つくづく思うが、この仕事はストレスを"受け取ること"が多い。
生徒は生徒同士でどっかでイライラをため込んでくることもあるし、ほんの少々のいさかいでムカついていることもある。もちろん、謎に悲しんでいることも多い。
そしてそのストレスは、ちゃんと伝播する。誰かのイライラが他のイライラを生む。誰かの悲しみが別の悲しみを生む。
それは生徒対生徒ではなく、生徒対講師にも普通に成り立つのだ。つまり僕がイラついていれば、生徒もなんかイライラしてくる。そういうマジックが存在する。
こういう環境下にあることに加え、接するのは生徒だけでなく、ご家庭も包括されるので、どっからストレスを貰ってくるのか毎日わからないという状況なのだ。
となれば、それに対する正しい処理の仕方を知っておかねば、心が壊れるとか以前に塾の風評被害になる。皆がイライラしている校舎になんか、行きたくないですやん。
今日はストレスに関して、即効性が高くかつ簡単な方法を、3つほどシェアしたいと思う。
深呼吸
一番手軽なのはコレ。パレオな男というブログで読んだのだが、イライラやテンパりで興奮状態になっている脳みそを、強制的に落ち着かせるのは【呼吸】なのだという。
ちなみにリラックス効果が強く得られるのは、息を吐いているときなのだという。手っ取り早いのは、鼻から息を4カウント吸って、4カウントかけて吐く。この流れ。
大体3~5セット行えば、確かに結構心が凪ぐ。試しにさっき、くっそイライラしちゃうようなメッセージを受け取ったので、深呼吸を3セットやってみた。
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あぁ、結構落ち着いた。冷静に中身を見れば、感情論を抜きにした、言いたいことが見えてくる。健全、健全。
手軽にどこでもできて、掛かる時間も超少ない。これ、オススメである。
ストレス分析
深呼吸をしても、イライラ等が弱まり切らないときにはコチラ。敢えて、ストレスを徹底して分析するのだ。
コツは、まるで小説を書くかのように、その胸の内を言葉にすること。
【イライラする!】・・・で済まさず、【心の底から湧き上がるどす黒いものが、胸の内で暴れている。】みたいに書く感じだ。
その上で、『理由』に目を向けるのがコツ。その理由がコチラの行動で何とかなるものなら、その手段を使えばいい。単なる理不尽なら、無視すればいい。
分析して正体を掴めば、やはり可能性はグッと広がる。ゆうれいはシルフスコープで見破って、初めてボールを投げられるし攻撃も当たるのだ。
それに似ている。
軽い運動
立ち止まって呼吸をするだけでは耐えきれない!でも、じっくり分析する時間もない!そういう時はどうするか。
僕は軽い運動、特に散歩を推す。理由は、これこそ割とどこでもできるし、リラックス効果はかなり高いからだ。
ただ歩くだけでも効果は高いのだが、特に僕が使うのが、『三人称視点で自分をコントローラで操作しているのをイメージする』というものだ。
【龍が如く7】麻雀攻略【プレイスポット】 - 龍が如く7攻略Wiki | Gamerch
こうすると一層、運動をしながら自分をネガティブから切り離すことが可能。(幽体離脱して自分を見ているのをイメージする、という人もいます)
参考にされたし。
終わりに。
ってことで、数十年前より圧倒的にストレスを表明したり、目にしたりする場面や機会が増えた今、自衛の手段を持っておかないのは愚かという話だと感じる。
特に講師や教師であるなら、否定的なコメントはかなり食らう場面が多いだろう。そんなときは、自分を守るためにも、ここに書いた方法を試してみてほしい。
では今日はこの辺で。