精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

体調不良(偏頭痛)になって、身に染みてわかったこと。 (※健康のありがたみ、ではない)

今、数ヶ月ぶりに偏頭痛発作が出ており、仕事に支障が出まくっていて非常にしんどい。オーバードーズレベルで風邪薬を服用し、なんとか身体が動いている状態だ。 自分の代わりがいればしれっと休むことが出来たろうが、その辺は効率化の名のもとに最小限の人…

日本語が読めない人とコミュニティの、密接な闇。

先日SNS上で、胃袋の辺りが酸っぱくなるやり取りを見た。それはイラストを投稿した人(Aとする)と、それをアイコンに勝手に設定した人(Bとしよう)とのやり取りだ。 その問答をざっくりまとめると、以下の通り。 B「この絵良いですね、アイコンに設定しました…

講師のやり方を「見守る」ことの難しさと大切さと奥深さ。

僕が下手くそだと自覚していることの一つに、誰かを「信じて待つ、見守る」というのがある。その人のスタイルに一任することが怖く、どこかヒヤヒヤするという感じだ。 自分が手を入れないと、今より悪化する。そんな未来ばかりを視てしまう。こんな猜疑心に…

「類は友を呼ぶ」という言葉のダークサイドを語る。

「類は友を呼ぶ」という言葉がある。すごくあっさりと解説するなら、「みんな大体自分と似たような人と友達になるよね」みたいな意味合いだと思う。 この言葉自体は含蓄があるとかないとかというより、「まぁ世の中そんなもんでしょ」という当たり前のことを…

【英文読書ルーティン日記123】"START WITH WHY"読書感想ブログⅫ ~成功とは~

ありがたい話なのだが、先月から今月にかけて、新規入塾が10件以上あった。これは嬉しいのと同時に、ある意味基盤がグラついている状態だとも考えている。 新規を優遇して常連をおざなりにすれば、結果崩壊が始まる。ヘンなメッセージを対内的に出さないよう…

理念を具体化する方法は、物語のキャラクター作りに学べる説。

「START WITH WHY」という洋書をずっと読んでいる関係で、最近折に触れて、「自分にとっての理念はなにか(なぜこの仕事をしているか)」をよく考えている。 そしてそれを考え抜けた際は、証拠として明文化された言葉が現出するはずだと書かれていた。だからひ…

朝に"コレ"が強い人は、きっと脳のリソースを無駄遣いしている!!!!

単に「寝起きが悪い」で片づけていたのだが、僕には起きて1時間くらいすると、どうでもいいネガティブなことに強く意識が向いてしまうという癖がある。 やり残した仕事、今日やるべきタスク、生徒の少しピキっとくる態度といったことが、意識が覚醒してくる…

強い不安とストレスが消えないのは、大体はそれが「曖昧過ぎること」のせい。

最近、すごく忙しい。その理由は何かというと、とある部門の様子について、下手すりゃその内「荒れてる」という烙印が押されないか、不安で仕方ないからである。 しかし別の校舎に入っているスタッフに言わせれば、「静かな方」という。とはいえ僕の目から見…

「逃げ」と「報告」を区別できないリーダーはヤバい。

今の校舎を引き継いで約2ヶ月経ったのだが、予期せぬトラブルやら、前年度から残された膿やらがあって、全く落ち着いて振り返りができていない。 僕はリーダーとしてきちんと職務を全うできているのだろうか。そうじっくりと自問したいのだが、そうすると寝…

ヤベェ、本気で脳みそが働かない。

昨日は友達と飲み会であった。その店は日本酒のレパートリーが豊富で、店の居心地も良く、また久しぶりの再会とあり、何種類もちびちびと飲んだ。 起きてみれば、普段目が覚める時間より2時間も前倒しでの覚醒だった。とはいえ、気持ちこそ悪いが、頭は痛く…

骨太の教養を身に着けると、どんなイイことがあるの?

【多動力】を得るためには、骨太の教養を身に着ける必要があると書かれている。木の幹に当たる、太い知識の部分を指す比喩表現だと思う。 その一例として紹介されていたのが、サピエンス全史だ。この大著は僕も読んだが、確かに一つの”骨太な教養”を得られた…

【英文読書ルーティン日記122】"START WITH WHY"読書感想ブログⅪ ~達成はできるが、成功はできない~

理念。大事だということは何となくわかるが、つまりそれは何なのか。例えば就活生の頃とかだと、一瞬たりとも考えたことのないテーマである。 本書を通じ、その巨大にして難解な、それでいて曖昧なことについて、自分なりに思索が深まっているのは、すごく有…

「気にしない」とは「考えない」という意味、ではない。

「気にしない」という言葉がある。これはある意味自分に言い聞かせる言葉でもあり、また人に向けて励ましの狙いを込めて伝える言葉でもある。 意味合いとしては、考えても仕方ないことや他者の言動に関して、クヨクヨ思いを馳せても無益なんだから、考えるの…

売上を増やすより、無駄を減らす方が簡単だと改めて悟った。

最近、バビロンの大富豪という名著を読み直している。元々は「本当にお金を持つことができる人の思考」が学べると聞いて、買った一冊だ。 バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか [ ジョージ・S.クレイソン ] posted with カエレバ …

「空き時間」を悪いものにしない思考法とは?

今、職場にいるが、暇である。なぜかというと、予定していた授業が1つ、急遽飛んだからだ。だから今、すごく手持無沙汰である。 熱い人が聞いたら、「仕事はテメェで見つけるものだ!働け!!」と怒り出しそうな状況である。だから今は、Midjourneyで画像を…

それ、本当に達成できますか?心を殺す「短期目的」という遅効性の猛毒について。

昨日の夜から今日の朝にかけて、久しぶりにネガティブの底に落ちた。原因の7割は二日酔いのよるハングザイエティなのが情けないが、3割は違う。 それは、生徒制御に関する悩みだ。うまく生徒を授業に向かわせつつも、ある程度は許容できる空気を作らねば、幸…

多動・衝動が目立つ生徒に触れると、異常に心が疲れるので理由を考えてみたら、自分という人間の根っこにある闇に辿り着いた。

自分の中で折り合いがつかない感情に出会うと、それを徹底して言葉にすることを意識付けている。そして今、新しいネタが出来た。(というより、気付いた) それは、多動・衝動が目立つ生徒に接すると、異常に心が疲れるということだ。他の人からすると「ちょっ…

無理に打ち解けなくてもいい。「交流イベント」の意味合いが、自分の中で更新された。

今日は花見と称した顔合わせのイベントが、会社で行われた。大学生と社員を合わせて15人くらいが一堂に会し、肉を焼いて、語り合う。 だがその場にいながら、僕はなんとも言えない違和感を覚えていた。楽しかったのには間違いないのだが、実は僕は、ほとんど…

【英文読書ルーティン日記121】"START WITH WHY"読書感想ブログⅩ ~WHYというメガネで世界をみよう~

いよいよ本書も佳境に入ってきた。視座が上がると言えばかっこいいが、なし崩しで長になった身なので、恐ろしい勢いでフレーズが自分にしみこんでくる。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com そして本書を通じて著者が伝えたいことも、段々と深いところに入って…

完璧主義はコスパが悪い。70点で満足する練習は、超大事。

嬉しい悲鳴はまだ続いている。入ってきた問い合わせに応対し、担当講師を決めて、研修を行い、授業が回るところまで確認して、また次のタスクに着手する。 錐もみ状態になりながら走り回っているせいか、寝ても疲れが取り切れないことが増えてきた。だから、…

学びを共有する場と相手が存在しないことは、本当に辛く寂しい。

僕にとって幸福とは何なのか、たまに考える。ただし、「幸せ」とは何かと比較した結果生まれる相対的な概念であることが多いので、結構慎重に考えるようにもしている。 だからもっと単純に、例えば何をしているときが楽しくて、何をしているときは楽しくない…

「ちょっと多動が目立ちますね」的なことをやんわり保護者に伝えたら、急遽面談をすることになったハナシ。

前日、以下のような記事をアップした。 読んでいただけるとわかるが、正直容認しきらないレベルの多動が少しずつ目立ち始めたご家庭に、やんわりとそのことを伝えたという話である。 そして今日、突然なのだが、その保護者と面談することになった。事前にア…

「ちょっと多動が目立ちますね」的なことをやんわり保護者に伝えたというハナシ。

低学年向けコンテンツを実施しているのだが、最近疲れた様子の講師から、ある生徒の言動について、相談を受けた。 来てしばらく歩き回らないと席に着けない、間違えた問題に指導を入れると癇癪を起す、かと思えば急に全身の力を抜いてイスに横になる、等々。…

「言語化」の練習は、不愉快に感じた出来事から始めるのがオススメ。

自分の感情を言葉にできた方が、ストレスは少なくなると言われる。それもあって、僕は入試等で物語文が問われるのは、賛成派である。 しかし言語化というのは、やってみるとわかるが結構難度が高い。そもそも自分が何を言葉にできていないのか、それを突き留…

「生徒制御」と「沈黙」は似て非なるものだ。

時折、講師から生徒制御に関する不満・不安・相談を受ける。これらの悩みをよくよく聞いていくと、大抵はある1つのそれに落ち着く。 それは、「生徒がなかなか、黙って授業を聞いてくれない」というものだ。授業時間が50分あったとして、どうしてもガヤガヤ…

【英文読書ルーティン日記120】"START WITH WHY"読書感想ブログⅨ ~問え、ひたすらに、ただ深く~

日本のビジネス書と、英語のビジネス書の違いは何か。本当に主観的な感じ取り方だと思うが、後者の方が客観的、つまりデータや実例に基づいて話が進む印象がある。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com いわば筆者の「こう思うんよね」という感想はほぼ徹底的に…

生徒を「ありのまま」に見つめるにはどうすればいいのか。

「嫌われる勇気」を読んでいると、「普通である勇気」や、「ありのままの自分を認めること」の重要さが、繰り返し出てくる。 このことを読んでいるとすごく考えさせるのが、生徒との向き合い方だ。特に、正直好ましくない言動を繰り返す生徒に対して、僕はそ…

「場所に仕事をさせる」という考え方が素敵なのでシェア。

最近、斎藤一人氏の著作をまたコツコツと読んでいる。そして色んな本に触れていく内、共通して登場する考え方に、いくつか気付くことができた。 その中でも、最近急に腑に落ちたものがある。それが、乱暴に言えば「暇そうにしていると、客が遠のく」という考…

いい授業とは、互いの知見が共有できたときに達成されることだな、と。

良い授業とは何か。これの定義は、よく考えればすごく難しい。生徒の反応が良ければ、それは自動的によい授業なのだろうか。こんな風に、全く掴みどころがない。 だが、自分の中にその解も無いまま、漠然と授業をし続けるのも嫌だと思っていた。せめて自分な…

「貢献感」を狙って生み出す方法が見えたかもしれない。

最近「嫌われる勇気」を再読している。もう読み返して6回目くらいなのだが、それでも新たな発見があるというか、自分の観点が変わっているからか、学びが多い。 その中で今までと違い、すごく心に引っかかったのが、「貢献感」という言葉である。これこそが…