精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

『一昔前の働き方』を無条件に否定するのも、違うと思えてきた。

2018~2019年頃から、法律の施行も含めた、ただの思考に留まらない『働き方改革』がスタートしたのだという。

mag.smarthr.jp

 

その背景には、ブラック企業とか、過労自殺とか色んな辛く苦しい話があったため、その対応策が結実したのは、労働環境がいい方向に向かうきっかけになったとは思う。

 

とはいえ、これを極端に解釈している人が多いような印象も受ける。

 

定時で帰る人を美化し、そうじゃない人、それを認めない人を叩く。仕事で人生を埋める人を見下す。ほんの少しの行き過ぎで、パワハラだ、法律違反だと騒ぐ・・・。

 

ぶっちゃけここは価値観が衝突していることが原因なので、パラダイムシフトに不可欠な痛みだとは思う。

 

ただ、感情論フルマックスなので、僕はこの議論に参加する気はないのだけれど。

 

そんなワケで長時間労働や休日出社等は『前時代のモノ』として、『今の世にあってはならないこと』という変な信念を感じる中ではあるのだが・・・。

 

最近あえて長時間労働も休日出社も行ってみた次第である。

 

すると、だ。ある条件下においてだと、むしろこの2つは非常にメリットが大きいことが実感できたのだ。

 

ってことで今日は、その『条件』と、僕が感じたメリットを、観点の紹介という意義のもと書いてみたいと思う。

 

 

長時間労働・休日出社を活かす『条件』とは?

f:id:pochihiko_inunosuke:20200917142307p:plain

もうザクっと言っちゃおう。

 

『他者の影響ではなく、自分の意志でそうすると決めたこと』である。

 

僕はちょっと昔に、不定休かつ15時間労働というヤベー働き方をしていた時期がある。

 

これは完全な命令や同調圧力によるものであり、ぶっちゃけ、したくなくて仕方なかった

 

こんな働き方は早晩心をぶっ壊すため、絶対に問題にするべきパターンだ。

 

―しかし、自分が必要と思ったことなら、あるいはしたいと思ったことなら、話はまるで変ってくる

 

例えばこの月曜、僕は休日だけど15時間ほど働いた。ただし、ここにはカラクリがある。

 

それは、本業ではなく副業だったということだ。生める金は雀の涙ほどだが、15時間キッチリ、充足感と満足感を持って取り組むことができた。

 

つまり、楽しかったのだ。

 

そんなワケで、『他者の影響ではなく、自分の意志でそうすると決めたこと』という条件付きなら、長時間労働・休日出社には以下のメリットが生まれると僕は考えている。

 

長時間労働・休日出社の良いところ。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200915140501p:plain

 

①『すべきこと』に煩わされない。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200915141328p:plain

月曜の副業はぶっちゃけ遊びと同義だが、日曜のオフもこっそり出社して仕事をした

 

僕にも段々立場というものができてきて、自分の裁量で動かさねばならない仕事がたくさん積まれた結果、『すべきこと』で一日が埋まっていることに気付いたためだ。

 

言い換えれば、『したいこと』に割く物理的時間が取れなくなったのだ。結構限界まで業務時間内に捌いてはいるが、やはり無理がある。

 

僕は今、ささっと実行したい計画が2つある(遊びも含めれば5つある)。しかしそれらは、まだ生まれたてのアイデアなので、正直醜く、脆い。

 

それをある程度まで固めるには、そこそこまとまった時間が必要だ。だから誰も仕事をしていないとき、つまり業務時間前後や休日を使ったという話。

 

今のところ、とりあえず仮ではあるが事業計画書を作成するところまでは行った。後は誰かを巻き込み、会議で通るかどうかというステージである。

 

②急な依頼が飛んでこない。

f:id:pochihiko_inunosuke:20200909162114p:plain

 

さっきのと重複気味だが、人が休んでいるということは、仕事が振られる可能性が極めて低いという話である。

 

つまり、結構まとまった時間を要する作業をするにあたり、理想となる時間を得られやすいというのが特徴なのだ。

 

結構主観的だが、0から1を生むようなアイデアは、『深くて短い集中』と『休憩』を繰り返した方が、クオリティが良いものができる気がしている。

 

だからこそ、人がオフにしている時間の裏を利用するのは、こういう作業に非常に向いているというワケで。

 

最近他人から言われる仕事ばかりやっているという意識を抱いてしまうなら、いっそそれ以外の時間に、したいことをしてみてはどうだろうか。

 

結果、休日出社や時間外労働が発動しても、自分がそう願ったという主体的なものなら精神衛生上むっちゃくちゃいい。少なくとも僕はそう思う。

 

―ということで塾講師アレコレから結構関係ないハナシになってしまったが・・・。

 

参考になればありがたし。

 

では今日はこの辺で。

 

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村