精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

【高校古文】は、短期集中のマルチモーダル学習で、一気に習得するのがいいよ!!

最近、肩甲骨周りの可動域を増やすことにハマっている、意味不明な三十路こと中元です。

 

死ぬほどどうでもいいのだが、僕は高校古典の点が割と良い。指導科目として教えたこともあるし、大学受験のときも、50点中43点くらい取れた。(漢文はタヒ亡)

 

ただ、古文の授業のニーズなどほぼ無いため、塾講師になってからは、必要とされるときだけ1週間前くらいから予習し、色々思い出すという突貫工事を行っている。

 

―とはいえ、古文の需要が無いのって、単に教えられる人間がいると思われてないという思い込みが原因なんじゃないのかと、ぶっちゃけ最近はそう考えている。

 

だからこそ、夏季講習に向けて早めに今年は予習を始めているところなのだが、今回は今までと違ったやり方を試し、かつそれが効いている手ごたえを感じている。

 

今日はそんなお話である。

 

 

短期集中マルチモーダル法。

 

その方法とは、名付けて【短期集中マルチモーダル法】である。名前にすると厨二な技名に聞こえるが、実際やっていることはそんな難しくない。

 

最近以下の本を読んで知ったのだが、語学において、最初から地道にコツコツ勉強をするのは、実は非効率的なのだという。

 

最初にガツンと時間・労力を投資し、一気に能力をつけて、その後でコツコツと学習を継続する方が、能力が効率よく伸びるという話であった。

 

となれば、古文もある種語学に該当する単元なので、そのやり方が効きやすいという帰結になりそうではある。

 

だからこそ、例えば夏休みの前半2週間を集中して使うなどして、一気に古文の知識を叩き込んだらどうなるだろうか。最近はそんな実験的なことを考えている。

 

実際、今手元にある参考書を開いてみると、全ページ数は284であった。これを2週間で割ると、20ページ前後がノルマとなる。

 

また、古文単語で超頻出の単語をまとめると、565語という有名な単語帳もある。これも1日40語ちょいと考えれば、心理的負担は減るのではなかろうか。

 

人によるだろうが、学習時間にすると45~90分くらいじゃないかと思う。学校が止まる以上、不可能な時間ではないと思うのだがどうだろう。

 

そこにマルチモーダルをぶつけて一気に終わらせよう。

 

そこに更にバフしたいのが、【マルチモーダル】という考え方である。これは要するに、あるテーマを、複数の観点や方法から勉強するというやり方である。

 

例えばさっき試したのが、とある参考書の説明をノートにまとめてから、別の参考書の、同じ部分の単元の説明を参照するという方法だ。

 

こうすると、異なった刺激・解説で2回同じテーマに触れることになるため、否が応でも記憶に刷り込まれる量が増える。

 

また、それぞれの参考書を比べて、自分にとって理解しやすい説明で解釈することができるため、手が止まらず進むというメリットもある。

 

ちなみに、無理に参考書を使わずとも、ネットで検索を掛けて、複数のサイトを同時に並べてザッピングするというやり方を用いれば、無料で再現可能である。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

特に厄介な古文単語の活用・助動詞の判別などは、これで一気にケリをつけるのがオススメだ。

 

ここで一度バコンと基礎を固めきってしまえば、後は時折質のいい問題集を解くだけで、能力の維持ができるようになる。

 

もっとも、この【質のいい問題集】がまたクセモノなのだが、これについてはいずれ推薦できるよう、自分であれこれと解いてみたいと思う。

 

終わりに。:まずはてめえがやってみる。

 

ということでこんなことを書いた以上、僕には自分で試すという責任が生じるわけで。まぁ実際は、そこまで大仰なことは考えていないけど・・。

 

ただし、テスト対策の授業がある関係で、その分野で早速この方法を試したが、今この記事を書いている間も、しっかりと頭にこびりついているように思う。

 

動詞の活用とか、係助詞とか、助動詞「き」とか、ぼんやり思い出すと、次々と出てくるようにはなった。ただ、まだ問題を解いていないため、そこだけアヤシイ。

 

来週からはぼちぼち、理科の学び直しも始まってくる。勉強法の修得は僕にとって急務なのだ。

 

ってことで今日はこの辺で。

 

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村