最近、布団に入る瞬間が1日で最高の瞬間だったりします。中元です。
はい。今日は僕がちょっと見ていて思うことというか、講師が声掛けして盛り上げる系のイベントがハマらないときの共通点が見えたので、それを書こうかなと。
このイベントとは何かというと、「みんなで小テストの勉強頑張ろう!」「毎日数学の問題集を2ページ分、画像に取って送ろう!」とかいうあのキャンペーンである。
ピアプレッシャー(同調圧力)を使っているので、経済学的にも結構高いインセンティブを用いることができるためか、結構これを切り札として駆使する人は多い。
―しかし、これがきちんと機能することって、かなり少ないよなぁと、実は感じている。相当なインフルエンサーが前向きの参加しているときくらいだ。
頻度で言えば、3年に1回程度しか、まともに作用したことが無い気さえする。そして現在も、自然消滅寸前な勉強グループがいくつかあり、諸行無常を感じている。
さて。ではどうすれば、本来有益なはずのこの施策を、ちゃんと機能させることができるのか?
いよいよ、そのカギについて、私見をババっと書いていこう。
「おめー、やってねーじゃん」
こういう「頑張る系」のイベントで一番萎えるのは、主催した人間が全く学習に対し意欲がないときである。
「お前ら頑張れ、たるんどんちゃうか?」というセリフを、例えば飯をむしゃむしゃ食われながら言われたら、めっちゃ腹が立つのは想像に難くない。
そう。こういうのは、企画した手前、積極的に言った側も参加しないと、大抵は頓挫するように思えてならないのだ。
もちろんこうすれば勝手に上手くいくなんてのも超絶楽観論なのだが、少なくとも猜疑心とか反抗心を生み出す余地はかなり減るといえないだろうか?
せっかくの機会なので、何かしらを学び直すという意味でも、そういうイベントには自分も参加することを心がけたい。
それに、参加しないと見えてこないこともある。
そもそも、そういったイベントを企画するとして、立案者に参加者としての経験値が無いのは非常に考え物である。
世の中には色々なイベントを企画しては成功を収めている人がいるが、意外でもなんでもない共通点として、自分も参加者として楽しんでいるというのがある。
そうやって実際に加わることで、「なしてみんな、参加せぇへんねん?」という疑問の答え、せめてそのヒントを得られることは、あるのではなかろうか。
実際に僕も、かつて自分に対し、何となく高校数学をやり直す時間を設けていたことがある。その時は何となく、10分でノート2ページをノルマにしていた。
しかしやってみると、10分ではとてもノート2ページが埋まらないことが判明した。というかそもそも、計算メインの分野だと、1ページでも結構きついのだ!
これを踏まえて、生徒に「一緒に学ぼうぜ」と提案する際は、選択制にすると無理なく続くのでは?と独り言ちている。
① 10分間ひたすら問題を解く
② ルーズリーフ1枚が埋まるまで頑張る
という具合だ。この上で何かしらの報酬が与えられれば、さらに面白いといえないだろうか?
例えば数式が書き込まれたルーズリーフを【通貨】として扱い、何かしらのアイテムと交換するのも楽しそうじゃないだろうか。
てか、自分で言っといてなんだが、楽しそうだ。簡単なおやつなど、そういうストアを作るって、アリじゃん。
書いているうちに、エンタメな勉強の施策が湧いてきた。楽しんで仕事をするのは悪くないだろう。ふざけて仕事をしてるわけじゃないんだからさ。
ふと疲れたときに、勉強して溜まったルーズリーフを使って飲みものと交換するとか、胸熱である。そのうえで課題は出ると思うので、また考察したいなぁ。
ということで業務後にカタカタしてたらなんか閃いたこのブログ、今日はこの辺で終わりとする。