精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【2021年度の振り返り】ボーダーぎりぎりは"落ちる"と思って指導に当たるべきだと痛感した。

自分の腹の音が勝手に四重奏を奏でています。飢餓状態の中元です。

 

はい。この記事がアップされる前日に、結構病んでるブログが上がっていることだと思う。今日はそれが一区切りつき、良くも悪くも穏やかな時間を過ごしている折だ。

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しかし、今年の戦績は・・。全体的な数値を考えると、ぶっちゃけクソ良かったのだが、局所戦で考えると、しょっぱいところもチラホラだ。

 

そして今回はっきりと傾向として出てしまったのが、ボーダーぎりぎりは多分落ちるというものである。つまり、ギリB判定とかだと、合格ラインに入らないのだ。

 

今日はそんなことをテーマに、自分なりに思うことや、今後の課題などを、またしても自分用に書いておこうと思う。

 

ってことで以下、続き。

 

 

A判定しか受験しない説。

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昨今のコロナ禍や、日本全体を覆う不況のムードもあってか、受験で博打を張る生徒がマジでいなくなってきた印象がある。

 

つまり、A判定が出ない限り、受験すら決意しないのだ。B判定を食らおうもんなら、A判定の学校まで志望校を下げることも厭わない。そんなトレンド。

 

これはそれを証明できるデータを取ったわけでもなく、単なる非常に主観的な考え方に過ぎないのだが、しかしそういう傾向が強まっているという感覚はある。

 

倍率は一見低くなった代わりに、絶対安全ラインを取ったヤツしか受験しないため、例年ならぎりぎり受かる層が、ことごとく弾かれてしまう。

 

本番何点取ったかなんて知りようがないのだが、今年はそういう現象が多発した。A判定でない限り、合格は難しいというくらい、シビアに構えた方が良いのかもしれない。

 

B判定が消えた説。

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そんなのもあってか、僕はA判定か、C判定以下かしかなくなってきていると、そう思うようになっている。

 

つまり、「大体70%くらいで受かりますよ~」という安心感をくれるB判定は、存在しようがなくなってるんじゃないか、という話である。

 

例えばA判定を取った生徒しか受験しないと仮定して、かつその力量の持ち主だけで定員まで埋まったとする。

 

すると、例年の数値的にB判定を取ってても、A判定レベルの奴らで埋まっていれば、理論上平気で落ちるわけで、もはや合格率的にはC判定以下である。

 

仮にその学校に行きたいと執念レベルで感じているなら、意を決して突っ込むのはアリかもしれないが・・・。

 

例えば公立高校に行くことがそもそも最重要目的という(僕みたいな)タイプは、B判定の時点で志望校を安全ラインまで下げた方が正しいのかもしれない。

 

終わりに。

 

どこかで昔聞いた格言を思い出した。

 

「不合格者を出したくないのなら、ぎりぎり突っ込むことは絶対に許すな。志望校を下げさせろ」

 

というこれ。聞いた当時は、呑気でサイコパスなことを言いやがってと、結構呆れていたのだが、なんか現実の方がそうなってきている気がしてならない。

 

絶対安全ラインに高めて初めて、Goサインを出す。その代わり、とにかく高い実績を取り続ける。

 

そうなったら、こちらには冷血さが求められることになる。剛腕さもまたしかりだ。

 

ただそうなれば、ブランドで超優等生を集められる大手塾に、確実に敗北する。ならば僕らはいつまでも、薄氷を踏み続けてナンボなのかもしれない。

 

―さて。色々あったが、今年もこれで一区切りついた。

 

こうしてまた、悲喜こもごもの結果になったが、僕は特に、悲にしてしまったことへの罪滅ぼしとして、この仕事を辞めずにいると感じつつある。

 

もしいずれ、全員にサクラサクことがあれば・・・。それが本当の辞めどきなのかもしれないな。そんなことまで考えてます。

 

ただしばらくは、僕もケアに注力します。成果の方にも、目を向けます。でなけりゃ、すり減った心は、そうそうすぐすぐ戻ってきやしない。

 

明日からまた、頑張ります。でも今日はまず、クソ飲みます。

 

ってことで今日は、この辺で。

 

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