精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

【反省文】急性アルコール中毒になりかけたので、きちんと反省します。

昨日、本気で死を覚悟した。タイトルにもあるが、恐らく僕は急性アルコール中毒になりかけてしまった。(もしかしたら軽度のそれにはなっていた?)

 

身内と店で飲んだのだが、今思い出してもあの酔い方、気分の悪さ、足腰の砕けっぷりは、その全てが異常だったように感じる。なぜ死ななかったのだろう。不思議すぎる。


繰り返すが、本当に死んでもおかしくないくらいのところまで行ってしまった。あのときの僕が咄嗟に胃の内容物をトイレに全て出していなければ・・

 

冗談抜きで、今頃三途の川を渡っていたところかもしれない。それくらい今は、「やらかした~」という軽さではなく、死に触れた恐怖を感じている。

 

だから今日は、誰から誰に向けたものかはさておき、急性アルコール中毒になりかけた(なった)ことは認めつつ、その反省とこれからについて、文字にしておく次第である。

 

 

一体何が起きたのか?

 

白状すると、事件が起きたのは1月3日夜だが、2日夜も高校の同級生と酒を飲み、見事に二日酔いで朝にリバースをかましている

 

そんな体調なのでろくすっぽ飯も食えないまま、夜の飲み会に繰り出したのだ。つまりその日初めて口にした固形物がおつまみで、水がお酒、ということだ。

 

出だしにハイボールを1杯、2杯と飲んで・・・このペース自体は、特段普段より異常ということはない、と思う。

 

だが異変が起きたのは、飲み始めて1時間くらい経った頃だ。とてつもなく気分が悪くなり、トイレへ立ったのだが、絵に描いたような千鳥足で、まともに歩けない。

 

なんとか辿り着いて便器にしがみついて吐き出したが、今度はそこから動けない。身体に力が入らず、猛烈な気持ち悪さに全てが支配された感じだ。

 

自分の呼吸以外のすべての音が消えて、水に潜ったときのような無音と意識の遠さを感じ・・・・・・そこからは、本当に覚えていない。気付けば家で寝ていた。

 

恐る恐る同行者に聞いてみたが、「確かに具合が悪そうだったけど・・」という感じで、普通に話して、自分で歩いて帰ったそうだ。全く記憶にない

 

起きてからも強烈な頭痛と吐き気のため、布団の上でのたうち回り、バファリンを摂取してやっと動いている、という感じだ。

 

ここまで酔いに支配されたのは、人生初だ。実際急性アル中で入院した友人に相談もしてみたが、そいつの症状に酷似していた。年甲斐もなく何やってんだ俺・・。

 

―という症例をまずは書いてから、実際に急性アルコール中毒はどんな風に起きるのか、せっかくなので様々な情報をまとめておきたいと思う。

 

急性アルコール中毒とはなにか。

www.asahibeer.co.jp

 

急性アルコール中毒とはなにか。色々調べてみたが、血中のアルコール濃度が急激に高まった際に起こる、中枢神経系の障害とのことだった。

 

案の定、二日酔いの後は、肝機能がかなり低下しているという。そこへ更に、飢餓状態で酒を流し込んだのだから、全てがバチバチに繋がってくる。

 

ちなみに急性アルコール中毒の症状は以下の通りだ。

 

意識の混濁、昏睡、血圧の低下、呼吸の抑制、失禁

 

悪酔い

  • 顔面や全身のはっきりとした紅潮・灼熱感、発汗
  • 動悸、呼吸困難、胸痛、低血圧
  • 頭痛、不穏、めまい、目のかすみ
  • 嘔気・嘔吐、口渇
  • 脱力、低血圧、起立性低血圧(急に座ったり立ち上がったりしたときに起こる失神)

など

 

記憶の抜け落ち(ブラックアウト)

泥酔中の失態について後で思い出せない

 

アルコール性低血糖

18時間以上の飢餓状態の後に大量の飲酒をすると、低血糖が起こる

www.asahibeer.co.jp

 

例えば失禁などはしていないが、他は割と症状として心当たりがある下手すれば高次の機能障害もあり得たということで、マジで慄然とする。

 

今も肝臓は滅茶苦茶な状態なのだろうと思う。これは猛反省して、必要とあらば治療を挟んででも、僕はアルコールから距離を取らねばならないようにも思う。

 

今日きちんとケジメを付けて、明日からまた断酒生活に入ろう・・・。実際今も、体調はとんでもなく悪い。ただ繰り返すが、生きてただけ本当にめっけもんだ。

 

生々しい体験談から感じ取れるもの。

 

以下の体験談を読んだ際、他の言葉が見つからないのだが、すごく強い共感を覚えた。

 

若かりし頃お酒の席で羽目を外してしまい急性アルコール中毒になってしまいました

 

今はそんなに一気飲みを煽るようなこともないですが、当時はコールというものが流行っていてテンポのいい掛け声と手拍子に煽られてビールなどをジョッキ一杯一気飲むのが当たり前でした

 

しかしそれが急性アルコール中毒になる原因でもあり、実際亡くなってしまうかたもいらっしゃいました


わたしもアルコール中毒になったのですが、その症状はとても苦しいものです

一気飲みで突然大量のアルコールが体内に入ると、目の前がぐらぐらと揺らぎだします


普通に酔ってしまったときも軽いめまいはあるかと思いますが、急性アルコール中毒の場合はもう正常に立っていないくらいにぐらぐら揺れるのですぐ違いがわかると思います


座っても、横になっても、目をつぶってもぐらぐらは止まりません

 

その後は激しい嘔吐です
ここで意識を失うかたもいますし、このあとの症状は個人差です

 

わたしの場合は激しい嘔吐から気を失い、泡を吹くまでいったそうです
しかしながら覚えてはいません

 

ですが、今思うと命を落としかねないとても恐ろしいことでした

急性アルコール中毒は若いかたに多く、わたしがなったも二十歳なりたてのころです

なので若いかたは特にお酒の飲み方に気を付けてください

caloo.jp

 

これを読んでも本当によくわかる。僕は本当に、死の寸前まで辿り着いている。今も食道の辺りが痛く、胃も重く、頭も上手く回らない。商売道具が錆びついている。

 

家に帰れば、ボンベイサファイアビーフィータージンの原液が並んでいる。ただ、それはすぐに見えないところに片づけておこうと思う。

 

今はもう、アルコールが怖いこんな気持ち、初めてかもしれない。僕に快楽と忘我を教えてくれるツールに、命を奪われかけた。この体験は、本当にトラウマだ。

 

僕の体内に刻まれた傷跡は、しばらく痛みを伴ったままそこに在り続けるだろう。少なくともこれが消えるまでは、酒は手に取らないと誓う。

 

何故か?死にたくないからだ。今までは肝硬変といった長尺の病気を言葉では恐れていたが、実際は現実味も無いことから、半信半疑という程度だった。

 

しかし―繰り返しになるが、ここまで身近に”死”を感じたことは、本当に大きなイベントだ。今も思い出すと、本当に、本当に、ひたすらに、恐い

 

1月4日が自分の命日になったかもしれない。この可能性は、しかと胸に刻み込み、一生消さないように臥薪嘗胆したいと思う。

 

せっかくだから俺は・・・

 

健康のありがたみは、失って初めて気付くと言われる。僕も今、不調を感じていない頃の自分の様子を、全く思い出せない。

 

だから取り戻すしかない。むしろ不摂生を重ねていたアル中の自分は死んだということにして、心機一転、引くほど健康に気を遣うマンになってやる。

 

だから禁酒について調べてみた。すると、具体的な効果と、それが出てくる期間について、そこに書かれていた。

beverich.jp

 

禁酒によって、禁酒後3日で睡眠の質が改善し始め、2〜3週間で肝臓が正常に働き疲労感が軽減されます。

 

また、1週間で肝臓脂肪が減少し、禁酒終了後のアルコール摂取量が減少することがわかっています。

 

特に、脂肪肝の場合は2週間程度の禁酒で状況が改善する場合があります。脂肪肝とは肝臓に中性脂肪が蓄積される状態のことです。

 

禁酒後の効果には個人差がありますが、禁酒を続ければさらに高い効果が期待できます。1ヶ月程度続けることで、より大きな効果が現れるでしょう。

 

ただし、禁酒による効果を得るためには、アルコールの摂取を完全に止める必要があります。

 

また、禁酒によって改善される問題がある場合は、医師の指導の下で禁酒を行うことが望ましいです。

 

白状すると、2023年は多分300日以上飲酒をしている。肝臓がブチ切れながら僕の中の毒を処理していると思うと、涙が出てくる。

 

3週間。ここを酒無しで過ごせば、肝臓が元に戻るそうだ。逆に言えば、300日やらかしても3週間で復活するほど、肝臓はタフなんだなという頼もしさも覚える。

 

また断酒日記を始めようかな。書くことで飲酒欲は揺らぎ、そして霧散する。自分で自分の観察日記を書くようなものだ。

 

感情と同じで、体調も日々移ろい、そのときを過ぎれば思い出すことが困難になる。日々記録することの意義は、思った以上に大きい。

 

毎日帰ってから、断酒日記を書こう。今決めた。そうしよう。でないと、マジで僕は、四十にして惑わずの前に死ぬ。

 

その誓いをもって、この反省文を終えることとする。では今日はこの辺で。

 

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