精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【トーク】『正しい計画』のコツは確実にある。でも、ほとんどの生徒はそれを知らないし教わらない。

おはようございます。

 

今日も割とドライブしないといけない用事があるので、おしゃべりでまたブログの記事を書いてみます。

 

今回のテーマは、最近相談が増えてきた『学習計画の立て方』にしようと思います。

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やはりですね、計画を立てるのに苦労してる方々はまだまだ多く、毎日のように相談が寄せられます。

 

この現象が、僕の周りにいる生徒だけなはずがないですので、僕なりの解決策を改めて、今日ここでシェアしたいと思います。

 

 

『計画』の前提。

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まず前提として知っておいてほしいことがあるんですが、人はですね、そもそも長期の目標に大変弱いです。

 

つまり、達成されるのが1年後・2年後の計画ですと、だんだんやる気がなくなってしまうのは、至極当然な話ということですね。

 

もちろん、「将来はお医者さんになる!」といった夢を否定はしませんけども、長期のそれは、工夫をしない限り成就することは極めて稀であると言わざるを得ないです。

 

正しい『計画』のコツとは?

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人間は長期の目標を立てるのが下手である。では、どうすれば良いか?

 

この答えは意外とシンプルで、『逆のこと』をすればいい、となります。

 

つまり、1番でっかいゴールを設定したら、そこから逆算していき、なるべく現在に近いところまで落とし込むという方法こそ、非常に効果が高いとされているんですね。

 

例えば、現在中学生の生徒が『医者になる』というのを長期のゴールとするならば、『そのために何をすればいいか?』と問うのが第一歩です。

 

この場合だと、まず『医学部医学科に合格する必要がある』という答えに行きつくと思います。

 

次に、それに対し更に、『ではそのために何をすればいいか?』を突き詰めます。

 

となれば、『高校受験は県内の進学校に受かる!』という話になるでしょう。後はもうしばらくこれを繰り返すだけです。

 

そのためには、夏休み明けには模試で A 判定をとる、A 判定を取るためには、今日まず何から手をつけたらいいだろう・・・。という感じですね。

 

繰り返して繰り返して、最終的に1日の行動レベルにまで落とし込めたら、完了して問題ありません。

 

こんな風に、計画そのものは『そのために何をするか?』で逆算し、最終的に1日刻みまで落とし込んでいくのが、非常に大事なことなんですね。

 

―計画表そのものの作成に1時間も2時間も扱うようなあの無駄な時間はですね、さっきの話を実践する時間にした方が、何百倍もマシだと感じます

 

具体的なテクニック。

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続いてですね、より具体的な方法についてご説明したいと思います。

 

まず、基本はIf-thenプランニングです。これは簡単に言えば、『Aをしたら B する』という条件付けを、あらかじめ自分で設定しておくことですね。

 

例えば、『家に帰ったらくつろぐ前に長文を1題音読する』という感じです。

 

これを設定し繰り返すことで、朝起きたら歯磨きをすると同じレベルまで習慣化できますので、続けることにエネルギーを使うこともなくなります。

 

ちなみに、僕が今使ってるルールに、『朝起きて目が覚めたらアプリを開いて単語の勉強をし、それが終われば本を読む』というのがあります。

 

最近はですね、だいぶ習慣化されてきたため、特に意識せずとも単語アプリを開けるようになりました。やる気に左右されていない状態ですね。

 

そしれそれともう二個大事にして欲しいのが、ポモドーロテクニックと、アイビー・リー・メソッドです。

 

この二つは、メンタリスト DaiGo さんの著書に紹介されていたヤツなんですけども、これははっきりいって優れていますね

 

ポモドーロテクニックは、何度か紹介してますが、25分の作業と5分の休憩を一セットとして、タスクに取り掛かるというものです。

 

僕自身、普段の業務はなるべく全部、ポモドーロテクニックで処理しています。25分がっつり仕事したら5分は絶対に休むという塩梅ですね。

 

そしてアイビー・リー・メソッドとは何か?これは、書き出したタスクに優先順位を付けて、高い順に取り掛かるというそれだけです。

 

心掛けてほしいこととしては、例えば4番目5番目が終わらなかった・・・っていうのがもし出たらですね、きれいさっぱり忘れてください

 

その優先順位のヤツは、書き出しはしたけども、重要性が低く、実はやらなくても良いことの可能性が高いからです。

 

順位付けしたヤツの、一番・二番・三番が終わっていれば、それで良しとする。時々甘くすることも、計画を実行するコツです。覚えておいて頂ければなと思います。

 

休日ほど計画が破綻するカラクリ。

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休日によくある、時間がありすぎて逆に何もできなかったというあの現象ですね。そのカラクリを伝えたいと思います。

 

言い得て妙なのが、パーキンソンの法則と呼ばれるものです。

 

簡単に言えば、『与えられた作業時間に応じて、作業時間は膨らんでしまう』というものです。

 

例えば、本来は15分で終わるようなものも、1時間使えと言われれば、1時間かかる。こういう現象ですね。

 

だからこそ、強制的に時間を区切るポモドーロと、優先順位をダダっと付けるアイビーリーは、非常に相性がいい、となるわけですね。

 

是非、ここに挙げた方法を駆使して、崩れない計画づくりに生かしていただければなと思います。

 

では、ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

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