特に朝起きてすぐとか、家ですることないままにゴロゴロしているときなんかに、いわゆる「嫌な思い出」に苛まれることが未だにある。 例えば過去の理不尽極まりないクレームとか、かつての上司に言われた耳を疑うような叱責とか、中学の頃に意味不明な理屈で…
昨日も今日も一応名目上は休日だったが、普通に面談やら授業やらを組んで、何なら早出をしてそれらに取り組むという有様だった。 来週の日曜日は多分オフにできるのだが、それ以降のオフは笑えるほどに、見る見るうちに埋まっていき、自分で自分の墓穴を掘っ…
リーダーらしさとは何か。僕は、自分に才能がないのを前提として、これは天賦の才の賜物だと思っている。 ただ、技術や心構えを学ぶことで、後天的に再現できるものでもあると思っている。才能が無いものこそ、そのエッセンスを学ばずしてどうするというのか…
「ベンタブラック」という素材がある。これは何かというのを乱暴に言えば、人類が手に取れるものの中で、”最も黒い”素材(塗料?)”だったもの”のことである。 今は別のものが一位の座を奪っているそうだが、「とにかく黒いもの」の比喩として、僕にはこちらの…
【熟達論】の「心」の章や、 【リーダーとして覚えておいてほしいこと】を読んでいると、基本に立ち返ることの重要さがよく説かれている。 動揺したとき、見失ったとき、不調に陥ったとき、新しいことを試したのにハマらなかったときなど、自分の中心や軸か…
この記事を書いている今は11月6日木曜日なのだが、11月の定休日は、ある1日を除いて出社・開校することがほぼ確定した。(テスト週間や面談の影響だ) それ自体はもう慣れた話なので、今更これについて不満を垂れる気はない。今日は働いて、明日も元気に授業を…
最近空き時間があるたびに、【起業家・社長】の1日の過ごし方を調べて、何か活かせるヒントはないか研究している。(ただし半分以上は息抜き目的の読書感覚に近い) こういった弱肉強食の世界でトップとして組織を回す方々は、さぞ猛烈に働くのだろう、休日な…
先日、平野啓一郎氏の【カッコいいとは何か】を買って、毎日朝晩の2回に分けて読んでいる。想像の3倍くらい分厚いので、なかなか読み終わらずに満腹感がすごい。 まだ半分くらいしか読んでいないのだが、この時点で既に、これまで自分の中で特に引っかからな…
僕は自己評価が”辛(から)すぎる”と言われる。時には、「どうしてそんなに自分の評価が低いんですか?」という心配(呆れ?)さえ頂戴する。 正直、自分では「そうでもないんだけどなぁ」と思っているし、なんなら周りの人の自己評価が、なんで”そんなに高い”の…
ファインマン氏の印象に残っている逸話の一つに、アルコールにまつわるものがある。彼自身、結構な酒飲みだった時期があり、バーによく入り浸っていたそうだ。 そんなある日、仕事を終えた帰りに何の気なしにバーを見て、「寄っていこうかな」とちらと思った…
最近、”休む”という選択が怖くなっている。と同時に、それに対して恐怖を覚えている。空白があるとそれを避けたくなり、仕事という一番身近で安直な時間で埋めるのだ。 正直、自分の精神・神経・身体が結構ギリギリのところで綱渡りしているという自覚はある…
休むことがへたくそな自覚がずっとある僕なのだが、今じっくり腰を据えて取り組んでいることに、「過去の自分が好きだった時間を思い出す」というのがある。 物心つくかつかないかのギリギリの頃、僕は”ほぼ直感的に”、何をしている時間に快を見出していたの…
僕は、家にいるときや友人と過ごしているときに仕事の連絡が来ると、たまらなく不快になる。これは怒りというより、もっとぐちゃぐちゃした「嫌な気持ち」に近い。 せっかく遊んでいるのに仕事の連絡が入ると、「休みの日に確認が来るということは、事前の段…
最近ふと、「僕の価値観や人生観は、人から見れば寂しいものなのではないか」と、疑問に思った。きっかけは、”幸せ”について問われたことにある。 白状すると、実は未だに、「幸せ」がどういう状態か、よくわかっていない。「幸福」とか「happy」に置き換え…
今日は、「自己観察」について、自分は勘違いしていたということをテーマに書いてみようと思う。勘違いというか、認識の甘さと書いた方が正しいかもしれない。 さて。以前、三島由紀夫の声をAIで再現し、本人が書いたエッセイ(と思われるもの)を読み上げてい…
今日は、自分の内面の揺れ動きについて、1つ興味深い発見があったので、その感覚が薄れないうちに言葉にしておこうと思う。 つい先日、ちょっとした用事があって、実家に帰っていた。その際せっかくなので、昔住んでいた場所付近を歩いたり、アルバムの中の…
別の記事で、僕にとって居心地のいい場所には、その雰囲気を醸成できる”人”がいる、という話を書いた。そしてその人の特徴についても、そこに述べた。 僕は「自分の知性をおもちゃにしている人」が好きだ。才気走った様子もなく、肩書は過程で身に着けたもの…
今日は、「汝自身を知れ」という言葉に、改めて衝撃を受けた話を記しておきたい。きっかけは、YouTubeのアルゴリズムが薦めてきた一本の動画だった。 それは「三島由紀夫の名言」を紹介する動画で、「本当の自分を見つける方法」といったテーマを、(多分)AI…
すごく手前味噌なのだが、先日書いたこの記事が過去イチといっていいほどバズっている。(アクセス数ではなく、スターの数という意味で) jukukoshinohibi.hatenadiary.com この記事および、その次に書いた記事の結びとして、つまり「僕自身の”恥”を徹底的に見…
昨日あたりからはっきり自覚しているのだが、頭の働きが明らかに悪い。いわば、商売道具そのものの調子が鈍っている状態なので、意味もなくすごく焦る。 もちろん、誰にでもそういう日はあるが、僕の場合、それを「まあ仕方ない」で放置するのが難しい。放っ…
前の記事で、僕は「デキる人アレルギー」という話を書いたのだが、それに関連する言葉としてたまたま【観察者羞恥】というものを知った。 【共感性羞恥】と意味合いも似ており、かつ誤用も非常に多いという指摘もあちこちで見られることから、これをきっかけ…
毎日コツコツと洋書を読む習慣を継続している。今は【When to rob a bank?】の再読中であり、今は80%程度のところまで読めているらしい。 そんな本の中で、めちゃくちゃ共感を覚える記述があった。正直英語で書かれた文章に対し、「そうそうそうそう!」と…
最近、心の中に蓄積したストレスだけでなく、自分でも気づかないうちに蓋をしてきた感情にも、少しずつアクセスしようとしている。 というのも、ここ数回は「羽目を外そう」と思って参加すると、羽目を外し過ぎて、多分迷惑をかけているし、具合も悪いという…
ここ最近意識的に、「経済学部っぽい」本に毎日触れている。例えば経理について解説した実用書、国際ミクロの話、簿記3級の参考書、などなどだ。 それらを読めば読むほど、やはり経済学は、感情や偏見を排して、世の中の姿を観察する学問という感じがしてく…
今日は、これまでの記事の延長線上のような、いわばおまけに近い内容だが、現在の生活の中で失われつつある“居心地の良さ”をもう一度整理しておきたいと思う。 改めて考えてみた結果とても意外だったのは、僕が感じていた居心地の良さは、思っていた以上に人…
昨日までのいくつかの記事を経て、過去との折り合いをつけるための考えを、我ながらかなり丁寧にまとめたと自負している。 その中で「自分がしたこと、人にされたことを“許す”意識を持ち続けたい」という結論には納得がいったし、それによって早速、現在の思…
「赦す」とは何か。過去の自分を強く想起するような時間を先日・先々日と設けて以来、そのことをずっと考え続けている。 なぜならそれこそが、過去の僕が積み重ねてきた思い出・安心・安堵・充実と、罪の意識・恥の記憶を融和させる、最たる鍵であるというの…
これは昨日の記事の続きに当たる。乱暴に要約すれば、過去繋がりがあった人たちと再会し、旧交を温めたところ、後日猛烈な切なさに見舞われた、という話だ。 あの頃をそのまま再現したような時間に抱いたこの“切なさ”を改めて掘り返すと、見えてきたのは今の…
ここ数年顕著なのだが、過去に属していたグループや、縁のある知人・友人と交流すると、その翌日に言葉にしがたい寂しさや切なさを覚えるようになった。 昨日のブログにも書いたが、そのとき感じた切なさは今もまだ残っている。ここまで過去が愛しくて仕方な…
先日、大学生の頃に属していたサークルが関係する集いに呼んでいただき、極端な例だと7~8年ぶりに会う人が居るような場所で、昔話に花を咲かせた。 数十人が集まったことから、会場も立派なところが当てられ、立食形式で舌鼓を打ちながら、「お久しぶりです…