精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

学校生活

いつの間にか自分が信じている【ジンクス】の話。

今日は、いつの間にか自分が信じてしまっている「クセがすごいジンクス」について、改めて整理してみたいと思う。これが我ながらすごく不思議な話なのだ。 「ジンクス」という語句の定義は、説明がなかなか難しいが、僕の理解では「その人なりの人生観におい…

「やる気のある無能」がそう思われる理由を考察する。

多分昨日アップされていると思うが、「やる気のある無能」という、なかなか怖い言葉がある。 この言葉を見て、自分もそうではないかという疑念が少し浮かび、それについて少し考えた、というのがその記事のざっくりとした内容だ。 【中古】 あ、「やりがい」…

「俺って、もしかしてやる気のある無能じゃないかな…?」

最近タイトル通りのことが、よく気になる。僕は我ながら色んなことに気付いている”つもり”で、それを改善するアクションは怠っていない”つもり”だ。 斎藤一人氏が提唱する【微差】の積み重ねがもはや自動化されたようなものだと自負しているところがあるが・・…

30歳過ぎてから急にダメになった「あるもの」の話。

今日は、完全に個人的な話になるが、「気がつけばまったく受けつけなくなっていた、あるもの」について記しておきたい。 年を重ねると、子どもの頃には平気だったものがダメになったり、逆に当時は苦手だったものが好きになったりする、という話はよく聞く。…

あの頃無茶したから、今は無茶している感覚がないのかな、と。

最近、休みも返上しなければ回らないほどの仕事量があり、つまり繁忙期で心身ともにヘロヘロ・・という状況になるはずなのだが、不思議な手ごたえが先行している。 なんというか、日常+α程度の負荷に過ぎない。そんな余裕があって、今の状況もどこか俯瞰して…

僕は”情報処理の仕方が特異”らしい。

僕は昔から、僕だけ”できない”と思う場面が多かった。それは実のところ、学校における授業において頻発していたものだ。 最たる例は、僕は黒板に書いてある情報を書きとれない、ということに尽きる。正確に言うなら、書いてある文言をそのまま書くのに、強い…

「『見て学べ』っていうの暴論・前時代的!」・・というのは本当だろうか?

「見て学べ」というフレーズがある。これは10年以上前の時点ですでに、どこか前時代的・根性論というイメージがあり、あまり好ましくない言葉になっていたと思う。 未だに覚えているのだが、「俺の所作を見て学べ、という職人は要りません」と切り捨てる企業…

「5週間前準備」を練習すると結構イイよ、という提案。

とんでもない結果を出す人たちが異口同音に口に出す教えは色々ある。その中の1つに、最近ようやく体験が追い付き、「確かになぁ」と納得できたものがある。 それがタイトルにもあることに付随するのだが、「事前準備を想定以上に前もって始めること」である…

自分から自分への期待は大体過剰。だから緊張するし、心が疲れるのです。

今日は「自分は期待されていない」と意識することこそが、肩の力を抜くために重要であるという話をしてみようと思う。 実を言うと僕は、人に期待されていると思い込むことは、傲慢さから生じるのではなく、むしろ本能に近い感覚ではないかと考えている。 生…

「他者への想像力を育むには、恋愛しかない」のか?

時折読み返す本の一つに、【憂鬱でなければ、仕事じゃない】というものがある。出版自体は10年近く前なのだが、書かれてある教えや学びは、一向に陳腐化しない。 その本に書かれていることのほとんどには同意するし、そうでなくとも、これが突き抜けるために…

ニコニコ動画が教えてくれた、「僕が失ったもの」。

ニコニコ動画がサイバー攻撃を受け、機能不全に陥って久しい。公式アプリを立ち上げる度に、「メンテナンス中のお知らせ」が表示され、どこか悲しい気持ちになる。 それはユーザーの総意らしく、大元をエンジョイできない代わりにと、有志が過去の動画を閲覧…

「構造」が見えると、無駄な不安が消える説。

【熟達論】の「観」の章にもあるが、「型」に成熟して無意識で扱えるようになってくると、その「型」の構造が観えてくるという。 例えば僕が昔野球をやっていた頃、打撃の基本において、「バットは上段に構えて、斜め45度の角度で振り下ろせ」と教わり、素振…

海外の先生は【癇癪(Tantrum)】にどう対処している? ―そして見える、共通の真理。

2023年以降、僕の中でとても大きな勉強のテーマになっているのは、いわば「幼児の心理」だ。最初は実務的な理由から学んでいたが、今は興味の対象となっている。 子供の感情は目まぐるしく変化し、その発露はもはや「爆発」に等しいことがある。社会的に好ま…

【注目集めるの大好き】「しんのすけ」みたいな子の心理と接し方を調べてみた。

自分もそういう節があったので、猶の事敏感に察知してしまうのだが、時折すごく注目を集めるのが大好きな子供がいる。 「してはいけないこと」をワザと行い、周りの注目(主に笑い)を一身に集め、面白がるタイプ。それ自体は微笑ましいが、和を乱すという意味…

得意なことは、案外自分ではわからない説。

昨日のやり取りで、国語の指導中に生徒から、少し不思議なことを言われた。それは、大体以下の感じの内容だ。 「なんで言葉の知識をそんなに持っているんですか?漢字検定準1級ぐらい持ってましたか?」 これを言われて驚いた。実は僕自身、漢字検定は16歳の…

「ゆとり世代」と「思考力重視世代(仮)」の陰陽を考える。

今日は「なんだかんだで詰め込み教育の段階も必要だよね」というテーマで、記事を書いてみようと思う。 かくいう僕自身は、いわゆる”ゆとり世代”だ。この呼称は割と嫌いだし、この時期の教育が良かったか悪かったかというのは、まだ歴史的評価の途上だとしか…

「率先垂範」の大切さと奥深さを改めて実感した一幕。

精神的に未熟に聞こえるので語るのも恥ずかしいのだが、僕は終業後に掃除をして帰るというルーティンを自分に組み込むことがほとほと苦手である。 やってはみるが、「仕事はもう終わった」という思考が邪魔をして、「掃除しよう」という意識に切り替えられな…

残念ながら、迷惑なアホは絶対に変わらない。それを前提とした対処法を3つ紹介する。

すごく当たり前のことを言うと、 世の中にはアホが人一定数いる。天然キャラみたいな癒し系であればまだいいのだが、本気で迷惑なアホもまた、多い。 有名な本のタイトルみたいなことをいうと、基本アホは相手をしてはいけないのだが・・・そういうのに対処せざ…

【転ばぬ先の杖】子どもの感情が爆発したときにすべきことをまとめておく。

先日、少しヒヤヒヤする出来事があった。低学年の子が校舎に来るや否や、明らかに不機嫌であり、モノに当たるような行動が見えたのだ。 送迎に来ていた保護者の人が気にかけていたが、その後は本当に大変だった。校舎を駆け回り、机に両手を突いて跳ねて、こ…

「無理」はなぜ生まれるか? ―その新たな仮説について。

思い返せば、僕は7月頭からかなり無理をしている。法律的にかなり危ないことを言うと、7・8月におけるフル休みの日数は、盆を入れても7日である。 その原因は、中間・期末テスト➡教育面談➡夏季講習という風に多忙から多忙へシームレスに流れたことで、更にそ…

手がかかる子にストレスを感じてしまう理由は死ぬほど簡単。でもそれに対処するのは超難問。

どうでもいいのだが、僕は結婚をするつもりがない。子供が欲しくないからだ。そして僕が子供を欲しくない理由は、多分ストレスで死ぬと予測しているためである。 夜泣きで起こされる時期がきて、それが終わっても保育園だ幼稚園だと奔走し、学校が始まればコ…

「べきだ」を捨てるには、結局勉強するしかない。

結局、モテるのはどんな人か。そんなことをふと考える。これは異性からの好意からという意味だけではなく、つまり人を惹きつける力のことを指す。 そしてその暫定解に、30歳を過ぎた今、薄々辿り着いている。それはすなわち、「べきだ」論を唱えない人たちで…

生徒に重めの説教をしたので、その胸の内を書いてみる。

元気溌溂な生徒と言えば聞こえはいいが、TPOを読めなければ途端に鬱陶しいガキという評価に変わるのが、教育業の難しいところである。 校舎にちょこちょこそういう生徒がいることは何度も書いてきたが、遂に今日、「あーぁ、面倒だけど、説教せんといけんな…

AIに仕事を盗られる云々を議論する前に、AIを最近使いましたか?

AIに関する議論が活発だ。主にそれを使ってどんな楽しいことができるか・・・ではなく、AIに何を奪われ得るかという恐れの方が先に立っている気がするけれど。 一昔前だと、クリエイティブな分野こそ人間の残された最後の領域と思われていたが、ここ1~2年で、そ…

多動・衝動が目立つ生徒に触れると、異常に心が疲れるので理由を考えてみたら、自分という人間の根っこにある闇に辿り着いた。

自分の中で折り合いがつかない感情に出会うと、それを徹底して言葉にすることを意識付けている。そして今、新しいネタが出来た。(というより、気付いた) それは、多動・衝動が目立つ生徒に接すると、異常に心が疲れるということだ。他の人からすると「ちょっ…

生徒を「ありのまま」に見つめるにはどうすればいいのか。

「嫌われる勇気」を読んでいると、「普通である勇気」や、「ありのままの自分を認めること」の重要さが、繰り返し出てくる。 このことを読んでいるとすごく考えさせるのが、生徒との向き合い方だ。特に、正直好ましくない言動を繰り返す生徒に対して、僕はそ…

【芸術】こそ、学校できちんと学んだ方がイイことではなかろうか。

学校でベンキョーすることで、将来的に一番役に立つものは何か。手垢だらけの質問ではあるが、皆様はどう答えられるだろうか。 僕は国語・数学は間違いないと考えている。英語についても、単にそれができれば行ける学校や国が増えるという理由で、余裕があれ…

「知っていること」に大きな価値は無いが、無知はそもそも論外だ。

日頃から勉強を指導する側にいると、耳にタコができる、親子喧嘩のもとになるあのフレーズを、何十回と聞かされる。 「なんでこんな意味が無いことをせんといけんのん!!!」 ―それについて、皆様は何と返されるだろうか。将来困るとかそういうことを説くだ…

【同業者向け】「生徒の心に寄り添う」とは、つまり一体どういうことなのか。

「寄り添う」という言葉がある。例えば、「生徒一人一人の心に寄り添う」という風に使う言葉で、同時に指導者にとって必須のスキルや考え方だと思わされる。 ・・そんな「寄り添う」という言葉だが、僕はどうにも、「偽善」のにおいを感じている。 「俺はお前…

【同業者向け】生徒制御のやり方の表面だけなぞってもあまり意味がない理由が、やっとわかった。

入社して2~3年程度、僕は生徒制御についてすごく頭を抱えていた。それを機に、独学ではあるが、荒れた学校を立て直した例など、とにかく学習しまくった記憶がある。 授業時の立ち位置、生徒への声掛け、ストレスが過度にならない考え方。そういった具体的な…