精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

ずっとイライラして不調なときに、どう自分を中立へ引き戻すか。

なるべく好奇心を持って観察しようとは努めているのだが、今日ははっきり言ってメンタルの調子が滅茶苦茶悪い。ただし、別に鬱というわけでもない。

 

まず、起きてから何故かずっと、滅茶苦茶イライラしている。起きてもいないトラブルを想定してカリカリし、ムカつく言動を思い出しては勝手にストレスを感じている。

 

それだけじゃなく、集中力も今日はまるで深まっていかず、アイデアを出したいのに思考は散漫で、些細な刺激で簡単に気が散ってストレスがどんどん溜まっていく

 

正直、早く仕事を切って、とっとと酒を飲んで寝て、今日という1日を終わらせたくて仕方ない。何が原因かは心当たりがないのだが、それだけに性質が悪い。

 

さて。こうやって精神的に不調なときは、普通に起こりえる現象だと思う。睡眠や食べたもの、前日の過ごし方の組み合わせ次第では、いつ起きてもおかしくないのだ。

 

そういうときは、一体どういう心構えで切り抜ければいいのか。今日はそんな、不調時だからこそ思い巡らせることができるテーマを、考えてみたく思う。

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「なんとなく嫌なこと」を、コーチングのメソッドを使って掘り下げてみた。-すると超ヤバかった。

【観察力の鍛え方】を読んでいると、「”苦手”は思考停止ワード」という指摘があって、ちょっとドキっとする。

 

僕自身、嫌なことや、やってて手応えに乏しいことほど、さっさと「苦手」とラベリングし、距離を置いてしまいやすい思考の癖があるからだ。

 

当然、その対象への理解は、かなり前半で止まってしまう。そして理解が及んでいないのだから、曖昧だという感覚が全然消えず、自然と”不安”がそこにくっついてくる

 

ということで今日は、実際に僕が「苦手だなぁ」と思っていることを棚卸しながら、この辺について思うことを書いてみる。

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「過去の自分を受け入れ」たくて、色々考えたら、血の気が引く結論に至りました。

別ブログなのだが、こんな話を書いた。

hitomishiriteki-jinseikun.hatenablog.com

 

「嫌いなもの」を取っ掛かりとして自己内省を深めてみるという内容なのだが、その結果たどり着いたものは、なかなかに興味深い。

 

それは、僕は過去の自分が猛烈に嫌いというものだ。具体的には、特に小1頃までの自分が凄く嫌いで、だからこそ似た言動をする子供も嫌い、という仮説が立ったのだ。

 

自分の中で許せていない自分があるからこそ、それがトリガーとなって特定の言動に強い苛立ちや憤り、嫌悪感を覚えてしまう。

 

となれば、僕が子供の躾と同時に取り組むべきタスクが浮き彫りになる。それは、過去の自分を意識的に許していくということだ。

 

そこを起点として色々と考えたり調べたり試したりしたのだが・・・結果、当初想定していたのとはまるで異なるところに着地し、素直に驚いている

 

今日はその思索をなるべくそのまま書き殴り、なんかのヒントにしてもらえればってことで、あまり推敲せずにアップしておく次第である。では以下、本題だ。

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【英文読書ルーティン日記172】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅧ ~環境がつくる”鬱”~

諸行無常。滅びの美学というか、なにかオシャレなフレーズとして使われるイメージのある言い回しだと思う。

 

しかしこれは、単に、この世に生きている時点で逃れられない現象の呼び名のようなものではないかと思いつつある。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

僕にとっては、諸行無常は質量保存の法則と同じ言葉や定義のジャンルで括られている。つまりは世界に適応されている法則の1つなのだ、と。

 

すなわち、脳どころか、ひっくるめて僕も環境も世界も、日々変わりゆくのが前提なのだ。そう考えれば、定常不変、変わらない方が異常だと言える。

 

問題は変えようという意思と、変え方なのではないか。この本を読んでると、そう思えてくる。

 

では今週も、深く静かな脳の話に、ゆっくりとダイブしていくこととしよう。

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ダニングクルーガー効果の建設的な使い方ガイド。

ここ最近、調べれば調べるほど、色んな意味で”面白い”と思っている語句がある。それは、「ダニングクルーガー効果」だ。

 

死ぬほど乱暴に言えば、正直浅い知識の人ほど、何故か自己評価が凄く高いよね、という傾向を指す言葉で、実はイグノーベル賞を受賞しているほどの研究である。

【知っておきたい】ダニングクルーガー効果とは? なぜ自分を過大評価してしまうのか | リカレント


詳しく調べるために元の論文を読もうとしてみたが、なんか有料のヤツしか見つからなかったので、曲解していないか少し不安は残るけど、今日はそれに関する記事である。

 

このダニングクルーガー効果を、自分や相手に対してのモノサシとして、きちんと機能させましょう。そんな提案を以下つらつらと書いていく。

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当事者比ですが、作業効率を爆上げする方法を開発したので、シェアします。

自分で言うのもなんだが、ここ最近打ったライフハックが次々とハマって、僕という個人の生産性が凄く高まっている

 

なにか大きなことを成し遂げたとかそういうわけではないが、日々の細分化されたタスクが未消化のまま終わることが無くなり、嫌いな電話への抵抗も、かなり減った

 

この方法論について、別に科学的な根拠など無いし、あくまでも”僕に”ハマったというだけの話だ。だが、もしかしたら何かしらのヒントになるかもしれない。

 

ということで今日は、ここ最近自分にバッチリハマッたライフハックを、3つほど手前味噌だが紹介してみる記事である

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「どうでもいい」という言葉は、とてつもなく懐が大きい言葉ではないかと思えてきた。

「受容」「受け入れる」「ありのままを受け止める」「期待しない」といった、心を中立に保つための心構えを、方々で見かける。これが簡単に聞こえて、難しい。

 

僕自身もその大切さは頭で理解しているのだが、それを体現したらどうなるか、その意識にどうすれば持っていけるか、腹落ちしないまま1年くらいもやもやしっぱなしだ。

 

どうすれば僕は、思い通りにいかない現実を、もっと許せるのだろうか。執着を手放し、心を中立に置けるのだろうか。偏りのない思考は、どうすれば実現できるのか。

 

それを知りたくて色んなことを勉強してきたが、どれもしっくりこず、僕はどうしても、理不尽を「受け入れる」だけの器が無いように思えて、落ち込むことも多かった。

 

そんな僕だが、ここ最近急に、「もしかして、受け入れるってのはこの感覚か?」という手応えを得られるようになってきた。しかもそれは、そこそこ狙って引き起こせる。

 

今日は自分の中でそれをさらに腹落ちさせるべく、その手応えをなるべく言葉にしてここに並べておく次第である。

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