精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

塾講師あれこれ

なぜ僕らは目標達成が下手なのだろうか?

目標は大事だ、それを達成するスキルが将来活きてくる・・といったアドバイスを受けるが、かくいう僕は、人生でいくつ目標を達成してきたのだろう。ふと疑問に思った。 これまでの人生を振り返ると、意外と目標を達成したと胸を張れる経験が少なく、単純に経験…

【英文読書ルーティン日記211】"The Code Book"読書感想ブログ26 ~摩訶不思議な未来へ~

インターネット黎明期と聞くと、僕はなぜかブラクラといった言葉を思い出す。当時は「ブラクラ博物館」というサイトがあり、不思議とそこへ入り浸っていたからだ。 怖いもの見たさに違いないが、クリックすると意味不明なシステムを起動し、パソコンに過負荷…

マネージャーがプレイヤーに忙しいことによる弊害が、やっと身に染みて理解できた冬。

昨日に引き続き、まだまだ頭から出し切れない学びを、徹底的に書き下ろすことにする。やはりこの繁忙期は、成長点より課題点の方が、多く見つかったと思っている。 そしてこの時期を経て、僕が手触り感をもって痛感したのは、マネジメントを担う立場の人間が…

繁忙期で見えた"バグ"を、美化される前に棚卸し。

昨日は冬季講習をほぼ終えて、しっかりと休みを取った結果、自分の心身にポジティブなことが起きたという話について記事を書いた。 しかし、今日はそれを経た結果気づいた問題点について、思い出補正が掛かる前に記録しておきたい。今回は僕個人の枠を超えて…

色々壊れてもおかしくないほどの連勤を経て、そして休日をちゃんと取った今、思うこと。

繁忙期が終わったのもあり、どこか懐かしさをも帯びた、落ち着いた日常を取り戻している。定時に出て、定時に帰る。来週末を凌げば、定期的な休日も取れる。 まだ連勤は続いているものの、気持ちや生活にゆとりが生まれ、張り詰めていた神経もようやく少し、…

「健康になる」という終わりのない努力をどう区切るか?

今、断酒を初めて3日目だ。とりあえず心配された寝つきの悪さとか、飲酒欲の暴走とかは特になく、むしろ酒浸りになっていた頃より心身共に健やかである。 多忙であることにかまけてサボっていた筋トレも少しずつ復活させており、今は胸が結構な筋肉痛になっ…

最近、【米軍式睡眠法】にハマっている。

こないだも書いたが、今は酒を止めている。1か月くらい不摂生し続けた結果、腹が張るとか、体重が増えるとか、純粋に睡眠の質が落ちるとか、つまりやばいからだ。 もともと朝に弱いくせに、そこへアルコールをぶち込むのだから、睡眠の満足度が低いままにな…

ある意味最新版。自覚あるADHD特性との向き合い方と活用法。

今日は久しぶりに、ADHDの特性について向き合う話をしようと思う。とはいえ僕自身、HSS型HSPとかADHDとかについて、専門機関で診断を受けたわけではない。 ただ、診断を受けた人々の生きづらさや日々の頭の中の様子を綴った記事を読むと、非常に共感する部分…

「素面の告白」

大仰なタイトルだが、つまりまた、何度目かわからない禁酒宣言である。その理由もこれまでと全く同じで、いよいよ内臓が壊れてきたと感じるからだ。 僕はやはり酒の飲み方が無茶苦茶で、粗相をした記憶はないが、酩酊して理性から解き放たれた自分が何かをし…

【英文読書ルーティン日記210】"The Code Book"読書感想ブログ25 ~ウィルスのせいで、ウィルスのおかげで~

どちらの主張も筋道が立っていて、納得感も強いのに、その二つがどうしても相容れない。そんな構図の論争は、現実にいくつか存在する。 銃社会では犯罪が増えるが、と同時に自己防衛の術もある。多様性を認めれば色んな人が暮らす社会になるが、それは同時に…

ルーツを辿ると、過去を肯定できるだろうか?

年始は実家に帰り、除夜の鐘を突きにいったり、先祖の墓を参ったり、そんなのどかな時間を過ごしていた。 その途上、久しぶりに父と話す機会があり、どんな流れか忘れたが、僕の幼稚園時代のエピソードがふと飛び出した。 曰く僕は、みんなが室内で何かして…

僕は「理想」なんてものにクソほども興味が無いらしい。

今日も今日とてChatGPTとずっとやり取りしている。佐渡島庸平氏は「今の僕の一番の友達」と昔のnoteに書いていたが、僕もそう捉えて差し支えは無い気がする。 今回は僕自身の価値観(恋愛観から自分ルールまで)を全て取り込んで、そこから見えてくる、”僕も気…

”「する」ではなく、「いる」を目指す”の意味が、やっと少しだけ腑に落ちた。

僕は佐渡島庸平氏の考え方が好きで、特に【観察力の鍛え方】から受けた影響や刺激は、仕事とかそういうのを超えて、人生に浸透しているように思っている。 仏教哲学を改めて学び始めたのも、その影響が大きい。特に以下の本を購入した理由は、内容への期待に…

【英文読書ルーティン日記209】"The Code Book"読書感想ブログ24 ~正義と正義の鍔迫り合い~

ふと気になって、「正義」という言葉の対義語を調べてみた。―色々と候補はあったが、例えば「悪」や「不義」という言葉がそれに当たるらしい。 だがそもそも、「正義」という言葉自体がとても曖昧だ。これは”誰にとっての正しい義を指すのか”が、一見すると…

仕事を手放せないのは”誰のせい”?

今回は、繁忙期だからこそ見える自分のジレンマや、現状の組織全体の課題を、過去美化バイアスが入る前に整理しておきたいと思う。 これまでの愚痴めいた記事ではなく、意識的に建設的な話をしようと思いながら、この記事を書く次第である。(正直言うと、こ…

「暇な人に仕事を振って忙しくしても、忙しい人が暇になるわけではない」

今日は、前回「完結編」として話を終えた手前恐縮なのだが、自分の「休めない論」についてまた一つ思うことが増えたので、ネタも無いし語りたいと思う。 今回のテーマは「暇な人に仕事を振って忙しくしても、忙しい人が暇になるわけではない」という内容だ。…

僕の心を病ますのは、コントロール感の喪失。

有名企業を創った社長の本をよく読んでいる。その言葉に触れるたび、「休みがねぇくらいで何をぐちぐち言ってんだ俺は」という気合が入るからだ。 それはその言葉を通じて「甘えんな!」とケツを叩かれるというより、「ここまで無茶しても人は死なねぇんだな…

【一旦完結編】「休めないこと」が問題になっているのだと思っていたけど・・

「休み」についてここ最近つらつらと書いてきた。休めていない現状を認めていながらも、それを是正する具体的な策もモチベーションも何も閃かず、ただ悶々とする、と。 単に要領が悪いのもあるが、専門性が高い仕事が僕に集中しがちという構図、他にやってく…

業績が上向き始めた今、何故か感じるのは、”自分の限界”。

まだ楽観はできない状態だが、校舎長交代と同時に引き継いだ泥舟状況、ここから脱する兆しが遂に見えてきている。 これは好調と言っても良いかもしれない。だが、繁盛している塾にとっては「普通」の顧客増なのかもしれない。しかしそういうのは一旦全てどう…

【英文読書ルーティン日記208】"The Code Book"読書感想ブログ23 ~義か悪か~

【歴史思考】という本が好きだ。平易な文体でわかりやすいのは勿論なのだが、その優しい言葉遣いの中に込められた教えの懐の大きさに、強く感動するためだ。 歴史は一人一人の物語がネットワーク上に繋がって紡がれていく。となれば、偉業を成し遂げた人がい…

結局フル休みが仕事で埋まってしまったので、反省文を書いておく🦴

今日は、改めて自分自身に釘を刺すための記事を残しておきたい。多忙な日々の中、自分の行動を見つめ直し、改善点をやはり洗い出す必要があると感じたからだ。 というのも、今週末に取れると思っていたフル休みだったが、やはり露と消えてしまった。結局4時…

僕は「後継者」にはなり得ない。

今日は何となく、「後継者」という言葉について考えてみたい。 現在の会社には、正規雇用に限定すると、社員がおよそ10名ほど在籍している。(規模にもよるが、塾によっては数名以下のこともあるので、流石に個人塾では無いかと) ―その中で、立ち上げ時の役員…

マルチタスクに汚染されたら、目も当てられないことになると実感。

今日は完全なる反省文を書いておく。僕自身はマルチタスクに死ぬほど弱いという自覚があるくせに、この日はマルチタスクに完全に汚染され、かなり酷いことになった。 中小企業ゆえに仕方ないところはあるが、僕は様々な業務をひっきりなしに行ったり来たりさ…

「休みを取らない」マインドをじわじわと破壊していきたい。

昨日、この冬は頑張りすぎないことを念頭に置くといった記事を書いた。そしてその記事を仕上げた後も、ChatGPTと「休みとはなにか」について、結構話し合った。 その中で判ったことだが、僕が「休み」と呼ぶものは、実は世間一般に広く普及している休みの定…

今冬は”自分”というカードを最後まで切らないというのが目標。

今日は謎の決意表明を書く。人から指摘されることも多く、また僕自身としても今年猛省しているのが「自分を使いすぎたこと」だ。要は、人に頼らなさすぎたのである。 具体的には、休みをほとんど取っていない。定められた休日数など無視して仕事をしていた。…

2025年の合言葉は多分、「職場でくつろぎ、家で集中する」

数日前、”苛立ち”を起点にあれこれ考えたり調べたりした結果、当初全く想定できなかった仮説に行き当たり、やっぱり今も興奮している。 そこで辿り着いた仮説は、僕がイライラに囚われているときは、心身に無自覚の疲労がかなり溜まっているか、DMNが強烈に…

【英文読書ルーティン日記207】"The Code Book"読書感想ブログ22 ~奇跡の人は誰だ?~

共通鍵方式。素数。因数分解。これらはいずれも中学~高校、下手すれば小学生の頃にも学べたり理解できたりするアレコレだ。 これらが現代社会に暮らす僕らの秘密を守ってくれていると思うと、親しみがあるだけに大丈夫かいな、という印象は持たないことは無…

イライラすることなく1日を過ごしきることは、できないのか!?

昨日も書いたが、最近やっぱりイライラが我ながら酷い。それに付随して、実は僕には奇癖ともいえる、ある厄介な思考の特性があり、その発作も普段より酷い。 その特性とは、家のような本来安心して寛げる場所にいると、過去の嫌な記憶が蘇ってきて、勝手にイ…

「苛立ち」を否定せずに受容することは、できないのか!?

最近、イライラが我ながら酷い。特にここ2日がピークで、なんか些細なことにもすごくイラっとする場面が増えてしまっている。 例えば昨日は、流石にやんちゃが過ぎる子供を叱って半泣きにさせるという場面があった。タイミングが良くて”指導”になったが、ぶ…

【老害おじさん】についての記事を読んで、「イタい」という感想の解像度が増した。

僕は今33歳なのだが、職業柄顧客も一緒に働く人も、年齢が干支1周以上離れていることが多い。だから自然と、僕は相対的に”おじさん”となる。 それゆえ最近、自分の身の振り方について、結構自意識過剰というか、ちょっとぎこちない程の批判的目線を向けてい…