昔は殺意しか抱かなかったΣって記号は、最近何にも思わないただの記号という印象に変わりました。知ることって偉大。中元です。
さて、今回は頓挫したと見せかけて実はルーティンとして毎日継続していた【数列】の勉強のその後ですな。
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元々は経済学をきちんと理解するためというのが狙いだったのだが、気付けば日課の一つになり、やらないと気持ち悪いからやるという行動になっている。
そして最近驚いたのだが、僕は確かに成長しており、本番だと序盤でギブアップしていた数列が、今ならたまに、センターレベルでも最後まで解けるのだ。
もちろんちょっと捻られたら即終わる問題もまだまだあるため、実戦慣れしてかないと安定はしないのだが、この実感って非常に嬉しい。嬉しくて仕方ない。
今日はそのために、僕がやったことの結晶を、クソ大げさだけどシェアしておこうと思う。
基礎が順調に定着した復習のスパンとは?
いくら論理的思考力が求められるといわれる数学でも、基本公式や記号の意味がわからなければ何も始まらない。
そこでまずは、基礎の習得が急務であった。例えば等差・等比それぞれの一般項や、数列の総和の公式とか、Σの計算とか、その辺。
で、それらの習得には、あちこちで使われていたメソッドを使った。それは、以下のスパンで復習を行うことだ。
2回目の復習→最初にやってから2日後
3回目の復習→2回目の復習から1週間後
という具合。もちろん頭の中でそんな日付など覚えるわけはないと知っているので、付箋を貼り、そこに日付を書き残していった。
すると、本当に結構頭に残るから驚いた!体感値だが、何も考えないで行う復習の数倍は効率が良かったのでは、と思う。
ーなお、なかなか日を空けたら定着しない単元もどうしてもあったのだが、そういう時はある程度マスターするまで毎日演習することでカバーした。
ただし、それは理解しているのに頭に入りきらないときに限る。そもそも概念として非常に難しく感じた際は、以下の方法をまずは採った。
なかなかできるようにならない単元との向き合い方。
一番引っかかったのは、漸化式のうち、特性方程式とかいうよくわからないものだ。(上記の画像のヤツ)
ここは、メインに据えていた参考書を何回読んでも、どうにもしっくりこない。ということで、ここのテーマを解説したブログを、いくつか読んでみた。
すると、結局なんでそんなことをするのかという意味は分からないままだったが、とにかくその操作をすれば解くのに必要な数値が出ることは納得。
納得さえできればこっちのもので、不思議な話だが、今はその辺の漸化式はむしろ得意寄りとなっている。
ということで、参考書ではなかなか理解できない単元があるのなら、そこは割り切って色んな情報源を当たった方がベターじゃないかなと強く感じている。
基礎を毎日やり直す暇はない。ではどうするか?
とはいえ、毎日コツコツと基礎を練習しなおす暇は、さすがに無い。しかし、学習は皿回しのようなものであり、触れない日が続けば簡単に消える。
そこでおススメなのが、ある程度のレベルから先は、問題を解くのをメインにすることだ。
実際今はもう、イチイチ等比数列の総和の確認とか、していない。それが前提で問われる長めの問題をずっと解いている。(センター過去問とか)
もしア~ウくらいで死んでいたら大問題で、その際は基礎をやればいい。しかし、ハ~ヘくらいが死んでいるのなら、能力としては仕上がっている指標となる。
等比・等差・階差・漸化式・線形性・・・
数列一つとっても、頭痛がしそうな単元はてんこ盛りだ。一つ一つを丁寧にやっている時間はない。だから問題を良いから解けってことなのだろう。
しかも、基礎練習ばかりやっていても、得点率はあまり上がらない。走り込みとシュート練習だけした奴が、デビュー戦でいきなり大活躍はまずしないのと同じだ。
最序盤で演習をしても何にもならないが、ちょっとでも成長したのを感じたら、とっとと問題をやる方が、点は止まることなく伸びるような感想を抱いている。
終わりに -今後はどうするの?-
さて。数列はある程度仕上がったのだが、実はある悩みが最近もたげてきている。
飽きてきたのだ。
最初はあった目的が、今はちょっとどうでもよくなってきているのもあり、続けるのが少しずつ億劫になってきている。
ただ、僕は高校数学を教える気はさらさらないし、大学受験を終えてから今の今まで10年以上、数列ができなくても困った経験がないので、別にやめてもいいと思っている。
しかし、数学を克服するプロセスそのものは楽しかったので、数検の取得か何かを目標に、継続しようかな・・って少し思っているところである。次はベクトルやろうかな。
つーわけで、手前味噌ではあったけど、自分なりに克服する方法はこないな感じです。参考になればありがたし。
では今日はこの辺で。