クレームと要望の違いを見抜けるようになりたい男、中元です。不要なストレスマジイラネ。
はい。最近、論破王ことひろゆき氏が、いかにして多岐にわたるあの知識を得ているのか、それについて触れた記事を読んだ。
元々これは「使える!」という直感があったのだが、特にガツンと勉強したいテーマがそのときは無かったのもあり、実は軽く寝かせていた情報である。
ただ今回、ちょっと色々気になって、あることを調べる必要が出たのだが、その時間が割と限られているとか、教科書が無いといった制約が強く、困っている。
そんなとき、上記の記事の方法を思い出して、「あ、今が使いどころだ」と思った次第である。そしてそれは、今回学習したテーマと、非常に相性が良かった。
今日はそんなレポートである。
【ひろゆき式情報収集術】とは?
なにか複雑そうなテクニックを用いそうな名前だが、簡単に言えば、以下の作業を行うことだ。
① 調べたいテーマをGoogleで検索する。
② それについての知識が書いてありそうなページを4~5個開く。
③ それらを一気に流し読みする。
という感じ。広義で言えば、マルチモーダル学習法に近いし、やってみる、非常に簡単で驚いた。
ってことで僕が調べたかったことは、【多動性 エスケープ】の対処と実例、メカニズムと言ったところだ。まぁ、最近そういう生徒の入塾がありましてな。
以下、実際に使って、得た知識をせっかくなので書き殴っておこう。
実際に使ってみた。 ー多動性と衝動性についての、僕なりのメモ。
多動性と衝動性については、過去色々と調べたことがあるし、実際に生徒と接する中でも確信していることがあるのだが、発動させたらもう終わりと見た方が良い。
だから大抵は、授業からの脱走やパニックなどが起きたときは、別室に連れて行って落ち着かせるといった風に、時間が解決することを対処法としていることが多い。
では、こちらにとって大切なことは何なのか?それは、その特性を発動させずに学習や活動に集中できるよう、システムや環境を徹底して整備することだという。
イスをがたがたして遊ぶのなら、それができないイスに変える。視界にポスターなどが入りまくるのなら、隠したり剥がしたりする。
集中が切れるタイミングを見計らって、プリントを配る手伝いをしてもらう。かまちょな生徒が別にいるなら、お互いが視界に入らないよう座席を配置する。
そんな風に。トリガーを徹底して把握し、引き金を引かないよう環境を作り変える。それでも対応しきれない部分だけ、ルールを用いて制御していく。
意志の力だけで、あんなに有り余るエネルギーを発散しきれるわけがない。それは認めたうえで、創意工夫を凝らすことが、一番健全で効果的な手段だとあった。
―なお、そういった突発的な行動や欲望を伝える際、実をいうと当人さえもその理由や感情がわかっていないことがほとんどらしい。
傾聴し、それを言葉にして解きほぐしていくことも、生徒の信頼を得て、ひいてはこちらの話を聞いてもらえる第一歩になるというカウンセラーの話もあった。
ちなみに、これは僕自身もそうなのだが、多動性・衝動性を持つ生徒は、ほぼ例外なく視覚優位の情報処理を行う。つまり、目で見た情報に反応しやすいということだ。
例えば、視界の端であっても、動く魚や虫については即座に僕は反応できる。そして、似たタイプの反応を示す生徒は、大抵元気がいっぱいなのだ。
これもこれで、自分で言うのもなんだが長所と言える。しかし表裏一体の特性として、耳から聞いた情報を処理し辛いというものもある。(まさに自分だ)
大事なルールは語るだけではなく、印刷して持たせる。そして、不必要に掲示物やインテリアで部屋を乱雑にしない。指示はジェスチャーを伴って伝える。
そういった施策が大量に見つかったのであった。尚、どのサイトも異口同音に書いていたのが、「これは特性なので、本人を責めてはならない」というものだった。
つまり、自分でもなぜそうしてしまうのかわからないのに、先生から怒られたり、皆から白い目で見られる場面が多いため、影で傷ついている可能性が高いのだと。
もちろん身体に危険が及ぶ場面は、叱責してでも防がねばならないのだが、それ以外は鷹揚に構えて、「こういう性格の子」という風に期待しないのが丁度いいようだ。
早速、テコ入れできるところはテコ入れしていこう。そう思った。
終わりに。
途中にめちゃくちゃ骨太の違う話が入り込んだので趣旨がブレまくったのだが、同時に大量の参考文献を並べて、それをザッピングしていくのは非常に良いと思う。
理科の教科書1章くらいであれば、このやり方で20分もあればケリがつきそうだと思った。それくらい効果は高いが、この記憶がどこまで持続するかは追試がいるかも。
ちなみに僕は、以前も書いた通り今回の情報はメモリーツリー状のメモに書き起こしつつまとめていった。自分にはこれが合っているようである。
jukukoshinohibi.hatenadiary.com
どちらかと言えば生徒に向けた話ではないのだが、お役立て頂ければありがたし。では今日はこの辺で。