精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

僕は、会議が、大っ嫌いだ。

僕は会議が大嫌いだ。だから自分から主催することなんて基本ないし、できることなら徹底して不参加を貫きたい。

 

しかし、「会議が嫌い」とググったらヒットする世間一般の悩みと僕のそれは、どうやら結構異なっているらしい。


世の中の人は「発言を強要されること」や、「気の利いたことがいえないこと」が嫌で、会議が嫌いなのだという。

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一方僕は、実はそこまで解像度が高くない。単に参加してたらイライラしてくる。それだけなのだ。その理由は、正直よく分かってない。

 

ということで今日は、少し本腰を入れて、僕が会議を"どう"嫌いなのか、できるだけ言語化してまとめようと思う。

 

 

憎き会議のその理由。


会議の何が嫌いなのか。端的に言えば、時間の無駄という感覚がとても強いからだ。なんというか、他にやりたい有益なことは、頭にたくさん浮かんでいる。

 

色眼鏡だろうが、正直何人も雁首揃えて会議をする必要がある議題を、僕はあまり見たことがない。会議なんて銘打たず、「定期報告」と呼べばいいと感じている。


どこの会社もあるあるらしいが、アイデアを出すために集まっているというより、お互いに業務の担当と内容、責任者を擦り合わせるために集まっているように感じている。

 

仮にそうならばLINEでいいように感じる。なんというか、皆で対面で決めないとダメ、その理由は、これまでもそうしてきたから、というメタを凄く感じている。

 

もちろん、LINEで連絡すると、スルーしたり抜けたりする人はちょこちょこいる。僕も恥ずかしながら、たまに抜けてしまう。

 

となればその対策として、何か別のルールや仕組みを設ける方が健全なのではないかと、つくづく思う。会議に頼らずとも、だ。


不満があるなら溜め込まずに提案という形で表明しろという話だが、僕は今の会議が最適な運営とは感じていない。

 

例えば、議題と資料を用意し、準備したうえで臨んでみれば、そこで初めて様々な制約等を知らされることが多いというのもある。後出しじゃんけんはご勘弁だ。

 

これ一つとっても、ビジネス書でよく書かれている【調整・根回し・段取り】の大事さが身に染みて実感できている。

 

ただ逆に言えば、会議に通す前の段階で話はついているということだ。となれば、では全員が揃う意味は何なのか、ますます曖昧になってしまう

 

そしてここ最近、「未決定事項が多い」という名目で毎日会議がある状況だ。ただ、議題含めてめちゃくちゃ曖昧なため、30分話して何も決まらないことも多い。

 

僕にとっては本当に面倒だし、何かを生み出している感に乏しい時間だ。内心、その分遅出にして休養に充てた方が良いとさえ思っている。

 

・・・本音をいうと、無理に合議制にしなくていいので、「役員で決めたことをどんどんトップダウンで下ろしてくれれば素直にやります」と思っている。


またそもそも論、多分特性だと思うのだが、僕は複数人が自由に話す場にいると、集中がすぐに切れる。多分この手の情報処理が生まれつき苦手なのだろう。

 

そういう事情もあるので、実は聞こうと思ったら聞ける工夫やテクは持っているものの、それをする程濃い内容の話し合いが無いので、最近は全く用いていない。

 

「早く終わらないかなぁ」とだけ思いながら、ぼんやりと話を聞いているフリをしている次第である。(議事録は読むけど)

 

会議に呼ばれたくない僕。


・・ここに書いたことは、特に経営者側からしたらとんでもない話だと思う。無価値な存在、給料泥棒、等々。何といわれても仕方ない。

 

好きになろう、主体的に参加しようと試みたことはある。だがいつから僕は、その全てを止めて、会議が早く終わることばかり願うようになったのか。

 

ここで気付いたが、僕がたまに発言や意見申し立てをしても、それを採用されたことがほとんどない

 

もちろん糞みたいなアイデアだから突っぱねられてるのもあると思うが、指摘に対し「それは各人の努力で対応(つまり反映させない)」と返ってくると、やるせなくなる

 

それが重なった結果、致命傷なら他の誰かが指摘するのだから、些末なことを言っといてお茶を濁すことが、僕にとって合理的選択になっているのはなかなかに皮肉である。


まとめる。僕が会議を嫌う理由、それは恐らく、自分が参加する理由や必要性が分からないからだ。

 

「なら参加すんな」というのはごもっともであり、実はそうできるならそうしたくて仕方がない。言われたことはやるから、誰かに一任させてくれないかな。

 

会議の場以外で会わない人も、小さい会社なのに増えてきた。これは【予測不能な時代】で読んだが、組織内の幸福度を著しく下げる状況の1つなのだという。

 

歪で固定化したシステム。ここに風穴を空けるためには、僕にはまだ、根回しが足りない。そして必要性も足りない。


会議は、どうしても、大嫌いだ。

 

その言葉を聞くだけで、大袈裟でもなく虫酸が走る。この状況を打破するには、会議自体を改革するか、会議の要らない組織を立ち上げるかしか、今は頭に浮かばない。

 

僕の場合、今の会社の社長になるつもりは微塵も無い。新しい塾を作り、そしてとっとと誰かに引き継いで次に行きたい。

 

僕の名を冠した組織は絶対に作らない。哲学は僕のそれがベースだとしても、だ。その中に会議は要らない。定例報告はLINE上で済ませてほしい。

 

仮に集まるとしても、話し合うのは何かの企画を詰め切るとか、本当に必要性があるものに絞りたい。今は理想の会議作りのための材料集めの時期だと割り切ることにする。

 

では今日はこの辺で。

 

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