どうでもいいので白状すると、僕は中学・高校と、授業中の居眠り常習犯であった。
手を全力でつねったり、シャーペンを刺したりと色々やったが・・・いつも気づけば夢の中。なので内申点はいつも悪かった。
そんな僕なので、授業中眠そうな生徒に、あまり強く言えない。そこを棚に上げての教育者かもしれないが、自分ができないことは人に言いづらい。
ということで色々調べてみると、本気で眠気を覚ます方法は、結局極めて少ないのだという。
ただ逆に言えば、その要素を満たしていると、【効果的な眠気覚まし】を開発できる・・ともいえる。
ではさっそく、その『眠気覚ましの方法』を、ここにシェアしていこう。
①全力の運動。
眠気を覚ます最たる方法は、『短時間で高強度の運動』なのだという。
簡単に言えば、階段を全速力で駆け上がるとか、ジャンピングスクワットをするとか、そんな感じ。
だがこれを授業中とかに取り入れたら荒れまくること確実なので、別の案をご提案。
例えば英語や国語なら、全員起立しての音読がオススメ。実のところ、座っているより立っている方が、脳の機能はUPするのだという。
眠気も覚めるし一石二鳥。これは積極的に導入していこうっと。
②カフェインの摂取。
眠気覚ましの、ある種究極なツール。効果のほどは個人差があるので、万人に絶対ではないのだが。
昼間の授業なのに早速眠そうな素直なヤツには、『自販機でブラックコーヒー買って飲め!』と指示を飛ばすこともしばしばだ。
効き始めるのに時間がかかるが、効いてからはかなり強い。
―ただ、カフェインが体内から消えるには、6~8時間掛かるとも言われているため、夜に飲ませるのは人によっては控えた方が良さげである。
③仮眠。
それでもどうにもなりそうにないなら、空き時間に寝るしかない。
実際、『パワーナップ』という集中力を回復させる仮眠なんてのもあるくらいだ。(ヨーロッパではシエスタともいう)
あまりにも堂々と目立つところで寝ていたら問題になるだろうが・・・。
休憩時間に隅っこで机に突っ伏すくらいはセーフであろう。というか、そうしてあげてほしいと感じる。
―ということで、手短に3要素をまとめてみた。
更にここから、『かわいい動物の写真を眺める!』とかそういう眉唾な話を紹介しても良かったのだが・・・。
今回は個人的に、或いは生徒に実践させてみて効果があったものに絞ってみた。
何かしら参考になっていれば幸いである。