精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

劣等生が語る、生徒が教師への信用を無くす契機とは?

何度も書いて手垢がべとべとな話だが、僕は先生方から嫌われるタイプの生徒でして。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

だが同時に、実はこっちも、不信感を抱いていた先生はチラホラいたんですね。積極的に牙を剥くまで行かないけど、話を聞くのはなんかイヤという感覚を抱くみたいな。

 

結構ここは泥沼だったけど、結局は権力に勝つことは出来ず・・・。

 

『こいつはダメだ!やばい奴だ!』というのを、通知表を通じて、まだ行ってすらない高校にバンバカ伝えられていたという悲しい時期がありやしてん。

 

誰も幸せになってないよなぁ、このやり取り。不毛だぜ。

 

ってことで、今これらをきちんと成仏させるには、劣等生と言われてきた側は、どのタイミングで不信感を持つかを言葉にして書いておくことが必要だろう。

 

そんな話を、胃袋に酸っぱい液体を満たしながら、頑張って書いてみようっと。

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【小ネタ】何かで飛びぬけたければ、少なくとも『仮説』が頭に浮かぶまでは勉強デスネ。

最近、『頭が良い子』の定義が二分化されつつあるのは周知のことだと思う。

 

① 全てで80~90点以上を取る東大生タイプ

 

② 何かで1000点以上を取る、超マニアタイプ

 

という感じ。相変わらず今の世では前者の人気が高いが、それは前者の方が圧倒的価値を持っていた時代の方が、人事権を持っているからに過ぎないと僕は思う。

 

つまり、学校のオベンキョウができるできないは、これからの社会で成功するしないに、以前ほどは寄与しなくなっているということである。

 

模試で偏差値70を超えるヤツも、ポケモンが全部言えるヤツも、『すげぇ・・』という意味では同じということである。

 

さて。ここだけ取り出すと、『何か』に特化しさえすれば、それで成功できる!という夢溢れた未来が閃きがちだが・・・。果たしてそれは、そこまで甘い話だろうか?

 

僕はそう思わない。突き抜けるとは、生半可な話では無いのだ。僕自身、これは突き抜けつつあるナァという趣味はあるが、行きつくまでに20年以上掛かっている。

 

しかし、『突き抜けた人』は幸い周りに何人もおり、彼らの思考パターンや共通点も、ある程度見えている部分もある。

 

って今日は、あることを提案し、それについてダダっと書いてみる。

 

何かで飛びぬけたければ、少なくとも『仮説』が頭に浮かぶまでは勉強デスネ。

 

今日はそんなお話。

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【小ネタ】知らないことを恥に思うのは本末転倒だよね、という話。

僕は経済学部の出なのだが、世界の経済の動きに非常に疎いのが、少しコンプレックスだった時期がある

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結構必死に国際マクロとか勉強して、比較優位論とかそういうのは理解はしているのだけど・・・。所詮はそこ止まり

 

ニュースとかに出てくる突っ込んだ経済学用語が、まるで知らないモノばっかりなのだ。実は日経平均株価って何のことか、サッとは出てこない。

 

誰に『バカ』と言われたわけでもないのに、自分で自分のことを『バカ』と思う。こんなつらい話・・・なかなかに心にクるぜ。

 

実はそんな風に、知らないことをコンプレックスに思う人は結構多いそうで、生徒の中にもそういう自尊心が低いヤツは多い。

 

重症なヤツでは、僕に知識で勝てないと、落ち込むことさえあるくらいだ。俺のがお前らの倍長く生きてるだけだっちゅうのに・・・・・。

 

今ならハッキリ理解しているが、『知らないこと』はどんどん自分にも他者にもオープンにした方が、実は得する場面が多い

 

今日はそれをお伝えしよう。

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【小ネタ】当たり前に聞こえるけど、不安を消すにはやっぱり行動しかないよね説。

僕は社会不安障害ちゃうか』ってくらい不安感が強い人間である。

似たような感じで、すぐに不安を覚え、しかもその度合いが大きい生徒は結構多いことだと思う。

 

僕自身については、もうこの気質は多分変わらないので、それをどうすれば長所に転じることができるかそればかりをずっと考えている。

 

そして思うのは、不安を消したいときにすることと、不安を長所にしたいときにすることは、全く持って同じというシンプルな帰結である。

 

それがタイトルにある、『行動』だ。今日はそんなお話である。

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【小ネタ】『小学校地理』の授業で、めっちゃ写真とかを使ってみた結果をシェアするぜよ。

小学校地理は、説明が難しい。正確には、説明はいくらでもできるが、前提知識のない生徒にそれをイメージさせるのが難しいのだ。

 

例えばいきなり『シラス台地』なんて説明しても、生徒が頭に浮かべるのはこっちだろう。

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http://ari-chou-shirasu.jp/item/index.html

僕が伝えたいのはこっちなのにね・・・。(古くから使われてきた呼称・白砂(しらすな?)等が本当のところの語源らしい)

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https://www.fureai-cloud.jp/tie/doc/view/1646/

資料集も、全ての用語の写真を網羅しているわけでもないし、ぶっちゃけると写りが悪くイメージがし辛いものも、ちょこちょこある。

 

てなわけで、こないだ実験的に、『タブレットで画像を無茶苦茶見せながら』授業を行ってみた。

 

尚、形式は個別。テーマは日本地理の総まとめ。

 

今日は、その反応とかメリットとかデメリットとかのお話である。

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忙しくてやさぐれたときに効く言葉、それは『努力は自分、評価は他人』。

最近どうにもイライラしてしまう。

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もちろん生徒に当たり散らかすといったクソ野郎なことはしていないが、それでもなんかこう、不健全な感じはある。

 

原因は非常に簡単で、業務のアンバランスさだ。実は僕、今月は盆の5日間以外、休みなく仕事をしておりまして。

 

しかも大抵は、始業時間を前倒したり、隙間時間ゼロだったりと、労働基準法的に大アウトなことをして、やっと回っている状態である。

 

しかしその一方、定時でコロッと帰れたり、なんなら有休をきちんと消化できたりする人もいる。

 

―全力で目を反らしてきたが、最近ちょっとずつ限界が来ているなぁ、と。気になるのだ。なぜ自分はこんなにたくさんの仕事があり、一方あの人たちは暇があるのだ?

 

簡単に言えば、やさぐれているのだ。多分マインドとしては、猛烈に努力している自負があるのに、模試の点がピクリとも動かないとか、そういうのに近い。

 

こんな時は、一旦立ち止まらなければダメだ。冷静にならねばならない。では、どうやって冷静になるか?それは、人の教えを本で読むのが、僕にとってはベスト。

 

そして今の僕の状態にドンピシャな言葉を、ふいに再発見した。それこそが、

 

『努力は自分、評価は他人』

 

である。今日は同様にやさぐれてしまった皆様に向けて、この言葉を紹介してみようと思う。

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講師や塾が『やたら輝かしい経歴・実績』を書き並べることに、僕は慎重である。

仕事柄、参考書ばかりではなくネットの情報も使いながら、特に英語授業のネタ・構成をよく考えている。

 

そういうことをしていると、嫉妬しているだけに聞こえるかもしれないが、聞かれてもないのに『輝かしい経歴ばかり』が並んでいる人が書いたブログ等が目に留まる。

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例えば、ありそうなタイトルで言えば、『実は日本人は理解しきっていない、現在完了形の正しい理屈!』みたいなのがあるブログ。

 

そしてその記事全てに、『出身大学・留学経験・TOEIC満点(英検1級・通訳)』みたいなのが添えられている感じである

 

―素直な感想を書くと、僕は経歴の並び立てができる人に驚く。僕ならそんなこと、リスクが高すぎてできないからだ。

 

今日はそんな、卑屈なお話をいたす。

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