精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

「行動できない人」の解像度を上げたら見えてきたこと。

行動力の違いは、一人一人異なる。このことは、厳然たる事実として存在する。とても否定できない、まさにその通りの真理だと思う。

 

僕は元々、口が裂けても「即行動できる人です!」なんてことは言えない。どちらかと言えばとても遅い方であり、レジギガスに匹敵するスロースターターである。

 

しかし最近、自分が特に深い思慮なく採った”ある施策”によって、行動できる人とできない人の違いに関しての理解が、一層深まった気がしている。

 

ということで今日は、仮説もええとこだが、その違いについての私見を一旦まとめておく次第である。

 

 

行動できない人=〇〇すれば行動できる人+〇〇しても行動できない人

 

こないだ記事にしたのだが、龍が如く8というゲームにおける「エンディングノート」というサブシナリオや、ゲーム自体のシステムを参考に、あることを始めた。

 

それは、自分が思う大きな目標に対し、それに繋がると自分が少しでも思う項目を100個(正確には99個だけど)書き出して、リスト化するということだ。

 

そのリストを印刷して壁に貼り、手が空くたびにそれを見て、「何だったらすぐに、或いは近いうちに実行できるだろうか」と思うようにしている。

 

たったそれだけなのだが、これが驚くほど、具体的な行動に繋がっている。例えば今日も、ずっと面倒で放置していた草刈りやゴミ捨てに、自然と身体が動いている。

 

それはなぜかと思ったが、多分これこそが、言葉にすることの本当の力なんだろうと納得している。同時に、行動できる人・できない人を分かつヒントもここに在る、と。

 

これはある計算問題を解く際に、暗算でサクサクできる人と、筆算ならサクサク解ける人の違いに似ていると感じる。

 

もちろん計算自体ができない人もいるが、それが脳内でできようが、手を動かせばできようが、つまりは計算技能が”できている”ということになる。

 

これと同じで、行動ができないとラベリングされている人の中には、実はこういった「暗算は苦手だけど筆算ならできるタイプ」がいるように、僕は感じている。

 

そして僕ははっきりと筆算タイプだ。現に、時間を取って100個本当に書き出してみた刹那から、いわゆる「行動」をバシバシ起こせているためだ。

 

頭の中で薄ぼんやりと考えていただけの、わかっているけど腰が重いアレコレが、急にできるようになった。この方法は、磨けば広く応用が効くように思う。

 

こう思えば、行動できる人とできない人の違いは、実は言葉にしないまま動けるかどうかという観点で、更に分解できるのではなかろうか。

 

となれば、実際に言葉にしてみることで、その辺りのハンデをぶっ壊すことに繋がる可能性がある。本当に行動できないか、ジャッジは早いかもしれないのだ。

 

特に僕みたいな頭の中だけで考え続ることが実は苦手なタイプは、それによって頭の中でそれらが腐り、イライラや健康の悪化に繋がることさえあり得る。

 

その際はいっそ、そういったもやもやをきちんと、かつ徹底的に吐き出すことで気持ちが整理され、実行に移しやすくなるし、メンタルの安定にもすごく寄与する。

 

まだまだ自分に関するデータはこれから得ていかないといけないが、とりあえず毎日サブクエストが存在する世界は、僕にとって凄く居心地がいいと感じている。

 

ということで今日はこの辺で。

 

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