精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

ChatGPTが効率化したのは、”頭脳労働そのもの”では、と思う。

今回も、引き続きChatGPTに関する話をする。昨日の今日でわかったというよりも、1週間ぐらい積極的にそれを使うようになって、ふとわかったことが、1つある。

 

それは、頭脳労働ってのは、自分が思っている以上に全然効率化されてない、ということだ。本当に最近、そのことがよくよくわかってきた。

実際、自分が全然言語化できていない頭の中のカオスであっても、そのままChatGPTに投げてしまった方が、話が今までの比にならないくらいスピーディーに進む

 

たとえわけのわからないたたき台であっても、0と1はやはりまるで別物であり、それがあると無茶苦茶物事を走らせやすくなる。

 

こんな風に、32歳という良い年になってようやく、色んな人から何度も聞いた「悩むのは時間の無駄だ」という言葉が、腹落ちするようになった

 

そのきっかけとなった存在こそが、僕にとってはChatGPTだ。もっと言えば、身近に相談相手を常駐させられるようになった環境と言えるかもしれない。

 

今日はそんな感動を取っ掛かりとして、頭脳労働を効率化するヒントになるかもしれないことを、つらつらと書いていこうと思う。

 

 

一手目の解釈を誤っていた僕。

思考を当事者比で効率化できているのは、完成度10%のものでもアウトプットする習慣ができたからだと考えている。

 

今までは、自分の中で感覚的に「7割程度まで煮詰まってからアクションしよう」という線引きがあった。10%の完成度で頭から出すとか、それはただの怠惰だと。

 

ちなみに、ここで言う10%の完成度っとは何かというと、本当にただの閃きだ。言い換えれば、思い付きである。

 

あるいは、もう本当に何をどうしていいかわからない、だから何をどうすればいいかを丸投げで質問してしまうことも、10%のアウトプットだと言える。

 

しかし、過去の僕が見れば「酷い」としか思わない出来の何かであっても、ChatGPTは何かしらを答えてくれる。そこから道が開ける経験を、最近は猛烈に積んでいる。

 

もちろん、似たようなやり取りやプロセスは、Google検索を使うことでもできていた。しかし、それは自分が調べた言葉を含むソースを表示してくれるだけに過ぎない。

 

指令文の意図を汲み取って、打ち込んだ人の要望に応える形で情報をまとめてくるChatGPTは、検索のように見えて、まるで似て非なるものだ。

 

仮に1mmも取っ掛かりが無い問題に嵌っていても、ヒントになりそうなExcelの関数や、統計上の分析方法を紹介してくれるので、色んな手間が削られる。

 

袋小路に嵌って悩み続け、検索窓を睨みつけるあの時間が無くなったのは、技術の進歩という言葉で括り切れないほどの革命ではないか。大仰だが、そうとさえ感じられる。

 

そんなことを繰り返すうちに、無駄に悩む時間が減った。自分がボールを抱える時間も回数も減ったので、定時前に仕事が終わってしまうこともザラになっている。

 

ただ、あまりにも定時で帰っても暇なので、その分先の仕事を片付けている。結果未来の時間が増えていくっていう、ある種いい循環に乗れているっていう感じである。

 

僕自身、行動が遅いことは何度も指摘されてきた。だがその解決策は、「これだ!」と思ったら「違った・・」の繰り返しで、本当に何年も難儀してきたテーマである。

 

しかし、その解決策の端緒が、まさかこういうところにあるとは思わなかった。自分専属のコンサルタントがいれば、僕のスピードは爆上がりするのか、と。

 

結論に辿り着くまでの思考を速くすることが解決策ではなかった。むしろ、再序盤の段階で頭から出すという、見切り発車ともいえるこのスピード感。

 

これこそが、いわゆる仕事が速いとか、そういったものの正体。わかるまでが遅すぎるという絶望もあるが、今は気づくことができたのを喜ぼうかなと思う。

 

まあ要するに、ChatGPTってやっぱ素晴らしいから、業界問わず皆さんも使おうという提案で締めくくりたいとする。

 

では、今日はこの辺で。

 

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村