精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【同業者向け】目下の課題は何より、小規模コミュニティをどう刈り取るかだと思う。

ふと再読した本に、現状がめちゃ軽くなる方法が書いてあり、マジ救われた気分の中元です。

 

はい。現状、ぶち忙しい合間を縫って、数年後のビジョンを考えるという超難題に着手している。

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正直数年後なんてどうなってるかわからないので、予測はあまりしたくない。ってことで、僕なりに解釈を変えて、問いを定義し、そのうえで数年後に思いを馳せている。

 

その問いとは、「このまま放っておいたら数年後に壊滅するコンテンツはなにか?」である。

 

僕は、遠慮なく言えば、それこそ【集団授業】だと考えている。そして今後のトレンドを見据えると、ここが繁盛していなければ、マジ終わると本気で焦っている。

 

今日はその理由と、その対策法について考えていることを、備忘録がてら書き殴っておく。

 

 

【集団授業】で集客できないのはコロナのせいか?

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【集団授業】の人数が減ると、まっさきに原因として考えたくなるのは、昨今のコロナ禍騒動であり、つまりどうにもならないことだと結論付けたくなる

 

だが僕は、それについて、かなり疑わしく感じている。実際低学年向けの集団コンテンツは機能しているし、生徒がいる塾には、集団形式だろうが集まっているためだ。

 

では、本当のところはどうなのか?

 

改めて本気でマズいと思うのだが、単に魅力ある人間がいないという遠回しな証明ではないかと、僕は考えている。

 

最近の世の中を説いた本にはいずれも、「何を売るか」ではなく、「誰が売るか」こそが、今後の中心的な考え方になると書かれている。

 

その波が、地方にもついに来たということじゃないだろうか。ぶっちゃけ、学力を上げることだけが目的ならば、家でそういう教材を取り寄せれば終わりである。

 

しかし、そればかりが塾に来る理由ではない。アンケートを見ても、「講師が楽しい」といったヒトの魅力に関する部分のウェイトが、上位に置かれているのだ。

 

今は勉強をわかりやすく教えるのは当たり前な世の中で、さらにそこからの付加価値で戦わなければならないのだ。

 

そして目下、その付加価値とは、そこで働く、授業をする人間そのものの魅力に直結していると、僕は感じて仕方がない。

 

となれば、集団授業で集客ができないのは、単に授業をしている僕らに魅力が欠けているということに他ならないのだ。眩暈がする仮説だが、遠くはないだろう。

 

人が抜けた際、真っ先に募集活動に力を入れる人が大半だが、僕は逆に、自分の能力を高めることに注力したいと強く誓った。じゃなきゃ、終わる。マジで。

 

・・・とはいえ、では僕らの魅力が上がれば、それだけで生徒が集まるのかと言われれば、それもまたあり得ない話だろう。

 

僕はかねてより、入塾に至るまでに超えるべきハードルが、思った以上に多いと感じていた。

 

となれば、それを取り除くための施策を打てば、入塾者数を増加できるかもしれない。次はその施策の概案を書いておく。

 

”だれかといっしょに”

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少し回りくどく話すのだが、集団授業に単独で申し込むご家庭って、そもそも非常に強心臓だと昔から感じていた。

 

すでに完成されたコミュニティに、後から入るという勇気。皆様はあるだろうか?僕には、そんなもん、無い。

 

例えばそのクラスに、すでに知人がいるとか、あるいは兄弟が通っていて雰囲気をご家庭が知っているとか、そういう場合じゃないと、まず単独での申し込みは無い

 

ここまでを前提として、過去の入塾の記録をしげしげと眺めていると、ある傾向に気が付いた。集団授業の問い合わせは、大きく分けて3パターンしかないのだ。

 

①すでにいる生徒からの紹介

 

②兄弟姉妹

 

③お友達との同時入塾

 

―もちろん他にも例外はあるが、100の問い合わせ中、1とか2の世界だ。無視して良いだろう。

 

そしてここまで考えて、気づいた。みんな①と②については必死になって集客し、声掛けも行うのに、③についての施策は驚くほど手薄か無策なのだ。

 

その理由として、「全く効果がないとすでに証明されている」か、「マジでみんな手を出していないだけ」か、ぶっちゃけ2パターンある

 

前者だったらサブいので一応検索してみると、結構ぽこぽこ採用している塾が発見できた。

 

料金表 | さくら個別指導塾|相模原市・座間市

 

お友達紹介キャンペーン、お友達と一緒に入塾キャンペーン | 東大現役進学塾 MEPLO | 大学受験の予備校・塾 河合塾

 

高校生必見!河合塾高校グリーンコースのお友達紹介キャンペーン

 

その効果のほどは多分社外秘だろうし、僕のエリアでどうこうというのは別のコンテクストの話である。

 

ってことで、「やってる人いますんで」という強力な後ろ盾ができた以上、提案はラクだ。別に損することもないので、サクッと会議に出すとしよう。

 

「失敗したらどうすんだ?」と言われたら、そうだなぁ、ごめんなさいって言えばいいでしょ。

 

―ってことで、今はマネージャーとしての自分と、プレーヤーとしての自分を思い切りスイングしているため、マジで油断するとすぐ色々と見失う。

 

だがまずは、目下の課題の解決だ。小規模コミュニティを、どう刈り取るか。これの解決目指して、頑張りまーす。

 

では今日はこの辺で。

 

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