精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

いわゆる対策プリントって何をどうすりゃいいの?問題を考える。 ~英語編~

定期試験等が近づいてくると、それの対策に特化したプリントか何かのニーズが高まり、僕はちょっぴり身構える。

 

『塾の先生だから、テストの出るところくらい読めるっしょ!』という壮大な勘違いのせいで、要らぬプレッシャーを感じるためだ。

 

とはいえ、的中率なんて気にする生徒はほぼいないのだが・・・。

 

まあせっかくなので、『対策プリント』的なのを作る際に心掛けていることを、ここでオープンにシェアしてみる。

 

科目を混ぜ込むとワヤになるので、今日は『英語』に限定する。では以下続き。

 

 

 

①試験範囲の熟語は確実に覚えさせる。

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大抵の中学・高校は、『覚えておけば点になる』単元をテストに散りばめてくれる。

 

そこをキッチリ取れば、とりあえず欠は回避できるくらいの配点なので、捨てるには惜しい。(問われるのが訳かスペルかは分からないけど)

 

その最たるものが、僕は『熟語』だと思う。単語は絞り切れなくて難しいが、熟語ならある程度の目途が立つため、的中させやすいのもありがたい。

 

教科書本文の左右に書いてある『単語・熟語のまとめ』の中で、特に『前置詞』とセットになっているものを選ぶと、結構当たる気がしている。

 

例)look after~  ,   run across~ など

 

参考にしていただければありがたし。

 

②試験範囲の文法を並び替え問題にする。

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高校になると出題数はバカ減りするが、中学校では10数点くらい毎度出るのが並び替えである。

 

穴埋めや和文英訳はなかなか解くのが難しいものの、ヒントだらけの並び替えだと、案外コツを掴めば出来るようになっていく。

 

素材はネットなり教科書なりにゴロゴロ落ちているので、10問くらい混ぜておくと結構なボリュームになり、オススメである。

 

③試験範囲の長文はどう加工するか?

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長文問題の予想がハマればかなり強い。だが同時にそれは、無茶苦茶難しい。

 

だから僕は、1つの長文から大量の問題を作るようにして、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる作戦を採っている。

 

その際意識しているのは以下のポイント。

 

・『it』や『that』、『this』が指し示す内容を尋ねる。(和訳か英語抜き出しかは場合によりけり)

 

・文中の一行を抜き出し、疑問文に加工。それを尋ねる問題を3つ用意。

 

・本文の言い換えに気づけるかどうかを問うような、○×問題を用意。

 

―慣れてくれば25分ほどで全て出来るようになるので、いきなりプリント作成を振られて途方に暮れているようなら試してみてほしい。

 

それでは今日はこの辺で。