精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

不安や恐怖、緊張がヤバいとき=扁桃体が暴走してる説。

全く予想だにしないタイミングで、自分の悩みのヒントになる知識を得ることがある。今回もそんなことに関する話だ。

 

ある種お察しの通り、僕はすごく不安や恐怖、緊張を感じる場面が多い。その1つ1つが僕を成長させてくれる経験値という解釈で頑張っているが、ただ不健全だとも思う。


それを制御する方法ってなんなのか、そもそもあるのかないのか、そんなことをずっと考えては悩み、調べては試して、経過観察を何度も繰り返している。

 

そんなとき、ふと精神科医の先生が質問に答えるという動画を観て、ある面白い説を知った。それは、不安や恐怖が強いときは、脳の扁桃体が暴走している、というものだ。

【blog】人を自分を思いやることでストレスに強くなる | 不安は脳の緊急事態宣言 | SALON DE MOE

 

そしてその話が凄く興味深かったので、この記事に頑張ってまとめていこうと思う。では以下、悩めるあなたに向けた、脳みそのお話である。

 

 

扁桃体ってなに?

 

死ぬほど乱暴に言えば脳の一部分なのだが、その働きの説明に、個人的にギクッとするような文がある。

 

扁桃体は、不安や恐怖などの感情を感じた時に活動することが知られています。

 

過度な不安や恐怖が症状であるうつ病、不安障害やPTSDといった精神疾患においては、扁桃体の活動が過剰であることが知られています。

感情の中枢である扁桃体におけるドーパミンの役割を解明 - 量子科学技術研究開発機構

 

・・つまり、僕が主に寝起きに感じる苛立ちや不安といったもの、言葉の節々に、時折勝手に感じる敵意などは、扁桃体の活動が過剰ゆえに起きているエラーのようだ。

 

僕は僕のことを感情に乏しいヤツと考えていたのだが、実は全くそんなことは無く、むしろ感情的にあらゆる物事を感受する、動物みたいなヤツらしいのだ。

 

しかも扁桃体は、ネガティブな情報も処理する部分らしい。なるほど、天性のネガティブさは、脳みそに刻み込まれた性格だったのかッ。

www.akira3132.info

 

そしてその部分が過剰に働きやすいことは、メンタルのブレに直結しやすい。例えば簡単にバイアスを引き起こし、僕のメガネを歪ませる。なんとシンプルな論理だ。

 

他にも調べた結果面白いことは色々と分かったけど、話があっちこっちへ拡散するので、この程度に留めておく。

 

さて。僕は扁桃体の活動が過剰だ、と。それはわかった。ただ、あまりにも原始的かつ本能的なところに関するエラーの指摘ゆえ、どうしていいかがわかりにくい。

 

ここで気になるのは、扁桃体の活動が過剰とはつまり、以下のどれかが可能性として考えられるのだが、僕の場合はどれなのか、ということだ。

 

① 扁桃体の力が無茶苦茶強い

② 理性の力が滅茶苦茶弱い

③ 両方

 

・・・どれであろうが、突き抜けた何かはつまり強みである場合が多いように、僕はもうちょっと理性に頑張ってほしいように思う。

 

だから、いわば理性の鍛え方を学び、取り入れるのが丁度いい落としどころだと思えてくる。

 

調べてみると、扁桃体の活動は、本来前頭前野という部分が制御して、イイ感じのところに落ちつけてくれるものらしい。

www.nikkei.com

 

しかし、僕はそこが弱いのか、あるいは弱っているのではないか。そう思って、その機能が落ちている際に現れるサインを調べてみた。

 

意識障害見当識障害、易疲労
 

頭がぼんやりして考えることがうまくできない。
時間や場所の感覚があいまいになる。
些細なことでも疲れやすい。
 

■注意障害
 

集中力を持続させながら、1つの物事を長く続けることができない。
身の回りのいろいろな刺激に振り回されずに1つの刺激を選択して行動することができない。
一度に2つ以上の事柄に注意を向けて、行動を行うことができない。
何か行動しているときに、別の指示を受けて対応すると、そのあとに最初の行動にスムーズに戻ることが難しい。
 

■記憶障害
 

新しいことが覚えられない。
すぐにばれるうそをついてしまう。
物をよくなくす。
どこにしまったかを忘れる。
同じことばかり話す。
同じ間違いを繰り返す。
 

■遂行(実行)機能障害
 

遂行機能とは目標を決め、計画を立て、手順を考え、それを実施し、最後にその結果を確認する事です。

 

要点の定まらない話をしてしまう。
計画が立てられない。
優先順位を決められない。
 

■感情と社会的行動の障害
 

何かをしようとする気力が起きない。
物事に関心を持てない。
抑うつ、イライラなどの気分のムラが激しくなった。
非常識な行動をとってしまう。
欲求を我慢できない。
自分の問題を認識できない。
 

■流暢性の低下
 

流暢性とは、情報(主に言語情報)を適切に、素早く、数多く処理し出力する能力・特性のことです。長期記憶から情報を取り出し、条件に合致しているかどうか、既に出力した単語でないかどうかの吟味をし、さらに発声や書字などの出力ができるかどうかの機能です。

 

特定の条件に合う言葉を思い出せなくなる。例えば「し」や「い」から始まる言葉、「しゃしん」や「いぬ」などの単語を思い出せないなど
 

brain-care.jp

 

今の僕に当てはまる箇所を太字にしてみた。・・・なるほど、僕は注意障害、なのか?そしてこれの心当たりはたった一つだけ、ある。

 

それは最近ろくすっぽ寝れていないということ。ちなみにこれは体感ではなく、Fitbitの数値データという意味だ。

 

さらに言えば、最近酒の量が病的に増えたってのも大きい。まぁ、ストレスを感じる期間や場面が多かったもので・・・・・・・・・・・・・。

 

結果、脳が休めない、扁桃体の暴走を止められない、イライラするから酒を飲んで誤魔化し、回復しないからまた暴走する、と。あぁ、論理的、論理的。

 

僕の場合、何からどう始めても必ず最後に同じエラーの根っこに行き当たる。折り合いつけながら飲酒ってできんのかな。

 

まぁ、色々とキリが良いのでしばらく酒は止めようと思ってたし、丁度いい。商売道具である脳をこれ以上殺さぬためにも、一旦これで様子を見る。

 

脳が原因のとき、何が脳の機能を弱めているかを調べること。これは結構大事ではないかと、そんなことを考えた。

 

では今日はこの辺で。

 

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