精神年齢9歳講師のブログ

校舎での出来事、読んだ本、つまりインプットを全てアウトプットに変える実験場、的な。

【同業者向け】メンバーが気を利かせてくれることに依存する組織の、ヤベェ末路が見えた。

この上なく唐突だし、また、まだまだ文章にできるほど解像度が高くないのだが、長年の悩みがまた解けつつある。

 

僕の中でずっと”しこり”であった、上司と部下の関係性について、2023年になるかならないかの時期から、急に悩みが氷解していく感覚を抱いているのだ。

 

学習塾だろうが、そういう会社あるあるな話は付き物である。特に僕みたいな中間管理職は、ストレスを受信し易い立ち位置なので、猶更だ。

 

ところで、僕がずっと置かれていた状況は、どんなものだったのか。まぁ、どの会社でも見られる光景だと思うが、サクっと書いておこう。

 

ぼかしながら言うと、特に仕事を振られもせず、仕事をしている様子もなく、でも現場からの声は全部僕に届き、それを伝えても何も反応が無いという状況だったのだ。

 

それについて気を利かせて僕が処理すれば、労われることもあれば、カミナリを落とされることもあり、そのあいまいさにいい加減キレかけていたのが2021年頃からの話だ。

 

そういう不透明な裁量に左右される立場が本当に嫌で、昇進すれば全てが変わるのだと、どれだけ衝突しようが手柄を立てようとあくせくしたのが2022年度までのこと。

 

しかし結果、僕の昇進はうやむやになり、ならば独立するしかないと腹を括って、でもなんやかんやでその話が復活し、気付けば既定路線になり・・・。

 

話半分程度の信憑性しか抱いていないのだが、それが僕の置かれている現状である。率直な感想は、単に肩透かしを食らったとしか思わない、以上・・である

 

―ただ、本当に目が覚めてしまえばなんてことは無いのだが、2021年~2022年末までの僕は、単に不満に乗っ取られていただけだ。怒りを誰かにぶつけたかっただけ

 

その相手として、たまたま都合が良かったのが、目先の職場におけるギクシャクさだった、というだけなのだ(まぁ、全部僕に非があると考える気も、さらさらないが)

 

今思えば僕は、働かない人にイライラしたり、代わりに仕事すれば怒られたりする現状に不満を抱く代わりに、もっとするべきことがあったと、今ならよくわかる。

 

あの頃の僕は、純粋過ぎた。もっとしたたかに振舞っておくのが正解だったのだ。昇進とか裁量とか、そういうフレームの話以外に、まだまだ手は打てたはずなのだ。

 

仮に僕が気を利かせて、水面下で組織を乗っ取るような真似に成功していたら・・・僕もまた、水面下で転覆させられて失脚することになっていただろう。

 

それくらい、気を利かせることに依存する体勢は、本当に危ない。依存する側は勿論だが、進んで依存させている側にとっても、そうだと思う。

 

ちょっと導入が太くなったが、以下これがどういうことなのか、書き殴ってみる。

 

 

【部下】の仕事は、【上司】に上司の仕事を”絶対に”させること。

 

上司が仕事をしない。だから仕事の依頼が部下に直接飛んでくる。”気を利かせて”それを肩代わりし、褒められつつも、「仕事しろや」と不満を抱く。

 

この一連のサイクルは、正直そこかしこで見られる日常風景だと思うし、僕もそれにハマっていた時期がある。そして恥ずかしながら、僕はこの状況が満更でもなかった

 

「悪いあの人」に虐げられつつも頑張る、「かわいそうな私」。アドラー心理学で言うところの、全く生産性の無い、本質から遠い部分の思考

ameblo.jp

 

それに甘んじていた時点で、僕は部下失格だった。ヘンな言葉だが、僕はもっと、上司に上司の仕事をさせるべきだった

 

何故かというと、これが蔓延すると、立場や肩書に意味がなくなり、情報がどんどん秘密裏にネットワーク化し、今以上にあらゆることが曖昧になることが明白だからだ。

 

あの人に決済を取らずとも、裏でこっそり部下の〇〇さんに依頼すればいい。上司に許可を取らずとも、自分がやればそれでいいか。

 

そういう言動が肯定されればされるほど、あらゆる情報がクローズドされ、そしてそれが正当化される。チームとは程遠い、ばらばらの個人が集まっただけの場所になる。

 

そうなれば、成果が出ることはない。チームとして数値が作れない集団は、すぐに淘汰される。淘汰とはつまり倒産で、メンバーが路頭に迷うことを指す。

 

悲観的だろうか?僕はむしろ、現実的な論理を重ねれば、当然のように辿り着く、絶対に来る未来だと捉えている。気を利かせた末路は、こんなに恐ろしい未来なのだ。

 

―ちなみに、そういうことを考えている今なら、どういう行動を採るか。実は普段からやっていることもあるが、せっかくなので一気に紹介しよう。

 

上司を飛び越えて自分に来た依頼があれば、電話でもLINEでも口頭でも、サラッと上司にお伺いを立てる。正確に言えば、絶対に耳に入れる

 

例えば、「〇〇さんがコレの数値を教えてほしいそうです」みたいな具合で伝える。やってくれればそれでもいいし、「やっといて」と言われたら、それもそれでいい。

 

だが「んー」みたいな感じでどっちともつかない返事をされたらどうするか。これはちなみに言うと、ハシゴを外すタイプの常套句だから、対策はマスト

 

ここの鉄則は、そのハシゴを外されないようにこちらから一手打つことである。例えば僕なら、「では後でやっておきますね」と勝手に話を進める。

 

それに対し、「要らんことすんな」と言われたら、その場は「わかりました」と退きつつも、元の依頼主に「待つように言われました」となるべくテキストで伝える

 

それでもさらに「いや、やるように言って」と投げ返されたら、こちらももう捨て身である。更に上の人に全てのやり取りを伝えるか、mlで「お願いします」と依頼する

 

―ここまで徹底してでも、「責任を取るのが上司ですよ、権限と責任はセットですよ」という原則を絶対に守”らせる”。

 

上司が部下のハシゴを外しにかかるのなら、そのハシゴをビスで留めるのが、正しい部下の仕事だと、今なら思う

 

良かれと思って気を利かせることは、巡り巡って、全員の首を真綿のように締め上げるのだ。

 

意地でもコミュニケーションを公にすること。これを心掛けるだけでも、組織全体は健全になると思う。

 

ちなみにそこまでやっても徹底的に仕事をしないとか、ハシゴを意地でも外すとか、上の人が改善する気無いとか、そういう事情があるなら、転職しましょう。それだけだ。

 

「気を利かせるべきだ」という洗脳と呪縛からフリーな組織を、どうやって創っていくか。また一つ、課題が追加(更新)された瞬間であった。

 

では今日はこの辺で。

 

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