精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【同業者向け】『ルール』を作り込んでおくと、仕事がサクサク進むようになった件について。

休みまであと11日。先を考えると心が壊れそうになる中元です。思い出に残るあなたの笑顔が私をいつも励ましてくれます。

 

はい。毎度毎度のことだが、非常勤講師のシフト決めに頭が痛い。顧客の要望と、講師の勤務可能条件に折り合いをつけるのが僕の仕事であり、胃痛の素だ。

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去年の夏も、冬も結構頭を抱えた手前、何かやり方が違うんだろうなと思いながらも、何がどう違うのかがわからないまま、ここまでずるずる来た感じである。

 

そして今回は、また別の手段を試しているのだが、それが今のところ、わりかし良い感じに機能している実感があるわけで。

 

今日はそれを記事にしておこうと思う。

 

 

感情は決断の邪魔だと悟る。

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僕は自分で言うのもなんだが、最適解を出すのにこだわり過ぎるという弱点がある。ご家庭の要望も100%満たし、講師の要望も100%満たす、そんな答え。

 

もちろんそうといっても過言ではない落としどころにたどり着くこともあるが、そうなることは稀だし、そこに至るまでのコストで結果マイナスなんてこともしばしばだ。

 

わかっているが、なかなかここの踏ん切りがつかないのがずっと悩みの種であった。しかし最近、これらの記事をたまたま読んだ結果、目線がするっと変わったのだ。

chimney.town

yuchrszk.blogspot.com

 

これら曰く、「そもそも人間は、最高の答えを求め、だらだらと待ち、踏ん切りをつけないように進化してきた」というのが身も蓋もない前提であった。

 

こういうのを「正常性バイアス」というらしく、無意識下の思考のため、気づく方が難しいという話であった。

 

それにプラスして、人は本能的に『拒絶』を恐れるため、「下手な提案をして怒られたらどうするか、嫌われたらどうするか・・」という恐怖も、それに拍車をかけるという。

 

こんな風に、潜在意識から強烈なストップがかけられている状態なら、仕事がなかなか進まないのも当然という話になってくる。

 

となれば、自分のメンタルを鍛えれば済む話に聞こえる。しかし、そういうところへのテコ入れは、数年単位での努力が必須になるというネックがある。

 

それまでは別のツールなりテクニックなりを使って、その辺を補完していかねばならない。では一体、どうやって?

 

それについて考えるとすぐに、【ルール作り】というアイデアがポンと閃いた。

ameblo.jp

 

ラインを満たすか満たさないか。ここでのやり取りには、感情もクソもない。しかも僕の場合は極めて個人的な話なので、傷つける人もそんなにいやしない。

 

ってことで早速、講師選定に際するルールをサクッと決めてみることにした。するとこれが・・・結構楽だったんですなあ。

 

まずは【ご家庭からの要望】を一義に据える。帰宅時間、講師のキャラ、科目、レベルなどなど。

 

そして続いて、それを満たす講師がいるかを探し、いればその時点でアタックだ。その前後に個別授業を別に組めるかどうかは、今回後回しにすることに決めた。

 

長年やってきて悟ったが、そもそもセットで組める個別の案件を抱えている状況はとんでもなくレアであり、まさに守株のようなものだと気づいたためである。

 

単発コマのために出勤をお願いすることがないよう、季節講習や単発授業等のコンテンツは意識して拡充し、売り込むようにしている。

 

それに気付いてから、2コマ以上溜まってなくともゴーサインを出すことは、リスクでもなんでもないと悟るに至っている。

 

では、マッチングしそうにないとわかったらどうするか?少し悩んだが、まずはキャラやレベルを少し妥協し、それも無理なら初めて別日を打診することに決めた。

 

ここまでやれば、決まらない方が稀だ。それでもどうにもならなかったら・・・・。僕の信頼を切り崩して情に訴えるという具合である。(あまりきっちりは考えてない)

 

もちろん細かいところで言えば、「この場合は自分が担当する」といった線引きもあるにはあるが、ザクっとまとめると以下の通り。

 

①ご家庭の要望にマッチする講師を探す。→見つかれば即交渉。

 

②見つからなければ、レベル→時間と妥協する。

 

③それでも難航したら、情に訴える。

 

今のところ、このルール引きでぱっぱと仕分けたところ、爆速で仕事が決まっていき、フゥー、キモティーという感じである。

 

もっと早くに作ればよかったけど、もっと早くにやれば精度の低いそれになっていたよなと思うので、別にいいかと考えよっと。

 

では今日はこの辺で。

 

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