キレやすくなり、また学業に支障をきたす!みた…

子どもの『好き!!』は、是非とも突き詰めさせてあげたい。

子どもの『没頭』は、コントロールするべきか、それとも積極的に促していくべきか? 例えば、ゲームに超熱中する子どもが居るとして、それを禁止するのか、それとも飽きるまでやらせるのか、どちらのが良いのだろう。 これには本当に賛否両論ある。しかし、…

『読書習慣』があれば人生に良いことが起きまくりそうですが、ではそれはどうやって身に着けさせたらいいのでしょう?

『読書』と聞くと、どことなく高尚な趣味で、身に着けたいけど敷居が少し高いようなイメージがある。 また、優等生やデキる大人が趣味として持っているようなイメージもあり、我が子に、或いは自分に身に付けさせたいと願う方は多い。 僕自身、劣等生の出だ…

『参考書』という概念は、教えないと分からないかも。

勉強が苦手な生徒からの学習相談をよく受ける。そして、意外と以下の問答が多い。 生徒『この辺が分からなくて、先に進めなくて・・・。』 僕『なるほど。まあ塾に自習に来て質問するのも1つの手だけど、もっとサクサク行きたいよね。参考書って何使ってる?』 …