精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【メタバース】というとんでもない可能性のカタマリに、僕は心が躍って仕方がない。

最近、生徒から白髪を指摘されまくります。その指摘が白髪を増やすんだよと言いたい中元です。

 

はい。今日は塾の運営に直接は関係しないのだが、すごく面白いと思った話題のことについて、脳内整理かねて記事にしてみる。

 

それは、ちょっと今さら感のあるメタバースだ。

f:id:pochihiko_inunosuke:20220204162057p:plain

 

話題になっているってことそのものはさすがに知っていたが、一体どういうものなのかはぶっちゃけ調べていなかった。

 

そんな折、授業がたまたま一つ吹っ飛んで暇になったこともあり、どんなもんか調べてみたのだが・・・。

 

この技術が普及すれば、非常に面白い世界が待っているという期待で、胸が躍りまくっている。

 

今日はそんな話である。

 

 

もうひとつの世界。

f:id:pochihiko_inunosuke:20220204162224p:plain

 

メタバースと言えば超高尚な専門用語に思えるかもしれないが、ところがどっこい、概念としては僕らにも非常に馴染みがあるものなのだ。

 

一応定義としては、【インターネット上の仮想空間】という感じ。現実には存在こそしないけれど、アクセスはできる場所、という感じである。

 

例えばFFⅩのザナルカンドも、どうぶつの森の村も、アメーバピグもモンハンの狩場も、実は広義で考えるとある種のメタバースなのである。

 

そしてあなたは、ゲームキャラや自分が作ったアバターを通じて、その世界に”存在”し、その世界に暮らし、その世界のしきたりに従って行動ができる

 

こう考えたら、実は技術や概念として、そこまでぶっ飛んだ感じではないと思う。(実際僕も、コレクター・ユイっぽいなと思ったし)

www6.nhk.or.jp

 

では、最近超話題になっている【メタバース】とは、何が決定的に違うのか?それは、没入の度合いと、その存在の強さだと僕は考えている。

 

さっき言ったゲームの世界は、あなたが電源を落とせば、一旦は消える。そして、一人ひとり別個に、進度もストーリーも独立しており、繋がることはあり得ない。

 

また、あなたはキャラを操作する側として完全に現実の世界にはっきりと存在しており、少し顔を上げればテレビなりあなたの顔なりが見えるはず、という状態だろう。

 

しかし【メタバース】は、場所こそネット上ではあるが、そこに存在している。その場所にはその場所固有の時間が流れ、一人くらい出て行っても、消えはしない。

 

そう、もはやそこは、本当に存在する街に等しいのだ。

 

仮想空間のスタジアムを覗けば、VTuberがコンサートをしており、客席にはアバターが大勢集まり、それを応援しているのを、アバターを通じてあなたも見る。

 

妄想の中だけであった別世界に存在する自分が、完全に体験として可能になる。そういう技術が、今注目され、資金を集め、そして劇的に進化し続けているのだ。

 

それが可能になった理由は色々あるのだが、やはりヘッドセットなどを通じて、VRが一般化したのが大きいと思う。

これを使えば、インターネットに存在する空間に、完全に入れてしまう。見上げても振り向いても、電脳世界が見えるからだ。

 

そしてあなたの姿は、その世界だとあなたが作った【アバター】として表される。そしてそのアバターに、アイテムを身に着けさせておしゃれをさせることもできるのだ。

 

この裏付けをゴリゴリ調査していくと、NFTとかビットコインとか、その根幹であるP2Pネットワークなど、今まで勉強したことがバチバチ繋がっていく

 

それらを一直線に繋げて未来を考えると、僕は衝撃で打ちのめされそうになった。ってことでこっからは、今は妄想だけど多分すぐに実現する未来を、書き殴りたいと思う。

 

歴史の彼方に消えた世界よ、もう一度。

f:id:pochihiko_inunosuke:20220204175943p:plain

 

僕が一番期待しているのは、古の時代を体験できるメタバースである。

 

例えばVRを使い、平安京を実際に歩き回るというのも絶対に楽しい。その仮想の平安京は、実際の時間とリンクしていると面白そうだ。

 

夜にアクセスすれば、その街も夜であり、そこに”生きる”NPCは、平安時代の夜にやっていたことに興じていたりする。和歌とか、蹴鞠とか。

 

季節変われば見た目も変わるっていう風にすると、絶対に面白い。時折藤原道長をどっかに登場させるとかになれば、ムネアツである。

 

そしてこれは、結構ビジネスとしての面白さも秘めている。仮に、NPCの一人になって、あなたの分身が平安京に住みますというチケットがあったら、割と売れそうだ。

 

・・・まぁ、メタバースである必要はあるのかという話だが、他にも僕は、絶滅した動物をCGで再現したサファリパークとか水族館に、猛烈に行きたい。

 

目の前をドンクレオステウスが泳いでいったり、ティタノボアが横たわっていたりするなんて、最高過ぎるではないか。

 

こういう転用を考えると、結果としてもっと歴史・考古学の研究にお金が回りそうと僕は思うのだが、話が思い切りそれるのでこの辺にしておこう。

 

すでに消えた世界に、そして実際には存在しない世界に、確かに存在できる技術。マジでワクワクする。

 

「目覚めたら異世界にいた件について」ってやつは、もうすぐそこまで来た未来なのかもしれない。

 

ってことで今日はこの辺で。

 

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村