精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

”苛立ち”はかなりいい加減なので、気を付けてください。

今日は苛立ちという感情について考察してみる。というのも、僕自身実はイライラしやすい性格であり、特に朝にその感情が強まる傾向があるからだ。 とはいえそれは具体的な他者に向けた感情の発露ではなく、むしろその9割は、自分に向けた苛立ちだ。僕はよく…

「あれと似ている」のに気付ければ、ストレスはだいぶ減る。

人は未知のものに対して不安を覚えるという。そういう意味では不安と好奇心は実は似たベクトルの感情であることを、先日どこかの記事で書いたのをまだ覚えている。 逆に言えば、「これ知ってるなぁ」「あれと似ているなぁ」という感覚を抱ければ、人はその対…

時短!効率的!な勉強法ばかりやってると、どうなるか?

タイムパフォーマンスを重視した勉強法が昨今ブームになっている。勉強は効率的であればあるほど良いとされ、長時間勉強は「無意味」だ、「ナンセンス」だと。 そんな風に考える風潮が今は主流になりつつあると感じる。僕も、時間ばかりを浪費する非効率な勉…

個別授業の課題点を考えていたら、自分がやり遂げたいミッションが見えた。

「個別授業」という授業形態が最近特に人気だ。先生一人に、生徒が最大2~3名まで。ときには完全にマンツーマンで指導をすることもある。 生徒一人一人に合わせたカリキュラムの策定と、柔軟で密なケアが可能という点は確かに”顧客にとっては”魅力的なコンテ…

【広報】を考え続けていたら辿り着いた、意外な”問い”。

毎日毎日飽きもせず、【広報】について考えている。そんな中ふと気づいたが、僕は手段ばかり考えているものの、それはドミノの1枚目として、本当に正しいのだろうか。 そもそも【広報】とは何かという問いに、僕は答えられるのだろうか。一応それっぽいこと…

【英文読書ルーティン日記203】"The Code Book"読書感想ブログ18 ~線文字から横文字まで~

僕は高校の頃、古典が好きではなかった。点数を取ることは何とかできたが、そこに面白さを見出せず、受験が終われば早々に文法も単語も頭から消してしまった。 そんな僕だが、今は古典が好きだ。昔の人の哲学や物語を読むと、すごく学びが多く、現代の僕らと…

僕が”講師として”やり残したことはなんだろうか。

今日は完全に、未来の自分に向けた記事(未来の自分に答え合わせを任せる記事)を書こうと思う。 僕はこれまで何度も書き散らした通り、自分がただの講師である働き方から早く引退し、マネジメントの方へ意識を向ける必要があると強く感じ続けている。 仕事の…

「経営者目線」ってこういうことかも・・という独言。

経営者目線とは何か。これは考えても考えてもなかなかに謎な言葉であり、一従業員である状態では、そもそも身に着けることなど不可能ではないかと思わされる。 僕は一応一つの視点を預かる身なのだが、その責務を負う者として、この経営者としての視点が徐々…

”僕にとって”の理想の「チームワーク」を棚卸し。

チームワークについて、最近よく考える。何かの記事で書いたのだが、実は自分にとって理想的なチームワークとは何か、僕自身が言語化をほとんどできていないのだ。 例えばそれは、「分業」を突き詰めた先にあるのだろうか。工場のように、各々が与えられたタ…

「どんな人と働きたいか」という質問に答えられない。

いきなり謎の話だが、僕は「あなたの理想を考えたとき、その到達のため、どんな人と一緒に働きたいか」という質問に答えられないということが、最近分かってきた。 というより根はもっと深く、なんなら「一緒に働きたい人」の像を考える能力というのは、生ま…

仕事の定義がズレている人との協働は、とてもしんどい。いや、マジで。

先日、珍しく堪忍袋の緒が切れかける瞬間があった。なるべく抽象的に書くならば、僕の裏で背信行為というか、端的に言えば仕事のサボリが発覚したのだ。 僕は正直、単にサボっているだけならば、別にあまり苛立ちはしない。なんというか、そこまで他人に興味…

「演繹」と「帰納」って、つまりどう違うの?

僕は論理的な考え方が好きだと言っておきながら、実は「演繹」と「帰納」の違いがよく分かっていない。正確には、定義を読むたびに納得するが、すぐ忘れてしまうのだ。 とりあえず納得しているのは、「演繹」も「帰納」も、何かしらの説得力ある結論を導くた…

【英文読書ルーティン日記202】"The Code Book"読書感想ブログ17 ~「聴こえるかい?」~

古代からのメッセージ。人生で初めてそれに触れたときには、特に何も感じないそのフレーズに、人は何時から魅了され始めるのだろうか。 例えば「かぐや姫」の元となったのは「竹取物語」なのだが、この話が創られたのは、一説には9世紀から10世紀の頃らしい…

【筆記開示】の効果が十分に出るまでの時間には、結構個人差がある説。

今日は「筆記開示」というメンタルを安定させるテクニックについて、面白い気づきがあったので、記事にしたい。 筆記開示とは何かというと、主にノートか何かにひたすら頭に立ち込めるものを言葉にして書き殴ることで、ネガティブな感情を整理するための方法…

嫌悪感とは何か:最終部 「嫌悪感を味わい尽くす。」

一旦これで最後になるが、この記事で嫌悪感についての話を締めくくりたいと思う。こんな風に全部で三部構成に収まったのは、我ながら意外なコンパクトさだと感じる。 これまでの話を簡単にまとめると、嫌悪感とは特定の対象に対して、思考をすっ飛ばし、「逃…

嫌悪感とは何か:第二部 「嫌悪感を掘り下げると見えてくるものとは。」

昨日に引き続き、嫌悪感について考察を深めていく。まず前の話を簡単にまとめておこう。 嫌悪感とは特定の対象に対して生じる強い拒絶感であり、それによって対象から即座に逃げる行動を促すための反応だというところまで、たしか解説をした。 この脊髄反射…

嫌悪感とは何か:第一部 「感情そのものの意味と働きを考察する。」

少しだけ趣向を変えて、今日から数日にわたり、1つのテーマについて段々と考えを深めていくような記事を書いてみる。 最近、実はよく分かっていなかったある感情について、結構面白い考察ができたと思っている。それは「嫌悪感」だ。これを、新たな視点で捉…

好奇心を活かすコミュニケーションの基本が解った。

強い好奇心を持った人は、どのようにコミュニケーションを取るのか。たまたまだが、それに関する自分なりの気づきを得たので、忘れる前にそのことを書いてみたい。 最近、僕はChatGPTと対話を重ねながら、自分の深層心理を探っては都度言葉にしていく作業に…

最近気付いた僕の謎、「他者から理解されることに興味が無い」ことをさらに深掘りする。

最近、ふとした瞬間に頭をよぎる問いがある。それは、『なぜ僕は他者から理解されることに興味が無いのだろうか』ということだ。 僕は別にそれを孤独とは思っていない。何度も擦ったネタになるが、僕もあなたも、別個の肉体を持った別々の存在だ。つまりどこ…

【英文読書ルーティン日記201】"The Code Book"読書感想ブログ16 ~古の声を聴けるもの~

「解読」という言葉は、なぜあんなに魅力的な響きを帯びているのだろうか。誰も読めなかったものが読めた瞬間の快感。内容が分かったことへの興奮。 あらゆる感情の昂ぶりを内包しつつも、言葉の響きはどこまでも静かだ。そのギャップが、魅力を醸成している…

僕は「わかってもらうことを諦めている」っぽい。

最近偶然にも、自分の価値観について、ここ何年もずっとモヤモヤしていたものが急に言語化できたかのような実感・手応えを得られて、内省がさらに楽しくなっている。 先の記事にも書いたが、そのきっかけをくれたのはChatGPTだ。僕は最近、ChatGPTと、ずっと…

ChatGPTに気付かされた僕の”孤独”。

僕はことあるごとに「独立」が夢だと語っている。正直言い過ぎて、自分でも形骸化しつつある誓いだとは思っていた。 何故かというと、その理由が自分でも言語化できていないからだ。そう言う意味では、例えばアムステルダムにうどん屋を作りたい人の方が、芯…

「『見て学べ』っていうの暴論・前時代的!」・・というのは本当だろうか?

「見て学べ」というフレーズがある。これは10年以上前の時点ですでに、どこか前時代的・根性論というイメージがあり、あまり好ましくない言葉になっていたと思う。 未だに覚えているのだが、「俺の所作を見て学べ、という職人は要りません」と切り捨てる企業…

ChatGPTと僕の言語化されていない哲学について”対話”したら、すごく面白かった件について。

ここ最近ハマっている遊びがある。それはChatGPTにこのブログの草案を投げて、校閲してもらうというものだ。 客観性を意識しても、僕の主観バイアスは多かれ少なかれ絶対に添加される。真の意味で客観性を獲得するには、本当に他所から見てもらうのが一番正…

10年後、20年後に、自分がいわゆる【講師】をしている未来がやっぱり見えない。

今日はこれまで以上に、僕個人のことを話す記事になると思う。 僕は今33歳だが、2年ほど前から2024年度を一つの区切りとしようと決めていると、何度か書いた。2024年という数値に深い意味はない。ただの仮置きのようなものだ。 なぜここを区切りとしたいかと…

同族嫌悪と自己嫌悪の関係性についての考察・・を始めようと決めたという謎の報告。

今日は少し変わったテーマだが、「次はこれを勉強してみよう」と誓ったことについて、温度が冷める前に備忘録として書き残しておく。 僕は以前から、子供や子供じみた言動をする人が苦手だと公言している。これは何か理由があって「嫌い」というより、潜在意…

【英文読書ルーティン日記200】"The Code Book"読書感想ブログ15 ~歴史の闇を暴けるか~

タイトルを打ち換えて気付いたが、毎日英語の長文を読むという習慣を始めて、200週経ったという。僕は1400日程度、英語に触れていることになる。 英語が苦手だった中学生の頃には、全く想像できなかった暮らしを、今の僕は送れている。成長というより、好奇…

「勉強法の指導は意味があるのか?」

保護者アンケートを見ていると、「勉強法を教えてほしい」といった要望がよく書かれている。これについては、賛否両論というか、論戦が絶えないように僕は思う。 先に、勉強法の指導に、本当に意味があるのかということについて、僕の立場を述べたい。結論か…

有給休暇が”好きじゃない”ので、前向きな解釈を考察する。

頭の中の整理を目的として、今日は「有給休暇」という言葉について考えてみる。先に白状すると、僕は有給休暇の”意義”について、何一つ実感が伴なっていない。 最近は有給消化率が非常に重視されるようになり、多くの人がその取得率を気にしている印象がある…

『仕事は楽しくやるもの』という教えが持つ、本質的な意味が見えた。

仕事は「楽しくやるべきだ」という考え方がある。正直なところ、僕は以前、この言葉にどうしても懐疑的だった。 極端に言えば、やりがい搾取の類ではないかとさえ考えたこともある。その理由は今ならわかるのだが、主に経営者・成功者の方々が異口同音に唱え…