精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【※塾関係者向け】大学生の講師って意外と生徒から怖がられている説。

大体どこもそうだとは思うのだが、定期テストの前には単発で複数回、個別授業を追加で受け付けることがある。

f:id:pochihiko_inunosuke:20210212172525p:plain

ぶっちゃけ今は色々オーバースペックな講師が揃っているため、徹底して個別授業を押し、受講を受けて、彼ら彼女らに振り倒したいのが僕の思惑である。

 

・・・ただ、嬉し悲し、一番多いのは以下の但し書き条件である。

 

『先生がやるならやる~~~』

 

・・殺す気かよ!いやまぁ、ありがたい話ではあるんだけれど、物理的に無理なモノは無理である。しかしそう伝えると、

 

『じゃあ取らんし!』

 

と謎のマウントを取られてぶっちゃけめんどくさい

 

大学生講師の層の厚さや、僕より凄い能力を持っていることを伝えても、生徒はマジで乗り気にならない。

 

ずっと不思議に思っていたが、たまたまある手を打ったら、その謎が少し解けたかもしれない。

 

ってことで完全に塾関係者向けの話だが、今日はそれをシェア致します。

続きを読む

【ルーティン日記⑫】塾講師が未来を見つめる週のBLOG

今週は避けて通れないメンタルメガトンパンチな出来事が2つある。

 

1つは合格発表だ。合否があそこまで厳然と分かれ、重ねてきた努力量とその時点での才能を判断される出来事は、そうそうない。

f:id:pochihiko_inunosuke:20210208235615p:plain

 

もちろん受験とはただの途中経過であり、未来に影を落とすもプラスに作用させるもこれからの当人次第だが、そんな能天気なことを吹聴すれば多分殺される。

 

これは僕らの通知表である。逃げてはならないし、過大解釈してもならない。字面をそのまま受け止め、未来の糧にしなければならないのはこちらも同じなのだ。

 

そしてもう1つは、完全に僕個人に関するもの。近く次年度の動きを話し合う会議があるのだが、そこの議題は僕の人事異動に関わることになると仄めかされている。

f:id:pochihiko_inunosuke:20210208235657p:plain

 

平たく言えば、立場が上がるか、それに備えた一年に特化するか。いよいよ下っ端から卒業させられる見込みだという。なんかこう、正直に言うと・・。

 

まだ憂鬱が強いなぁ。でも、下っ端の立場で、僕が本当にやりたい施策の全てができるわけじゃないことも承知しているから、色々と相反するものを抱いている。

 

心にトンデモナイパンチが二発。事前にわかっているから、週末に美味しいお寿司屋さんに行く予定をもう立てといた。あと木曜は祝日で休みだし。

 

・・・それを拠り所に、今週のルーティン日記、書いていきましょう。

続きを読む

なんでもかんでも『思考力だ!思考力のせいだ!』と騒ぐのは滑稽だよな、という話。

前も記事にしたが、やはりどうしても『思考力ブーム』のにおいを強く感じている。

www.missiondrivenbrand.jp

 

ーそれの一環で実際にプログラミングとかが大人気だし、既存の塾でもそれの強化をバンと打ち出しているケースは結構多い。

 

まるで『思考力があればなんでもできる!』『思考力が無ければ落伍者だ!』といった相反するメタをそこからバリバリに感じるようである。

 

それを受けてか、かなり低学年の段階からディスカッションに挑ませたり、大人でも難しい哲学的な問いを考えさせたりといった教育も登場しているそうだ。

 

さながら、『狂騒曲状態』だと思えちゃうなぁ、と。ここで個人的なことを書いてみます。

 

僕自身は、いきなり思考力だけを鍛えようとしてもマジで無駄としか思っていないし、それは強制もできないと考えている。

 

・・・・わけがわからないので、例え話交えて解説してみよう。

続きを読む

特に準備せずともできる単元ほど、インプットしておくのは大事という話。

今回は自戒の念を込めて記事を書きますです。

 

正直、得意とする単元は、いきなり『やれ』と言われても、45分ないし70分程度説明を組み立てて展開することは普通にできる

f:id:pochihiko_inunosuke:20210127145502p:plain

 

例えば英語の不定詞とか、国語の品詞とか、後は社会の幕末とかは結構得意なので、マジで事前準備の時間が取れないときは、出たとこ勝負をすることも実は、ある。

 

ただ、これを成長と捉えるのは危険だなぁ、と。むしろ、何も見ずにできる科目ほど、インプットを欠かしてはならないと、今強く感じている。

 

今日はそんなお話です。

続きを読む

【小ネタ】教えてるとよく思うけど、やはりわからなかった頃には絶対に戻れない。

『生徒に寄り添った指導を行います!』というのがキャッチコピーの広告をよく見かけるが、それってつまりどういうことなのだろうか。

f:id:pochihiko_inunosuke:20210212172525p:plain

『わかるまで教えます』『生徒がやりたいカリキュラムで行います』という意味だとしたらそれは当然の話だと思うので、何か違うメッセージが別に乗っているのだろう。

 

だからちょっと考察して遊んでみようっと。

 

・・・ここからは完全な仮説で持論を述べてので、わけわかんないこと言ってんなぁと思われるだろうが、一つの考え方と言うことでそのまま書いておこうと思う。

続きを読む

集団授業の人数が伸びるときと減るとき。それぞれを実例から考察する。

完全に内輪ネタになるのだが、『集団授業の受講生があと〇人いれば・・』皮算用することは多い。当然そこに力を入れて募集をかけることもある。

f:id:pochihiko_inunosuke:20210210110905p:plain

ただ不思議なもので、なんかの弾みで人数が伸びるケースもあれば、不思議と超伸び悩むのもあり、その理由って何なのか、ちょっと考えたくらいでは出てこない。

 

ってことで今日は完全に脳内整理記事。今のところの自分なりの仮説を言葉にして、それを検証する方法までまとめてみようと思う。

 

もしかしたら、カオスなことを書くからこそ、何かのヒントになることが出てくるかもしれない。では行こう。

続きを読む

【ADHDと集団授業】第二回・"衝動のトリガー"を考察する。

ADHDは3種類の症状があるのだが、気になる生徒は特に『多動性・衝動性』が強い。

www.tawara-clinic.com

ずっとそわそわしたり何かを握ったり、説明中に謎のことを突発的に言ったりと、理解が無ければ周りからマイナスなことを思われそうなものが多くてひやひやする。

 

ちなみにこういう行動・言動は、どうやら注意して直るレベルでは無いらしい。

 

大抵どのサイト・文献を参照しても、代替行動を使ったり、トリガーを引かないよう心がけたりで、減らすよう努めましょう、という結びになっているからだ。

yuk2.net

 

【長所を見つめ、それを活かしましょう】という考え方は賛成だが、集団で極端にハブられないようにケアするという心がけも、講師側なら持っておくべきだと思う。

 

てなわけで今日は、僕の心がけでどこまで衝動性を減らせるか、意識して試すことにした。そんな記録である。

続きを読む