精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

イライラしないことを心掛けるより、その要因を排除する努力の方が数億倍大事。

僕が思う、僕自身の人間的な課題は多々あるが、真っ先に思い浮かぶのは「短気」であることだ。

 

基本温厚な人間だと思うのだが、自分でもまだ共通点がそこまで見えないいくつかの要因にぶち当たると、一気に沸点までいってしまうので、すごく難儀している。


一番厄介なのは、それが連鎖しがちという点だ。イライラが朝に始まったらもう大変で、そこからしばらく、自他への八つ当たりが酷いことになってしまう。

 

自分の周りの環境全てが敵に思えてくる。あらゆるものに敵意を感じ取ってしまう。二の矢三の矢を立て続けに食らいながら、「知るかボケ!」と突き進む感じ

 

終わってみれば心身穴と怪我だらけ。「負のドミノ」と言えるこのやり取りは、どうすれば何とかなるのだろう。

 

―と思っていたが、最近はもう、その考え方を変えた。イライラは、人間なので、する。前も似た話を記事にしたが、トリガーを事前に排除する方が、ずっと大事なのだ。

 

今日はそんな、自分の課題に関するお話を書いてみる。

 

 

今朝の負のドミノ。

 

そんな記事を書いている今日の朝も、実は無茶苦茶イライラしていた。神に嘲笑われているかの如く、色んなストレスの基が自分に降りかかってきたからだ。

 

まず、遅刻するほどじゃないが、今朝は寝坊からスタートした。前の晩に酒を飲み、深夜通り越して朝方までスマホをイジっていた報いである。

 

だから朝のルーティン的なことが非常に慌ただしく、朝から「ゆっくり」とか「ゆとり」とは程遠い出だしを強いられて、この時点でストレスが掛かっていた。

 

おまけにその後、炊飯器を開けてみると、水が足りなかったのか、シャキシャキで不味そうな米に炊き上がっていることを発見した。

 

いつも米はまとめて炊いて、1つずつサランラップに包んでいるのだが、パラパラゆえに全然まとまらず、とても包みづらくて、猛烈にイライラした。

 

それに手間取られたため、「開校時間に遅れるかも・・」というヒヤヒヤもあって、ずっとずっとカリカリ、カリカリ。

 

おまけに職場に向かうルートの、離合不可能な狭さのところに謎の路駐があり、しかも後ろからも煽られて、なかなかにストレスフル。

 

カリカリしながら職場について、家でやり残したルーティン的なことをしようとすると、生徒からたくさんプリントを作ってほしいと頼まれ・・・。

 

断言するが、その生徒は僕の邪魔をしようという意図は、全く無い。頭で考えれば、そんなことはすぐにわかる。しかし、感情の部分は少しだけ反応した。

 

その後は、もう何十番目の矢かわからなくなるのだが、あとに控える、正直手が掛かる生徒へ授業をする未来を想像してゲンナリしてしまった。

 

負のドミノは、現在という時間軸を通り越し、過去を塗りつぶして、未来を憂鬱にする。これが始まると、途中で止めるのは至難の業だ。

 

ここまで段階を踏んで考えてもやはり思うのだが、そもそも、1枚目を倒してはならない。僕で言えば、寝坊をしたことが全ての始まりなのだ。

 

ただ、時計の針はまだ戻せる。なぜ寝坊をしたかというと、前の晩に酒を飲み、深夜通り越して朝方までスマホをイジっていたからだ。

 

そしてまだまだ、遡って考えられる。ではなぜ、深夜通り越して朝方までスマホをイジるようなことをしてしまったか?

 

自制心がウンコと言えばそれまでだが、単に飲み始めが遅かっただけである。

 

よく考えたら過去に自分が設定した、「この時間には飲み終われ!」というラインを、ここ最近完全に無視し続けている

 

不摂生が招いた負のドミノ。「まぁいいか」という妥協の一つ一つが、長大なドミノを並べ続けていたらしい。

 

ならば、ここからはそれを倒すことなく、並んだドミノを一枚ずつ引き抜いていくフェーズとなる。

 

並んでしまった以上、この場合はどの板も起点になり得る。だから1枚目を取り除いたら、それで終わり・・とはならない。

 

慎重に、この負のドミノと向き合っていく所存である。

 

終わりに。 ~短気は使いこなせば武器になるのか?~

 

短気という性格は、どう考えても短所でしかない。でもそれは視野狭窄だと思ったので、Chat-GPTに聞いてみた。

 

「短気」は一般的にはネガティブな側面を持つ言葉ですが、一部の状況や文脈においてはポジティブな側面も存在するかもしれません。以下に、短気をポジティブに解釈する観点をいくつか挙げてみましょう。

 

  1. 即断即決力の表れ: 短気な人は、物事に迅速に反応し、決断力がある場合があります。彼らは問題に対して素早く対処し、行動することができるため、状況に応じて有利な面もあります。

  2.  
  3. 情熱的な姿勢: 短気な人は感情が高ぶりやすく、情熱を持って取り組むことがあります。彼らの情熱とエネルギーは、プロジェクトや目標の達成に向けて大いに役立つことがあります。

  4.  
  5. 変化への適応力: 短気な人は新しい状況や環境に対して敏感で、適応力があることがあります。新しいアイデアやアプローチを受け入れる準備ができているため、変化に素早く対応できることがあります。

  6.  
  7. ストレスの解消: 一部の人は、感情を外部に表現することでストレスを軽減することがあります。短気な人は感情を素直に表現するため、溜まったストレスを解消する手助けになることもあります。

  8.  

ただし、短気な性格が持つポジティブな側面にも関わらず、感情の爆発や他人との関係に悪影響を及ぼす可能性もあることを理解しておくことが重要です。感情をコントロールし、他人とのコミュニケーションを円滑にする方法を見つけることで、短気な特性をより建設的に活用することができるかもしれません。

 

前向きな考え方がいくつかあるが、僕は即断即決型ではない(と自負している)ので、なんか相互に打ち消し合ってしまっている気がしてならない。

 

ただ、こんな素質が自分にはあるのかもしれないと思っておくのは、それなりに良いことなのかもしれない。

 

とはいえ、負のドミノの一枚目があまりにも情けないので、32歳といういい年になった手前、いい加減向き合い方に健全な折り合いを付けないといけんなとは思います。

 

ってことで今日はこの辺で。

 

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