精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【小ネタ】イジりの範疇とか関係ない。学校の先生は絶対敵にしてはならない。

最近揚げ物の美味しさが大激減しつつある中元です。

 

今日はちょっと胃袋酸っぱくなる系のお話をば。

 

・・・すごくたまになのだが、学校の先生をディスって笑いを取るタイプの話を展開する人がいる。

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例えば、「この分野教えてないの?ダメだね~」といった感じ。それでそこそこ笑いは取れるので、そういう意味に限定すれば有用なのかもしれない。

 

だが断言するが、こういうことって絶対にしてはならないことだと思う。仮にその先生が本当に悪人まがいなことをしているとしても、だ。

 

ということで今日は、こういう安直な方法で生徒のリアクションを集めてしまうと起こるダークサイドストーリーを、延々と書き連ねようと思う。

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【ルーティン日記⑬】塾講師が新年度に向けて種を蒔く週のBLOG

『集客』というビジネスライクなテーマに向き合えば向き合う程、例えば3か月後に結果を出すため、今仕込みを入れておくといった思考が要だと思わされる。

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コミュニティ論を学んで色んな施策を得たが、それが花開くのはマジでどうしても数か月後だろうと思わされる。(じわじわ~っと効果は出てますが)

 

即効性があるものはカンフル剤と同じで、一瞬の効果しか得られない。しかしそれを工夫すれば、長期的に効果を持つ超でかい広告にもなるというのもわかっている。

 

しかしそれだけに集中させてもらえる立場でもないため、雑用も全て消化した上でこれらの施策に挑んでいる状態だ。作業量はぶっちゃけ超多いでござる。

 

その中でも種蒔きを頑張っていく。肥料も水も与える。収穫時を夢に見ながら。

 

そんな一週間の日記でごんす。

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【同業者向け】数字ばかり追うと、マジで講師という仕事が”つまらなく”なります。 with 現在取り組んでいる戦略

僕自身が極端にヒリつくような環境に身を置いたことが無いから言えるのかもしれないが、『どんな手を使ってでも』数字を追いに行くことに強い抵抗がある

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例えば退塾話の時のリアクション。僕はこれについて、『辞めたいといった時点で決心ついてんだから、話は聞けど無理には止めない』という立場である。

 

他にも色んな状況が入り混じって判断が難しいケースもあるが、僕は基本感情ガン無視で『一人でも止める!少しでも売る!』なんてことは考えていない。

 

ーこういう考え方は年代が上がるほどレアで、『なんで止めないんだ!バカか!お前!』といった温度で、報告する度に八つ当たりされる。まぁ、もう慣れてるが。

 

ーただ数年前、あまりにも組織全体がこういう数値にピリピリしていたので、僕もいっちょ前にそれを強く意識しまくったことがある。

 

数値目標を壁紙にして、毎日それとにらめっこ。

 

・・・すると、ある不思議な現象が2つ起きた。今日は、完全に同業者向けだが、そんなお話を考察添えて書いておく。

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【小ネタ】塾にビジネス書やエッセイなどを大量に持ち込んでみたぞ!

未だに【断】と【継】を70%の確率で間違えます。おはこんばんちは、中元です。

 

今回はただの【こういうことをしてみますた】という報告なので、これがどう作用するかはこれから検証していくっていう段階の話をば。

 

突然だが、僕がメインで入っている校舎には、色んな本を収めている本棚がある。当初の目的は単に、【読書をする奴が増えればいいな】という浅いけど高尚なモノだった。

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もちろんその狙い通りになったケースもあるのだが、最近この本棚を使って、それとは少し違う検証をしたくなったのだ。

 

その中身については、続きに書いときます。

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延々と悩むより、調べてから考えた方が前に進むよね。

こんにちわ。

大学2年の頃、『よなよな』と『ルナルナ』を間違えていて大恥をかいた中元です。

 

 

さて。最近ご家庭から送られてきたアンケートを読んでいると、ちょっと放任できない返答が飛んできた。

 

『教室が汚い(要約)』

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『ななな・・なんですと!!!(#^ω^)』

 

ぶっちゃけ綺麗にしているという自負があったため、これは結構憤慨!・・・と思ったけど、そう思われている以上やむなし。

 

ぷんすかしてる暇があったら、改善策を考えるしかありませんわなぁ。悩むことは仕事してるフリ!!

 

・・・って思考を始めたとき、ふと気付いたことがあったので、急ぎ記事にまとめやす。

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目覚めろ!気づけ!!"あるもの"がなけりゃ、どんな指導テクニックも無意味だぞ!

今日の記事は、最終的には過去の自分に説教するという結びで書こうと思うので、あまり字面を深刻には受け取られないことをオススメしましゅ

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―講師になって初年度から、僕は生徒制御に悩んでいた。(もちろん今もだ)

 

【学級崩壊】まではさすがに行かなかったが、近いところまで行ったクラスもあった。自分の力不足がこれ以上なく突き付けられる時間。1年目は結構辞めたかったなぁ。

 

顕著な例だと、とある中学校の不良ばかりが集まったクラスとかもあり、もともと耐性が無い僕なので、胃に穴が空きそうな日々であったのを強く記憶している。

 

・・こういう時に取るべき行動は、【ベンキョー】であると思っていた。ゼロ知識の状態で素人が当てずっぽうな手段を採るより、そちらの方が時間は掛かるが確実だからだ。

 

そこで僕は、荒れた教室を立て直した実例集を読み、ネットの記事を貪るように読み漁り、ADHDと言った特例も勉強し、一つ一つのアドバイスを必死に試していった。

 

その恩恵か、今は80%くらい制御できた状態でクラスを回せているのだが、中にはまだ好ましくない行動を採られることも、どうしてもある

 

考えても考えても答えがなかなか出てこない。こんな風に『抱え込むこと』は意識して止めているので、ある程度煮詰まったところで素直に先輩に相談してみた。

 

僕『〇〇ってよく発言盗るじゃないですか、そんときどうやって制してます?』

 

先『そんなんある?俺はないわ。』

 

・・・驚愕である。僕がやったらそういうぼろが出るのに、先輩講師はそういうのを完全に封印しているという。なぜだ、それはなぜ可能なのだ?

 

再び始まる僕の反芻。この秘密には絶対に解がある。エビデンスのある情報が、言語化された心理がどこかに転がっていることを信じながら、また勉強に打ち込んだ。

 

その期間は数年に及び・・・・最近、その"秘密"の一部が見えたところだ。

 

―この秘密がずっと見つけられなかった理由の1つに、僕が数年間綺麗にハマっていた罠がある。そしてこれは、誰でもハマり得る、わかりにくい罠。

 

この正体をボンと書く前に、もう少し僕の紆余曲折を語らせてほしい。何故かというと、僕が書いた思考と同じなら、あなたも罠にハマっていると気付けるから

 

さて、ここから本格的に耳を痛くしていきます・・・・。

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【ADHDと集団授業】第三回・どのようにして『自習』をさせるか?

今日からガッツリ試験週間に突入しており、授業をバリバリするというより、演習している横をグルグル回り、個人個人に解説を入れるという時間にする予定だ。

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どうやらこの時間はADHDを持っていると非常に苦痛らしく、『さあやれ!』といった5分後には、大抵身体を揺すり始めたり、消しゴムをいじったりという行動に変わる

 

今までは結構『集中力って難儀だなあ』と他責的なことを愚かにも考えていたけれど、色々学んだ今なら、その行動になっちゃう理由がめちゃわかる。

 

『自習しろ!』とは、”何の科目をどの時間配分でやるも自由”という指示なのだが、これはマジで非常にアバウトなメッセージだ。

 

「そういわれても、何をどう?」

 

そんなことを思われても仕方がない。狙いも区切りもない指令。確かに僕も、すぐに集中が切れて終わりだろう。

 

だから今回は、『科目も時間配分も』決めてみることにした。他の生徒からすれば巻き添えにも聞こえそうな一手だが、そこは個別にケアすればいい話。

 

それがどう機能したか、早速以下考察である。

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