【観察力の鍛え方】や【大きな嘘の木の下で】をはじめ、様々な本で書かれてある教えに、「大失敗を避ける」というものがある。
成功に再現性は無いが、失敗には不気味なほどそれがある。だからそれを知り、共有し、徹底して潰す。これが何より重要なのだと。
最高得点を高めるというより、最低値の点数を伸ばしていくという考え方だ。それによって一撃死しないという安全を確保したうえで、初めて大きな仕事に取り組む。
すごく納得するのだが、まずはやはり、そこからなのだ。
ところで僕は今、体調がよくない。なんなら、朝起きてからずっと、なんか普段とはコンディションがズレているという、変な感覚がある。
例えば、ベッドから出られない。ギリギリまで寝ていたい。嫌な仕事のことが頭に浮かぶ。やる気がでない。こんなモードがずっと続いている。
僕はこれを「無気力モード」と呼んでいるのだが、これが発生するとなかなかに大変だ。先述の通り、動くことすら億劫になる。
しかし、何事にも因果関係がある。昨晩何をしたから、今朝ここまでしんどいのか。その心当たりを、少し掘り下げてみた。
結果、僕の体調を悪くしたと思われる要素をいくつかピックアップすることができた。今後は、これらさえ避けておけばいい。
てことで今日は、備忘録がてら、それを書いておく。
①就寝前の油ものは避ける
三十路を越えてから顕著に思うことだが、油の耐性が本当に無くなった。カルビもホルモンも唐揚げも、昔ほど美味しくない。
なんならその後の不快感が大きくて、すごく萎える。そんな紙耐性なのに、昨日の夜は揚げ物たっぷりの、のり弁当を食ってしまった。
それによって眠りが悪くなり、消化不良を起こし、平素以上に消化器が荒れたと考えれば、すごく納得する。僕の体調悪化は、つまり油で引き起こされたのだと。
もっとも、揚げ物によって大きなダメージを負うケースは、就寝前に限られる。たっぷりと間隔を空けておけば、ただ食べただけで眠りの質が落ちることはほぼ無い。
例えば日中にほっともっとの特のりタル弁当大盛りを食っただけで、睡眠が悪化した思い出は全くない。
あくまで寝る前に油を摂取しないことが重要。そのことは、改めて肝に銘じておきたいと思う。
②寝る前にお腹いっぱい食べる
先ほどの話とリンクするが、たとえ油ものを避けても量をたくさん食べてしまったら、睡眠の質がとんでもなく落ちる。
焼き肉でホルモンやカルビを食べないようにしても、ご飯を大盛り二杯食った場合は、その直後に寝ようとするとすごく喉が焼ける感覚がある。
つまり留意した食事でもたくさん食べればこうなるのだから、油ものを腹いっぱい食べて寝てしまった日には、もう散々な目に遭うだろう。
日頃晩酌をする僕なので、それも相まって、食事に起因する体調不良は他の人より発生しやすい気がしている。
③就寝時間を1時間以上前後させる
新しいゲームを買ったらついついやっちゃうのが、睡眠を犠牲にしてそれに熱中することだ。
30歳を過ぎた今、ゲームで完徹なんて体力的に無理・・だと思っていたが、こないだ気づけば外からカラスの鳴き声が聞こえてきた。
そこから慌てて寝たのだが、うまく寝付けないし、起きたら最悪の目覚めだしで、いいことなど全くなかった。
睡眠時間はやはり、固定したらなるべく前後させない方がいい。上限は1時間程度の振れ幅というところだろう。それを超えると、しんどさが生まれてくる。
ゲームはもちろん楽しいのだが、翌日の諸々を犠牲にしてでも楽しいのか?この点は時折自問自答して、少しは制御が可能になるようにしたいと願って止まない。
終わりに。
逆に言えば、この3つの地雷を意識して避けると、安定して6~70点の体調は守れるということになる。それを維持すれば、たまに好調になることもあるのだ。
狙って絶好調に入るのは難しい。だが、最悪なコンディションをつくらないことは、そこまで難度が高い話ではない。改めてそう思った。
では今日はこの辺で。