一週間が恐ろしいほど早く過ぎていくことに絶望している中元です。
はい。めちゃどうでもいい話なのだが、今日とあるマッサージセラピー(なのかな?)の体験会があり、暇だったので誘われるまま参加してみた。
それは人がやるものではなくちょっとした器具を使ったものなのだが・・とりあえず僕には、結構効き目があったと感じている。その根拠は何か?
僕は中2のときにケガをした影響で腰が悪いのだが、その部分がまず、ちゃんと痛くなったのだ。
経験則上、こういう治療(施術)で僕の古傷が痛んだら、そこが段々とほぐれて、終わればすっごく気分が良いというのがテンプレなのだ。
だから、このまま続ければきっと痛みも減っていたのだが・・。体験会なので、そこで無念の時間切れ。しかし他の部分も軽くなったので、良い時間だったと思う。
さて。
こういう経験を通じると、やはり『体験会』というイベントは大事だなぁと、改めて思わされた。新年度の戦略として、一番強くしつこく打ちたい手段だな、と。
今日はそういう、ちょっとした決意のお話である。
ゆるい繋がりをオフラインへ。
やはり人は、未知のものには拒絶反応を抱く。それを打破するのが試食とかも含む『体験会』という見方もできるのだが、実は別の側面もある。
We are lonely, but not aloneという本に書いてあるのだが、まずは【オンラインでの認知を高めること】が要とある。
つまり、最初は「こういうことをやっているコミュニティが、ここにありますよ」ときちんと知らせることが大事なのだ、と。
そうやってゆるい認知を広く浅く得ることが始まりなのだが、それに終始するのも本末転倒。そこから先を、滑らかに繋いでいく必要があるとのことだ。
【オンライン】の認知の先は何か?それは、実際に【オフライン】の場に来てもらい、コミュニティそのものを体験してもらうことである。
そうすることで、コミュニティ運営者とファンは当然として、果てはファン同士の交流が生まれるなど、有機的に、健全に組織が拡大する一歩になり得るのだという。
壮大で難解な話に思えてくるだろうか?しかし実はこれ、非常に身近な話なのだ。
あるお菓子屋さんが新作を開発したということで、試食会を開いたとする。様々な商品を実際に並べ、感想を聞きながら、商品の説明をする。
もちろんそこで味に感動して、そのお店のファンをダイレクトに生むという作戦も採れるだろう。しかし、その影響は、思ったより広範だし、予期しきれない面もある。
例えば、一人でそういう場に来る人は、割と少数派である。だから誰かを連れてくる。結果、小さなコミュニティがたくさんそこに集うこととなる。
そうすれば、集まった中に、偶然別の知人がいるかもしれない。こうなれば、そこでコミュニティがポンと繋がる。
仮にそうならなくても、その試食会に行ったという共通の経験が全員に作られるので、また別で顔を合わせたとき、話を生むきっかけになったりもする。
そうすると、また別の【試食会】に行ってみようかなというモチベになることもあるので、”ゆるい”繋がりは、上手くいきさえすればかなり広く拡大することになる。
―そしてその都度、意欲や興味がある人を、体験会を通じてコミュニティに迎え入れる。こういう流れが理想だし、実をいうと、成功している人が通る道だとも感じる。
つい最近も、とあるアパレルブランド同士がコラボして、お互いのファンが、お互いのブランドのファンになるという現象を起こしていた。
繋がりの設計。話としては大げさだが、要するに校舎でふんぞり返って客を待つなんて運営は論外ということなのだ。
今年度は、あまり自分でコントロールできないと踏んでいた生徒数をあまり重視しなかったが、今年はそこをコントロールできないか、踏み込みたいと思う。
ずっと蓄え続けて、限定的ながら実戦も積んできた知識を、今年はすべて吐き出してやる。そうすると、新しい経験値も得られるっしょ。
今回実際に自分が『体験会』に参加することで、また一つ決意が固まった一日であった。また行くとしようかな。
ってことで今日はこの辺で。