精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

読書感想文

「『見て学べ』っていうの暴論・前時代的!」・・というのは本当だろうか?

「見て学べ」というフレーズがある。これは10年以上前の時点ですでに、どこか前時代的・根性論というイメージがあり、あまり好ましくない言葉になっていたと思う。 未だに覚えているのだが、「俺の所作を見て学べ、という職人は要りません」と切り捨てる企業…

ChatGPTと僕の言語化されていない哲学について”対話”したら、すごく面白かった件について。

ここ最近ハマっている遊びがある。それはChatGPTにこのブログの草案を投げて、校閲してもらうというものだ。 客観性を意識しても、僕の主観バイアスは多かれ少なかれ絶対に添加される。真の意味で客観性を獲得するには、本当に他所から見てもらうのが一番正…

10年後、20年後に、自分がいわゆる【講師】をしている未来がやっぱり見えない。

今日はこれまで以上に、僕個人のことを話す記事になると思う。 僕は今33歳だが、2年ほど前から2024年度を一つの区切りとしようと決めていると、何度か書いた。2024年という数値に深い意味はない。ただの仮置きのようなものだ。 なぜここを区切りとしたいかと…

【英文読書ルーティン日記200】"The Code Book"読書感想ブログ15 ~歴史の闇を暴けるか~

タイトルを打ち換えて気付いたが、毎日英語の長文を読むという習慣を始めて、200週経ったという。僕は1400日程度、英語に触れていることになる。 英語が苦手だった中学生の頃には、全く想像できなかった暮らしを、今の僕は送れている。成長というより、好奇…

「勉強法の指導は意味があるのか?」

保護者アンケートを見ていると、「勉強法を教えてほしい」といった要望がよく書かれている。これについては、賛否両論というか、論戦が絶えないように僕は思う。 先に、勉強法の指導に、本当に意味があるのかということについて、僕の立場を述べたい。結論か…

『仕事は楽しくやるもの』という教えが持つ、本質的な意味が見えた。

仕事は「楽しくやるべきだ」という考え方がある。正直なところ、僕は以前、この言葉にどうしても懐疑的だった。 極端に言えば、やりがい搾取の類ではないかとさえ考えたこともある。その理由は今ならわかるのだが、主に経営者・成功者の方々が異口同音に唱え…

「誰のために、何を提供して、自分は働いているか」という問いに答えられるだろうか。

僕は誰のために働いているのか。冷静に考えれば、就活に励んでいた頃を最後に、この根本的な問いを真面目に考えたことが無いように思う。 この盲点に気づいたきっかけは、これまた完全なる偶然だった。今再読中の「感情は、すぐに脳をジャックする」という本…

【英文読書ルーティン日記199】"The Code Book"読書感想ブログ14 ~忘れられた英雄たち~

たまたまだが、今、メタルギアソリッド4の小説を読み返している。戦争・軍事に伴うあまりにも重厚な物語。プレイ動画を知らないと、ついていけないと思っていた。 しかし今、それと並行してこの”The Code Book”を読むことで、相互補完的というか、両方の理…

『ビジョナリー・カンパニー3』と昨今の失敗例から学ぶ、衰退する組織が大体やってるミス。

紹介するまでもないが、『ビジョナリー・カンパニー』という優れた本がある。サイバーエージェント社長の藤田氏も強く影響を受けたというから、非常な名著だと思う。 僕はシリーズの1~3作目を読んだことがあるのだがが、どちらも素晴らしい内容だった。しか…

「感情を受け入れる」≒「受容する」≒「脱フュージョンする」≒「切り離す」・・ことが、急に納得できた!!!!

本日もまた、「感情」に関する記事を書いてみたい。というのも、完全に偶然ではあるのだが、またそれに関して新しい発見があったためだ。 具体的に言えば、認知行動療法などでよく言われる「受容」の意味が急に理解できた、という話になる。もちろんそれ自体…

「自愛」の定義は無茶苦茶深い。 ーその由来は忘れたけれど。

今日は片頭痛発作の2日目だ。頭痛がかなり和らいだが、次のフェーズである、熱が出ていないのに高熱のときのように身体がだるく重い、という症状が出ている。 幸い、薬が効いて、頭がズキズキして辛いという感覚は無い。しかしながら、とにかく怠く、集中も…

【英文読書ルーティン日記198】"The Code Book"読書感想ブログ13 ~エニグマVSボンブ~

数学は苦手だが、数学者のドラマは不思議と心が惹かれる。僕が想像することすら叶わない抽象世界を探検し、未知の理論を打ち立てて、後世へ語り継がれる天才たち。 特に好きな数学者は何人かいるが、今回登場しているアラン・チューリングはその一人だ。【素…

「努力」を楽しくするのはいいけど、「遊び」にまでユルめたらアカン。

今日は先日の記事の続きみたいな内容を書いてみる。ざっくり言えば、「努力」を楽しくするのはいいけど、「遊び」にまでユルめたらアカン、という話だ。 これはどちらかと言えば自戒の言葉なのだが、先日僕は、「努力自体が楽しくなれば無敵だよね」みたいな…

「努力」について、とりあえず僕が思っていることを棚卸し。

今日はあえて、手垢だらけのテーマについて記事を書いてみたいと思う。それは聞かない方が珍しい、「努力」という言葉についてだ。 特に令和の昨今では、泥臭い努力はどこか毛嫌いされているというか、ナンセンスなヤツの行動原理の特徴という風に、マウント…

「観察瞑想」の雰囲気を掴むのにぴったりなイメージを2つ見つけたので紹介する。

何日か前に記事にした通り、僕は「観察瞑想」という瞑想法を取り組んでいる。もはや取り組んでいるという言い方より、”ハマっている”といった方が正確かもしれない。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 瞑想というとしっくりこないので、あえて「自分の心の徹…

「恐怖」と「好奇心」をもう少し掘り下げる。

今日はこないだアップした記事の続きみたいな内容を書いてみる。「恐怖」と「好奇心」はかなり近しいという気づきを基に色々調べたら、結構同じ意見の人がいた。 その方々の言葉を参照してみると、面白い考えをたくさん学ぶことができ、また結果として、僕の…

【英文読書ルーティン日記197】"The Code Book"読書感想ブログⅫ ~好きな数学者登場~

昔書いたが、僕は和訳されたこの本を大学生の頃に買い、読んだことがある”はず”だ。だが筆者が苦心した後のはずの数学・理系用語に挫折し、一読して終わったのだ。 今僕は、正直言ってほぼ全て、新鮮な気持ちで楽しむことができている。読んだ記憶があるのは…

「恐れ」と「不安」を丁寧に紐解くとわかったこと。

今日は何となく、「恐れ」という感情について考えていた。「恐れ」は「不安」と”全く同じ感情である”と混同されやすいが、区別が難しいだけで、少し異なるらしい。 僕は日頃よく不安を感じる性質なのだが、今は少し恐怖に近いことを感じる場面が増えているの…

最近、【観察瞑想】がとてつもなく面白い。

急がば回れではないが、色々と踏ん張りどころが続いている今、自分の心をしっかり整える重要さをひしひしと感じている。 例えば僕の主観的な好き嫌いで物事を決めないとか、不安・苛立ちといったネガティブ感情から思考を切り離すとか、この辺りのスキルは身…

自分を上手に甘やかせないとマジヤバい、ってことはよく忘れちゃうからマジヤバい。

自分に厳しくするべきか、それとも優しくするべきか。これに対する意見は人それぞれだと思うが、僕はストレスに対するセンサーが鈍くなると非常にまずいと感じている。 何度か書いた話だが、僕は過去、根を詰めすぎたことが祟って、適応障害で4ヶ月間充電に…

めんどくささの正体とは、「妄想が作るストレス」に過ぎないのかもしれない。

今日は自分の心の中で起きている「謎の悟り」について、言葉にしてみようと思う。より正確には、「達観」とか「諦観」と表すべきだろうか、とも思う。 突然なんだという話だが、火曜日、水曜日、木曜日の仕事を思うと、割といつでも気が滅入る。接していて苦…

コミュ力の”秀才”の方法論を真似したらめっちゃ良かった件について。

コミュ力という言葉がある。僕はこの言葉自体は愛憎入り混じるというか、”ある”側の人が、”無い”側の人にマウントを取る際に振りかざす言葉という印象を持っていた。 しかしこの言葉の解像度が上がっていく内に、むしろこの言葉から逃げず、総合力としてこれ…

「社畜w」という冷笑をするヤツに任せたら、多分店が潰れる。

今日はチラ裏みたいな内容だが、「社畜w」という冷笑を、中小企業の支店長に使ったり、或いは立場ある人間が使ったりするのは、どうなんだろうという話をしたい。 実際、僕は今この記事の元になる話を、出勤途中の車内で、運転しながらスマホに吹き込んでい…

【英文読書ルーティン日記196】"The Code Book"読書感想ブログⅪ ~数学者VSエニグマ~

僕は世界史があまり得意では無かった。カタカナで書かれた馴染みのない土地名も人名もまるで興味が持てず、高校でも苦手科目のまま過ごしてしまったくらいだ。 しかし今は、その頃よりは多少興味が持てている部分もある。どの知識から入っても、最終的には世…

他人からの攻撃が”癒し”に? ―過去の罪と恥の意識を軽くする発想に、遂に行き当たった。

今日はすごく唐突だが、罪や恥についての考え方が自分の中で変わったので、それを一度言葉にしておこうと思う。 自分で言うのもヘンだが、多分偏差値で言うと60くらいの水準で、僕は自分の過去のイチイチが嫌いだ。正確に言うと、後悔しているイベントがとて…

「人生はいつだって修行だよ」という構え方は結構イイ。

今日は感情が揺さぶられることが多い1日だった。傍目から見ればそうは思われなかっただろうが、悲しみとかそっちにではなく、怒りの方面にだいぶ揺れた。 本筋から脱線したところで空中戦が行われる会議。ぶっちゃけ生徒数に危機感を持つべきタイミングなの…

「人のせいにしない」という考え方の功罪。

「人のせいにしない」という教えがある。松下幸之助氏をはじめ、著名な方の言葉においても、組織をまとめるためには「人のせいにしない」ことが重要だとされている。 僕はこれを、非常に厳しい精神修行を常に自分に課すようなものだなぁと、そんな風に捉えて…

一発逆転策は死んでも取らない。ただしこれは何度も誓わないといずれやらかす。

今月の売り上げを去年の売り上げと比較して、僕は目玉が飛び出るかと思った。生徒数の減少より急激に、対比した結果の売り上げそのものが減っていたからだ。 正直、その瞬間はかなりテンパった。すぐに計算もやり直したが、やはり数値は同じ。一体他にどんな…

【英文読書ルーティン日記195】"The Code Book"読書感想ブログⅩ ~エニグマ~

解読できたら、理屈を抜きにして嬉しい。最近、英文和訳の問題を解いていて、ふとそう思った。故に思う。結構これは、根源的欲求なのではないか、と。 「何が書かれているか」を知りたいからこそ、何万時間も費やして、例えばゾディアック暗号に挑んだ人だっ…

「5週間前準備」を練習すると結構イイよ、という提案。

とんでもない結果を出す人たちが異口同音に口に出す教えは色々ある。その中の1つに、最近ようやく体験が追い付き、「確かになぁ」と納得できたものがある。 それがタイトルにもあることに付随するのだが、「事前準備を想定以上に前もって始めること」である…