精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

余談?

「一切皆苦」という仏教哲学と、過去のクソ記憶が、僕の心を一番整える説。

仏教哲学を独学で学び始めて久しいが、今一番自分にとって大事だと思う考え方は、「一切皆苦」である。これについて5か月前にも記事にしたが、解像度がちと低い。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com その当時は、「楽しいとき、幸せなときの中にも、苦に繋が…

全然腹落ち感なかった【リフレーミング】の意味が、やっと分かった、かも。

「リフレーミング」という心理学用語がある。簡単に言えば、目先の出来事の解釈を変えることで、ネガティブな思考にヘンに囚われ続けないようにするものだ。 久しぶりにChatGPTに質問を丸投げして、その定義を改めて教えてもらった。曰く、こんな感じらしい…

【やや使用注意】心の動揺を鎮めるには、同じタイプの極端な事例をぶつけるのが良さそう。

僕は退屈な時間が好きではない。なぜかと言うと、本当にぼーっとしているときほど、過去の嫌な記憶や、将来への杞憂が脳内に立ち込めてくるからだ。 酷いときは、その嫌な記憶が別の嫌な記憶を連想させ、その感情に完全に乗っ取られかけることもある。そうい…

【皆さんはどうですか?】僕が即答できなかった問いがあったので共有します。

今日は会社の中で、担当している校舎の現状と課題、展望についてミーティングする機会があった。 前もって資料を作成しながら、自分なりにそれらを棚卸しした状態で臨んだので、大体は恙なく進んだのだが・・・”ある質問”で、僕は完全に停止してしまった。 その…

「経営者目線」を獲得するためには、結局”数値で現実を見る”のが手っ取り早いっぽい。

最近、「独立」という言葉を使わなくなった自分に気が付いた。これは何も、自信を失ったとか、現状に満足しているとか、別にそういうわけではない。 単に講師として自分はどう在るべきか、どんな講師でありたいか、その理想像がかつてないほどくっきり見えて…

器がデカい人ほど筋トレを推奨する理由が深くて面白い。

僕も昔からそうなのだが、どうしても人の言動や視線が気になって、自分を押し殺すところが結構強い。(HSP気質を持っているんだろうなと思ってるけど) それは人類普遍の共通の悩みであるようで、心療内科の先生や、論文マニアの方への質問として、言葉こそ違…

ずっとイライラして不調なときに、どう自分を中立へ引き戻すか。

なるべく好奇心を持って観察しようとは努めているのだが、今日ははっきり言ってメンタルの調子が滅茶苦茶悪い。ただし、別に鬱というわけでもない。 まず、起きてから何故かずっと、滅茶苦茶イライラしている。起きてもいないトラブルを想定してカリカリし、…

「なんとなく嫌なこと」を、コーチングのメソッドを使って掘り下げてみた。-すると超ヤバかった。

【観察力の鍛え方】を読んでいると、「”苦手”は思考停止ワード」という指摘があって、ちょっとドキっとする。 僕自身、嫌なことや、やってて手応えに乏しいことほど、さっさと「苦手」とラベリングし、距離を置いてしまいやすい思考の癖があるからだ。 当然…

ダニングクルーガー効果の建設的な使い方ガイド。

ここ最近、調べれば調べるほど、色んな意味で”面白い”と思っている語句がある。それは、「ダニングクルーガー効果」だ。 死ぬほど乱暴に言えば、正直浅い知識の人ほど、何故か自己評価が凄く高いよね、という傾向を指す言葉で、実はイグノーベル賞を受賞して…

当事者比ですが、作業効率を爆上げする方法を開発したので、シェアします。

自分で言うのもなんだが、ここ最近打ったライフハックが次々とハマって、僕という個人の生産性が凄く高まっている。 なにか大きなことを成し遂げたとかそういうわけではないが、日々の細分化されたタスクが未消化のまま終わることが無くなり、嫌いな電話への…

「どうでもいい」という言葉は、とてつもなく懐が大きい言葉ではないかと思えてきた。

「受容」「受け入れる」「ありのままを受け止める」「期待しない」といった、心を中立に保つための心構えを、方々で見かける。これが簡単に聞こえて、難しい。 僕自身もその大切さは頭で理解しているのだが、それを体現したらどうなるか、その意識にどうすれ…

理解しきれない他者の背景を読み取るスキルを、僕らは小説の読解問題から学んでいる。

大体どの高校入試も大学入試も、小説・物語の読解問題が出題される。その狙いについては皆様それぞれ一家言あるだろうが、僕はこう考えている。 曲解や決めつけ、当て推量といったやり方で、対人評価や状況の判断をするヤツをふるいに掛けるため。 得てして…

「現状維持バイアスの外し方」が超簡単で超効果的だったのでシェア。

世の中は絶えず変化し、万物は流転する。こんな話は平家物語の序文でも書かれている「当たり前だよ」と思われる話かもしれない。 しかし人間とは不思議なもので、変化を歓迎し、前向きに適応できる人の方が稀有である。僕らは変わりたくないのだ。多少不便で…

嫌な記憶というストーリーを、徹底して分解してみよう。

あなたに不快な気持ちを生じさせるトリガーはなんだろうか。この質問をされて、即答できる人など、皆無ではないかと思う。 嫌な記憶や感情など、誰だって浸りたくない。だからなるだけ目を反らすし、別の没頭できる対象を見つけて気晴らしするのが効果的だと…

僕は早起きがしたいんじゃない。”早く起き上がりたい”んだ。

僕は朝が苦手だ。今もそう思っているが、最近は世間が言うそれと僕の認知の間には、少しズレがあるんじゃないかと思い始めている。 僕はそもそも、生粋の夜型である。朝日とともに”目覚めたくない”という本音もまた、この仕事をしている理由の結構な割合を占…

とある低学年男子の癇癪を”教科書通りに”止めたので、その振り返りを行っておく。

今、左腕と左足のハムがプルプル震えている。小さい男の子のどこにこんな筋力があったのか、事が収束した今も、心のどこかで驚いている。 何があったのか。タイトル通りだが、低学年の男子が1人、塾に来るや否や暴れ始めた。トリガーはよくわからないが、虫…

「心の目」の意味が少し腑に落ちた、かも。

有名な漫画からガチガチの武術の指南本まで、「心の目」という表現がよく出てくる。 「とにかく深く見ようね」といったすごく浅い意味で僕は納得していたのだが、最近その意味が少し更新された。 そのきっかけは、五輪書の【水の巻】を読んだことにある。こ…

頑張りすぎる人は、尊いのではなく、ウザがられてる説。

今日は特定の誰かに苦言を呈するという話ではなく、むしろ自分への戒めとして、一般論をまとめたいというのが狙いである。 僕は自分で言うのもなんだが、とても頑張り屋さんだ。またしても連勤術の最中であり、次のフル休みは2週間ちょっと先まで無いくらい…

自分で自分の心臓に刃を当てる。【死亡前死因分析】で未来の死を食い止めたい。

悲観的でもなんでもなく、舵取りを間違えたりちょっとでも傲慢になったりすれば、僕は今の校舎をすぐにでも潰すと考えている。 どこにいても、なにをしてても、僕が気になることは今のところただ一つ。「明日この塾は、世の中に必要とされているか?」だ。思…

僕の最高のパートナー、それは多分メモ帳だ。

以前なんかの記事にも書いたが、僕にとって最速のアウトプットは、「書き出すこと」で達成されると考えている。 確かに数学の問題を解くときも、わかる情報を書き出して、計算をとりあえず始めると、すごく解きやすいように感じる。自分にとって適した方法に…

「苦手」を克服するには、「仮説」を立てることが一番かもしれない。

今、憂鬱だ。目の前のToDoリストには、今日電話をしなければならない人達の名前が4つ書いてあり、それをただぼーっと眺め続けて30分が過ぎてしまった。 元々暇な時間帯ではあるのだが、だからといって電話ひとつ掛けられないままというのは、とてつもなく情…

自分が目指す講師像が、急にはっきりとしてきた件について。

AIの台頭以来、ただ授業をするだけの講師・教員はオワコンだと言われる。それを受けて講師・教員2.0を目指す動きは盛んだが、誰も答えを持ち得ていないように感じる。 それは僕も同じだ。僕は今の情勢で、講師という仕事を一生涯のそれにすることは不可能だ…

【アウトプット】は、想像の何倍も奥が深い!!

「仕事の速さ」について考えを深めて以来、自分にとって理想のアウトプットの方法を改めて見直し続けている。 何故かというと、僕にとっての最善の方法は、現在採っている方法とは異なるのでは、という手応えが強くなってきたからだ。 僕は仕事が遅いと言わ…

不安と苛立ちの”厄介な共通点”を考察する。

最近、「近い」と思い始めている感情がある。それは不安と苛立ちだ。あまり類似性は無いように思えるが、僕はこの2つに共通点を覚えている。 聞こえだけなら正反対の感情と取ってもいいくらい、真逆の方向を向いているという人もいることだと思う。不安を臆…

泥舟と評される多忙と、充実と評される多忙の差は何か。

最近、偶然なのかそうじゃないのかわからないが、身の回りで転職ラッシュが起きている。この2週間で、会社内で一例、僕の知人で三例、そういった報告を受けている。 その理由も聞ける範囲で一応聞いてみたが、ざっくり分けると、「泥舟になる前に逃げたい」…

マジで話を聞くのが苦手なので、いい加減色々と調べてみた。 ―そして得た、新しい授業づくりのヒント。

もはや開き直っているフシもあるのだが、僕は他人の話を聞くのが凄く苦手である。昔から先生の話や板書をノートに取れないため、酷いノート点を連発したものだ。 大人になっても相変わらず、「音声」によって理解することが大変困難なので、情報収集として講…

「鬱っぽさ」における、身もふたもない原因の一考察。

先週はメンタルに風神拳を毎日数発ずつ食らうような日々だった。一度でもそうやって浮かされれば、些細な出来事もすべてコンボのひとつと化し、連続でダメージが入る。 そうやって疲弊しきったため、活動量をなるべく抑えて過ごしたのが3月の一週目だった。…

子供(と自分)に優しくなるために今試していて、そこそこ効果があることまとめ。

僕は子供が嫌いだと自覚しているのだが、幸いなことに、攻撃性や敵意が露骨に向く対象では無いことも自覚している。 つまり、根っこから大好きになるのは厳しいにせよ、接し方や心構え次第では「平気」になる可能性が残っているという話だ。そう信じている。…

「継続癖」の課題と、その活かし方。

自分でいうのもなんだが、僕は平均値よりは高い水準で、継続が得意だと自負している。要は三日坊主になる可能性が低いという話だ。 もちろん今では止めてしまったものも多々あるが、そろばんの練習、バットの素振り、ゲームのコンボ練、英文音読、そして毎日…

「怒り」を言語化し、丁寧に観察してみた。

最近仕事における面倒事が重なり、すごくイライラする1日があった。その苛立ちは起きてすぐに始まり、シャワーを浴びながらずっと壁を殴りたいほどであった。 基本的に怒りという感情は、制御が不可能だ。正確に言えば、それが激怒になった瞬間、しばらく手…