精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

Chat-GPTの台頭によって、〇〇しない人が浮き彫りになった件について。

AIの進歩はすさまじい。そんなこと語るまでも無いとは思うが、人間と比べて知能がどうとかいうレベルでは、完全になくなったと思っている。

 

最近特に使うのは、Chat-GPTMidjourneyである。他にも色々あるらしいが、扱うのもが曲とかそういうのなので、あんまり興味が湧いていない。

 

さて。このAIたち、特にChat-GPTの登場・台頭によって、あるもののハードルがとても下がったと感じる。

 

そしてそれにより浮き彫りになったのが、〇〇をしない人たちだ。それについて良し悪しは別に語らないが、今日はそんなことを書いてみる。

 

 

お膳立てしてもらえるのにやらない人たち。

 

Chat-GPTを用いることで不要になった(難易度が非常に下がった)スキルがある。それは抽象的に言えば、「検索力」だ。

 

自分が調べたい問いがあるとして、それに関するヒントを探すためには、Google等にどんな言葉を入れればいいのか、考えて打ち込んでみる。

 

そして出てきたヒントは実際に使えるのか検証し、ちゃんと実行して、得られたデータや経験を使い、また仮説を立てる。

 

この内、下線部が引いてある部分は、Chat-GPTに打ち込むと、自動的に解釈してくれて、具体的な行動として、示してくれる部分なのだ。

 

なんとなく作りたい料理のイメージを打ち込むだけで、その候補となるレシピを一挙に紹介してくれる感じに近い。すごい時代になっている。

 

実際、「利益を増やすにはどうすればいいか」というアバウトな質問を打ち込んでも、すごく具体的な返答がもらえる。

 

利益を増やすためには、いくつかの戦略やアプローチを検討することが重要です。以下に一般的な方法をいくつか挙げます。

 

  1. 売上の増加: 売上を増やすことは利益の増加に直結します。売上を増やすためには、製品やサービスの需要を高めるためのマーケティング活動を強化し、顧客獲得やリピート購入を促進する施策を取ることが重要です。

  2. コスト削減: 利益を増やすもう一つの方法は、コストを削減することです。経費の見直しや効率化を図り、無駄な出費を減らすことで、利益率を向上させることができます。

  3. 価格戦略の見直し: 商品やサービスの価格設定を見直すことで、利益を増やすことができます。価格を引き上げることでマージンを改善する方法や、付加価値を高めることでプレミアム価格を実現する方法などがあります。

  4. 新規市場の開拓: 新たな市場や顧客セグメントに進出することで、売上と利益を拡大することができます。市場のニーズやトレンドを把握し、それに合わせた製品やサービスの提供を検討することが重要です。

  5. 顧客満足度の向上: 顧客満足度を向上させることは、長期的な利益増加につながります。製品品質の向上や顧客サービスの充実、フィードバックの収集などを通じて顧客の満足度を高め、リピート購入や口コミによる新規顧客獲得を図ります。

これらは一般的な方法の一部ですが、各企業や業界によって最適な手法は異なる場合があります。具体的な状況や目標に合わせて、戦略を立てることが重要です。また、ビジネス環境や競合状況の変化にも柔軟に対応する必要があります。

 

これらのヒントと現状を照らし合わせてどれを採用するかというのは、まだ人間の領域であるが、ここまでお膳立てしてもらえるんだから、利用しない手はない

 

AIを頼ることで、自分の知識の領域、その埒外にまで簡単に届くかのようだ。知らないことは問題でもなんでもないのだと、改めて思わされる。

 

・・・となれば、浮き彫りになってしまう「〇〇しない人たち」について、そろそろ察されるだろうか。

 

それは、勉強だ。これだけ有益なツールがありながら、今の自分にできないこと、足りないことを放置している人は、ものすごい勢いで淘汰されている気さえする。

 

悩んでいる暇があったら、その悩みの解決策をまずはストレートに聞いてみればいい。そうすると、道が開けることがある。

 

しかしながら、すごく上手いなと思うのだが、クリエイティブとは圧倒的な情報を編集することという表現がある。

 

膨大な知識を頭の中にためておき、情報に即してそれらを組み合わせて、一つのアイデアなり作品なりを生み出していく。まさに編集する力そのものである。

 

ちなみにこれは人間の得意分野に思われていたのに、蓋を開けてみればAIの方が圧倒的に得意だったというものの代表格である。

 

だからこそMidjourneyは、人間を遥かに超越した絵を描くことができるのだ。美術・芸術はその人の経験・情報・知識・技術の総合力と考えると、腹落ちする。

 

ということで少し話が反れたのだが、AI時代で真っ先に淘汰されるのは、勉強しようとしない人というのは、すごく面白い話だと思う。

 

これだけツールに溢れた状態で手を出さないのは、かなりマズいハンデとなる。だが逆に、頭でっかちと揶揄され続けた僕に、逆転のチャンスができたともとれる。

 

僕はもう、準備OKだ。「知っている」という心地よい勘違いを反射的に捨てることも、練習を積んできた。面白いじゃないか。

 

到達したとか、勉強しても仕方ないとか思い込んで、学びを止めた人から脱落する。ふと手を止めて、周りの人はどうなのか、観察してみてはどうだろう。

 

では今日はこの辺で。

 

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