精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

先行きのわからない未来を、改めてゲームみたいに捉えて楽しんでみるテスト。

未来は予測不可能だ。これは当たり前だと思われるかもしれない。では、データの延長線上に未来はないと言われれば、どうか。僕はこの指摘に、かなり面食らった。

 

どちらかと言えば数学の漸化式みたいに、パターンが見つかればその先も全て見えるのがビッグデータの強みだと思っていた。しかし現実は、違うのだと。

 

どちらかと言えばサイコロと同じで、それぞれの確率は完全に独立したカオスであり、それまでに出た目がその次に影響を及ぼすことは、全くないようなのだ。

 

そのことを極めて冷徹に、納得するしかないほどの根拠と説得力を持って指摘するこの本は、本当に学びが多くてすごく有難く感じる。

準備が整うことは永遠に来ない。未来は訪れないと分からない。ではどうやって次の行動を決めればいいのか。尻込みする自分を強く自覚しているからこそ、すごく悩む。

 

本書では、変化が前提となっている時代だからこそ、「HERO」の考え方を持つことが大切だと説かれている。その意味することは、以下の通りだ。

 

第1の力 HOPE(ホープ) 道は見つかると信じる力
・「実験と学習」により道を作る
・資源は、自ら獲得する

第2の力 EFFICACY(エフィカシー) 現実を受け止めて行動を起こす力
・すでに持っているもので始める
・慣れない人や場に臆せず交わる

第3の力 RESILLIENCE(レジリエンス)困難に立ち向かう力
・損失の覚悟を決める
・困難を学びの機会にする

第4の力 OPTIMISM(オプティミズム) どんな状況も前向きに楽しむ力
・偶然の機会や出会いを活かす

www.foresight.ext.hitachi.co.jp

 

これを念頭において、それを早速活かすとすればどうなるか。とりあえず有無を言わせぬ物量作戦が手っ取り早いのではないか。やけくそみたいだが、そう考えている。

 

そのときふと、ちっちゃな閃きを得ることができた。それは広義のゲーミフィケーションだが、その閃きを深めていくと、すごく楽しそうな予感をそこに覚えている。

 

今日はそんな男の子全開の話を、ここにまとめておく。

 

 

システムもろパクリ。

『龍が如く8』桐生一馬のサイドストーリーコンテンツ「エンディングノート」情報を公開:時事ドットコム

 

前に記事にした気がするが、僕は「龍が如く」シリーズが大好きだ。ストーリーは勿論だが、サブストーリーを含むその他ミッションの充実度もすごく好きである。

 

特に最新作龍が如く8の紹介記事で読んだ、エンディングノート」なるサイドストーリーは、その内容に凄くヒントを得られたような心持になっている。

 

主人公が人生を振り返り、やり残したことをバンバンノートに書き出して、一つずつ味わいながら区切りをつけていく。

 

それ自体はゆっくりと終わりを受け入れる時間に他ならないのだが、ヒントになったのはその膨大な量だ。

『龍が如く8』桐生一馬のサイドストーリーコンテンツ「エンディングノート」情報を公開:時事ドットコム

 

"終わり"を強く自覚していると、日々安穏と暮らしている間には閃かないような「やり残し」が、想像だにしないような数量で頭から出てくるのだとしたら。

 

これを応用しない手はない。「とりあえずやってみる」のとりあえずとは、多ければ多いほど良いのだと信じて。

 

「物語思考」に書かれていた教えもミックスして、取り急ぎ、自分の究極の目的に向けたミッションを100個作成し、それを貼りだして愚直にこなすことに今決めた。

 

なんか恥ずかしいことをしている気分になるが、マジで100個考えてみた。ちなみにそれぞれ「広報・美化・自己」のステータスになんとなく分類している。

 

すぐすぐできるわけはないと思っていたが、100個絞り出すのに3日も掛かってしまった。ただ、これらを毎日見て、できることを重ねるのは、確かに楽しそうではある。

 

僕は3年後には必ず、”今のような働き方をする講師”から卒業する。その先が独立して校舎を創ることなのか、更に上のポジションを獲得することなのか、それは不透明だ。

 

というより永遠にクリアになることは無いと思っている。むしろそれが本質なのではないか。

 

進むべき道のようなものとは、行動して行動して、点と点を繋いでいった結果、描かれが何かだと思っている。僕にできることはそう、無数の点を打つことなのだ。

 

とりあえずこのまま寝かしておくのも勿体ないので、大体30個くらいクリアするたびに、その進捗と感想を書いておこうと思う。

 

ただし、これはあくまでテストだ。検証できるように、しっかり記録しておくこととする。では今日はこの辺で。

 

 

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