精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

トーク

「怒り」を言語化し、丁寧に観察してみた。

最近仕事における面倒事が重なり、すごくイライラする1日があった。その苛立ちは起きてすぐに始まり、シャワーを浴びながらずっと壁を殴りたいほどであった。 基本的に怒りという感情は、制御が不可能だ。正確に言えば、それが激怒になった瞬間、しばらく手…

低気圧メランコリーと僕。

僕は昔、適応障害と診断されたことがある。今の仕事に就く前の話であり、特にその頃の記憶を引きずることなく、病みもせず、普通に過ごせているとは思う。 だが時折、ざっくり月に1度くらいのペースで、あの頃に匹敵するくらいのうつ症状が自分に発生するこ…

心の中の9歳児を制御したい。

子供の頃からずっと、良くも悪くも治らないと感じる性質がある。それは、いつでも何かのテーマを設定し、それに則って日々を送りたいというものだ。 例えばこないだまで、僕は減量に取り組んでいた。元々は年始に急性アル中をやらかした反省からスタートした…

多忙を容認すると若手が消える説。

仕事をたくさん詰め込んで、忙しくする。これ自体はデメリットの塊に聞こえるのだが、物事はすべて一長一短であり、これにも良い面は存在する。 僕にとっては、メリットの方がまだ大きい。「忙しい」という状態は、結局は自分が選んだ道である。そのことは、…

連勤が終わると決まった際に心に浮かんだ”ヤバいこと”の話。

最近、「休みがほとんどない」と愚痴っていた僕だが、棚ぼたで3月初めに1つ、フル休み取れることになった。 本来は猛烈に喜んで、「休みだし、何しようかな~♪」とルンルン気分ではしゃげば良さそうなものだ。僕もそうなることを、僕自身に期待というか、予…

僕の集中力は全然”無い”という前提に立つと、全てが繋がってきた。

最近、自分のトリセツを更新すべき発見があった。今はまだまだ検証と観察の段階なので、そのまとめとなる記事を書くつもりはない。 ただ、段階を踏んでしっかりと理解していきたいとも思っているので、途中報告をしておこう。そう思ったので、この記事を書い…

人はなぜ連勤をしてしまうのか? ―僕の心理を基にした一考察。

声を大にしては言えないが、僕は今猛烈な連勤の真っ最中だ。カレンダーが1枚切り替わって、少しお釣りがくるくらいの日数の途中である。 流れに乗ったり、環境に順化したりしてしまうと、人は疑問を持たなくなる。たとえそれが暴政であっても。そのことは歴…

「1年をまとめて振り返ること」は、さほど意味がないんじゃないか説。

自分の肩書きや立場が変わって約1年が経った。本当にあっという間という驚きを感じているが、会社からこの1年の検証を促す書類が送られてきた。 ぶっちゃけ直感としては力量不足を痛感しっぱなしだったの一言なのだが、これはバイアスが掛かりまくっていて、…

同期コミュニケーションを”避ける”方法を閃いた。

今日は少し変なタイトルだが、同期コミュニケーションを避ける方法について、謎のことを閃いたので記事にしてみようと思う。 以前も触れたことがあるが、僕は電話が大の苦手だが、実を言うと1:1のあまり話したことが無い人との面談も苦手としている。具体…

「パターン化」はひたすらに悪いことってわけじゃなく、使い方次第って話。

ちょっと今更感があるが、サッカー選手の長谷部誠氏が書いた、【心を整える】という本を読んでいる。 その時ふと、競技者の言葉の中で、彼らが「気が楽になった」と語る場面が時折出てくるのだが、そのトリガーが結構似ていることにふと気づいた。 心を整え…

嫌な記憶たちと、どう向き合うか。

今日は嫌な記憶と向き合う方法について、持論を書いてみる。正直普通に生きていれば、皆さんも1つや2つではなく、10や20にもなる嫌な記憶があることだろうと思う。 不思議なもので、年齢を重ねるにつれて、古い記憶に伴う嫌な思い出の数は、大きく減少してい…

自分を追い詰めるのは、いつだって”自分”。

仕事中、時折自分が追い詰められている感覚に襲われることがある。正直、今現在もその状態にある。やってもやっても仕事が終わらない気がして、精神が壊れそうだ。 「仕事に追われる」「しがみつく」といった風に表現の仕方は様々であるが、僕自身は「追い詰…

「一人の時間」が示すものは、思った以上に”独り”である。

最近、一人になる時間を重視している。僕がHSS型HSPだとしても、超内向型だとしても、提唱者だとしても、どれにしたってそれが要ると書かれているためだ。 日々の暮らしの中で、仕事の中で、如何にして一人になるか。これをきちんと設計しないと、僕のメンタ…

今人生で一番、「伝記」を読みたいと感じている。

最近、偶然のきっかけで、以下の興味深い心理テストを試してみた。 www.16personalities.com その結果自体は眉唾なところもあるだろうが、これはこれで自分の性格について考える、一つの良い機会になったと感じている。 いわく、僕は【提唱者】らしい。 www.…

感情は、期待するほど早くは切り替わらないが、絶望するほど長続きはしない。

今日は、本のタイトルのようなことを言うが、「感情は、期待するほど早くは切り替わらないが、絶望するほど長続きはしない」という話を書いてみる。 これは、最近書いた記事のトピックに重なるが、感情の持続時間に関するベルギーの大学の調査がきっかけだ。…

「引退」も「継承」も、”あること”を達成して始めて許される贅沢な気がしてきた。

「引退」や「継承」を前提として、いわば僕はいつか必ず居なくなることを念頭において、仕事に当たること。これが現時点の僕のテーマになっている。 自然と意識が向く話題も、例えば「死」や「諸行無常」といったものが増えてきて、32年の人生において一番、…

僕がこの塾講師という仕事で、唯一無二の大嫌いな作業を白状する。

今日は僕がこの仕事で唯一と言っていいほど、めちゃくちゃ嫌いなものについて話してみる。 「何だそれ」という話だとは思うのだが、僕が今やってる仕事の内、全く好きにもなれず、慣れることもないものは、ビラ配りだ。 よく校門の前に立って、下校途中の生…

冷静に考えると、僕は僕が何を普段考えているか、全くわからない。

僕は「エンパス」という、他者の感情に過度な共感を示して疲弊しやすいという、生まれ持っての思考の癖があるらしい。 僕が感じる喜怒哀楽の大体は、僕が本心でそう思ったからではなく、他人がその感情を感じているのを受信し、結果僕もそう思っているという…

僕の講師引退を阻む定義の綾と、【器】という概念。

事あるごとに「引退」とこのブログでは書き散らしているが、その現状は、お世辞にも前進しているとは言い難いところがある。 時折、この信念が揺らぎそうな考えが頭に浮かぶ。「無理に引退せず、このままで良いのではないか」「成り行きに任せればいいのでは…

昔から「ドラマ」が苦手なので、その理由を言語化する。

別に隠していたわけでもないのだが、あまり周囲から同意を得ない、苦手なものがある。それはドラマだ。特に生身の人間が演じるドラマが、昔から苦手で仕方がない。 その理由は、観ているとどんどんしんどくなるからだ。特に主人公を始めとする登場人物が胸糞…

僕が思う、「父親」に向いている人。

僕は僕のことを、人の親になるには不適合な人間だと考えている。別に卑下しているわけではなく、色々アウトプットした己を見つめて、素直にそう感じるだけである。 一方、僕から見て、独身だけどきっと父親に向いているなぁと思う友人が、ちらほらいる。 た…

ネガティブ感情という”もう一人のボク”とどう折り合いをつける?

急になんだという話だが、さまざまなフィクションにおいて、キャラクターの中に、理性で制御できない別の人格が宿っているといった設定がよく見られる。 最古の例を僕は知らないのだが、これを「もう一人のその人」と呼ぶのなら、遊戯王や犬夜叉といったメジ…

「行動できない人」の解像度を上げたら見えてきたこと。

行動力の違いは、一人一人異なる。このことは、厳然たる事実として存在する。とても否定できない、まさにその通りの真理だと思う。 僕は元々、口が裂けても「即行動できる人です!」なんてことは言えない。どちらかと言えばとても遅い方であり、レジギガスに…

先行きのわからない未来を、改めてゲームみたいに捉えて楽しんでみるテスト。

未来は予測不可能だ。これは当たり前だと思われるかもしれない。では、データの延長線上に未来はないと言われれば、どうか。僕はこの指摘に、かなり面食らった。 どちらかと言えば数学の漸化式みたいに、パターンが見つかればその先も全て見えるのがビッグデ…

"毒感情"を止めるのではなく、解毒するシステムを自分内外に設計したい。

組織単位か自分事か関係なく、ネガティブな感情への身の処し方は、熟達を必要とする達人的な技術のように思い始めている。 これらの感情はそもそもが好ましくないとして、発生自体させないよう悪戦苦闘する人が多いのだが、僕はもうそれは諦めている。不可能…

「自分を信じるのは2回までルール」がそこそこ機能しているのでシェア。

自分で言うのもなんだが、僕は自分で自分に色々なルールを設定して生きている。これはひろゆき氏の【無敵の思考】の受け売りで、気付けば日課になっていたものだ。 その中でも、最近凄く自分にしっくり来ているものがある。それは、「自分を信じる回数は、最…

仏教思考の現在の学習状況を、一旦まとめておく。

自己流には違いないが、仏教の思考体系が好きで、ここ1年以上勉強を重ねている。進歩したなと思うこともあれば、全然変わってないと思うこともある。その繰り返しだ。 仏教において「わかった!」という満足はただの「慢心」に過ぎないので、手応え感が無い…

「行動」とは何か?何が要素として入っていれば、「行動」なのか?

行動とは何か。よく、「いいから行動しろ」と言われるが、具体的な指示内容は極めて曖昧であり、言われるたびに腑に落ちないような感覚を持っていた。 今日ふと、それはなぜなのかを考えたとき、一つの心当たりに行きついた。それは、自分の中で「行動の基準…

人事を尽くして天命を待つという言葉の、僕なりの解釈。

最近の身の処し方として、「人事を尽くして天命を待つ」という言葉を強く意識している。どちらかと言えば、自戒の意味が強いのだけれども。 具体的には、現状について時折、「俺は人事を尽くさずに、ただ天命をお祈りしながら待っていないか?」と振り返るよ…

結論。「楽しい職場」は正解のようです。

「仕事は楽しい」というと鼻白む人がいる。「そんな甘い考えで、ナメてんのか!」とか、「仕事は辛い、だから給料が出るんだ!」というのが大抵の反論だろう。 僕自身、心のどこかで、「仕事が楽しければワケないよな」と斜に構えている部分が無いわけでは無…