精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

「休まない・休めない」のは"無能"という論が、めちゃ身に染みた……。

僕は自分でいうのもなんだが、すごく働き者だ。なぜかというと、休まないからだ。

 

例えば今月のフル休みは4日である。週6で勤務しているのみならず、その唯一の休みはよく研修などで潰れるからだ。

 

馬車馬のごとく働いて、それでも我が暮らし楽にならざり。ならばもっと働かなければならないのだろうか。

 

そういう風に昇進してからずっと、キリキリと胃を痛めながらもやもやと悩んで、半年以上が経った。

 

そんな折、目が覚めるのみならず、自分が本を読んで仕入れながらも腑に落とせていなかったアドバイスの全てが繋がる切り抜きに出会った。

 

それはこれだ。別に僕は年収1億を稼ぎたいわけではないのだが、この動画をたまたま目にして、わかったことがある。

www.youtube.com

 

それは、決して豊かになれないような働き方と考え方を、僕は自分に課しているというものだ。そしてその思い込みに、僕は驚くほど無自覚であった。

 

端的に言えば、休みを犠牲にして徹底的に働きまくるのは、ある意味無能な働き方。今日はそのぐさりと来る真理について、悟ったことを書いていく。

 

 

時間の切り売りには限界がある。


本当は違うのかもしれないが、月収とは時給×労働時間だと思われる。これは固定給を例にとると、決して正確ではないのだが、話を簡単にするため、こう考えておく。

 

そうすると、例えば自分の月収や年収を増やそうと思ったら、誰でも閃くことがある。それは、労働時間を増やすことだ。単純に掛け算の変数の片方をイジるというだけ。

 

もちろんこれでも、ある程度まで給料は増える。しかし、その限界は想像以上に近くにあるのだ。

 

僕はかつて、週休1日で15時間労働という日々を送り、心を折ったことがある。自分の時間を今以上に切り売りすると、人間という生物的な意味で、限界があるのだ。

 

そして僕もそう、という念押しをしたうえで、さっきの動画を視聴して僕が気付いたことを書く。それは、ほぼ全ての人は、もう1つの変数をイジらないというものだ。

 

いわば、どうすれば時給を上げられるかを”考えない”。今以上に必死になって働くという言葉の意味は、結局、今以上に自分の資本を切り売りするということなのだ。

 

そういう思考である限り、仕事のスケールは上がらないし、休みは取れないし、もちろん年収も上がらないひろゆき氏は笑いながら、すごく痛いところを突いていた。

 

その目線で自分の働き方を検証すると、僕はびっくりするほど、言葉を選ばずに言えば貧乏な働き方をしていることに思い当たった。

 

アインシュタインと秘書の逸話ではないが、なんでも自分でやった方が早いからと、全部自分でやるのは愚かということが分かっていながら、そうしていた自分。恥だ。

 

休みが取れないということは、単に休みの時間さえも切り売りする候補として顧客に明け渡していただけであり、これは自分の時給を下げるだけの行為に他ならない。

 

だから自分の時給を徹底的に高められるよう、現状のステージに合わせて働き方を変えていく必要がある。数多の本に書かれていたはずなのに、気付けなかったヒント。

 

堀江貴文氏は、「カルピスの原液になれ」と説く。斎藤一人氏は、「ヘッドピンを狙え」と説く。しかしその根底はいずれも同じだ。

 

どうせ働くなら少量の仕事で多大な利益を生むべし、ということなのだ。あるいは自然に拡散していくネタを撒け、という話である。

 

休まないこと、休めないことは美徳でもなんでもない。それは単に、自分が利益率の高いコンテンツ作りや思考から逃げているだけ。頭をぶん殴られたような衝撃がある。

 

例えば1日8時間の労働を週5でやったとして40時間、かつ土日でチョイと働けば44時間になるとしよう。

 

極端な話、これで生めるのと同じ利益が1日で出せるなら、残り6日は遊んでいてもいいのだ。(人件費や光熱費だって浮くし)

 

ただしそういう考え方を僕らは、それこそ義務教育下で「ずるい!」とか「卑怯だ!」とか「がんばって(残業して)いる人を評価します」という言葉で煙に巻いてきた。

 

今こそ猛省し、僕は傍から見れば、「あいつ、最近サボってね?」と言われるくらいの働き方に、しれっとシフトしていくべきタイミングなのではないかと思う。

 

お金稼ぎを楽しいと思うこと。そのマインドセットが、今後の課題・・・と言えば大仰だが、実を言うと既に割とそう思っているので、自分に正直になるだけでOKなのだ。

 

まずは第一目標として、週休1日は死守することにしよう。仮にどうにも取り戻せなかったときは、必ず別の機会に取り戻し、ペイをする。そこはシビアに構えよう。

 

これ以上自分の時給を下げない。自分の資本の単価を上げて、高値で売ることを徹底する。不思議とこう思えば、心が躍る。

 

皆様はいかがでしょうか。休まず働くことで、何が失われているか、一度手を止めて思いを馳せてみてはどうだろうか。

 

では今日はこの辺で。

 

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