ピンマイクを装着してからというもの、喋ったことを文字に起こすアプリの精度が段違いに上がって嬉しい中元です。移動中も記事が書ける!!
はい。今日は、塾講師なら「あるある」のジレンマについて、仕事帰りに喋ってみました。
それは、『あなたにお願いしたいんです』という、特に個別授業における名指しの依頼についてである。
コレって実は、無邪気にホイホイ受け取っていくと、その内首を思い切り絞める結果になることがあるのだ。だから僕は気を付けているのだが・・。
ま、詳しいことはこっから書いていくので、以下『続きを読む』からお願いします。
『あなたにお願いしたいこと』の9割は誰でもできる。
今日は、ただの愚痴です。
最近、自分の授業の取り方ってちょっとよろしくないなと薄々感じることがありまして。それは正直ありがたいと言われればありがたいんですが・・・。
実は、名指しで個別授業が来ること、つまり僕じゃなかったら続けませんよというお話って、たまにあるんですよね。
最初ってこれ無邪気に喜んでたんですけど、その後の状況によっては、これって二つ返事で受けるわけにはいかないなと、今は認識を改めています。
実際に、名指しの結果受け持っている生徒って今数人いるんですけれども、断言しますが科目のレベル的には絶対僕じゃなくても大丈夫です。
逆にそれらでコマを埋めてしまったがため、例えば英検2級を取りたいんですと言った、それこそ俺の出番じゃないかなというコマが取れないことも多いんですよ。
結果どうなるかというと、当然、名指しされ、返事をしてからお受けしてるわけですので、その元からいた生徒を切るわけにはいかないですよね?例え誰でもできようと。
だから、僕が見た方がいいだろうなって生徒を他の講師にお願いすることになりますね。まぁ、こんなこと言うと、思い上がってると言われそうですが・・・。
ただ、実際このやり取りのせいで、去年二人辞めてんですよ。
「あぁ、あなたはみてくれないんですね、じゃあいいです」というので、実際に二人辞めてるんです。一瞬とはいえ担当してくれた講師にも申し訳ないです。
幸せになった人数の少なさ。こうなればもう、これは「あるあるネタ」なんかじゃなく、れっきとした問題として考えた方がいいような気がしております。
・・・じゃあつまりどうすればいいかと言うと、一番安直なのは単純に僕が時間を増やせば良い、となりますね。
つまり、休みの日を潰せばいいってなるんですけども、そんなバカな話で解決とか意味不明ってのが一番にあります。
だからこそ、頭を使ってうまいこと、健全なシステムは考え続けたいと思います。
その要望は、本当に僕がいいのか、それとも個別授業でありさえすれば、講師は誰でも問題ないのではないのか?
顧客からのリクエストを、一体どこからわがままと解釈するか?これは、非常に難しいのと、実はですね、それを決める権限が僕にはないのが一番の問題だと思ってます。
僕は中間管理職なので、僕より上の人がご家庭から僕を担当にしたいという話を受けて、そうしますと決めてきたら、それは無傷では覆せないんですよ。
僕がどんな言い分をもって顧客に話そうと、『話が違う!』と怒られるのは、その時点で僕です。知ったこっちゃないと言えばそれまでですが、社会は難儀なものです。
・・・ということで、この歪さを直すため、今の自分に必要なのは何か。
僕はそれこそ、わかりやすい出世だと思ってます。つまり、もっとハッキリと、こういうウェットなところの決定権を持つということですね。
例えば、自分が長として権限を持つ校舎を持つことかな、と。
僕は今年で30なんですけど、企業の規模としても小規模なのを考えれば、もうそろそろ管理側の方の仕事に対しても裁量が欲しいという思いががふつふつと沸いています。
今日も後出しじゃんけんの結果、僕が頭を下げて生徒に謝り、僕が僕の時間を削って授業の時間をずらすという一幕がありましたからねー。
これがずっと続くと、流石にきついです。
やはり自分を守れるのは自分だなと、そんなことを今日は感じました。
ってことで今日は、塾講師あるあるをテーマにした、愚痴という名の独り言でございました。では今日はこの辺で。