精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「切れ者」≠「孤独」ということに、今更気付いた。

「切れ者」と呼ばれる方々がいる。主にややアウトローなキャラが主人公の漫画やゲームにおいて、手強い敵として登場する人物に多いタイプだと感じる。 なんとなく「クールで頭がいい」という印象を持つが、辞書で引いてみると、定義は以下のように紹介されて…

アスリート的な考え方は、考えすぎの人ほど相性がいい。

ここ最近、ショート動画に「平良海馬」選手のスパチャ切り抜きがよく流れてくる。プロ野球選手のゲーム実況という異色の組み合わせに、気付けば眺めていることが多い。 その考え方を見ている内、ふと気づいた。それは、良くも悪くも卑屈にならないというもの…

【英文読書ルーティン日記179】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログ⒕ ~作り変えられる脳~

不安の話が終わり、依存へと移った。メンタルヘルスという発展途上の学問ゆえに誤解や嘲笑が発生しがちな分野の知識が、体系的に身に着いてきつつある。 仏教哲学を学び、発達障害の例を学び、あらゆるサプリやハーブを試してきた僕だったが、ここにきて改め…

「人望」について本に書いてあったことの内、「ガチやな」と思ったものを紹介する。

ここ最近(といっても20年以上)、いわゆる3Kを目指すようなトレンドはなりを潜め、個性を突き詰めるような生き方が主流となっている気がする。 2010年頃にはリーマンショックも発生したが、その際は「大きな組織から独立して、自分らしく生きよう」というこ…

最近心掛けていること。疲労を脳に「誤魔化させない」。

最近、僕は疲れている。このことはきちんと認めようと誓っている。「弱音を吐くな!」という根性論など無視して、「疲れてないわけないじゃん」と考えている。 こう思っている理由は至極単純で、この本を読んだからだ。人間の神経はお節介なことに、些細な疲…

わかりやすさの超基本は、「テンポよく・刻む」。

すごく壮大なテーマになるのだが、最近、あらゆる職種・場面において直感的に「わかりやすい」と思ったことについて、その共通点を探そうと取り組んでいる。 それは時事ネタ解説、心理学者の本、パーソナルトレーナーの指導風景、自分の推しの作品を熱く語る…

好機ほど、”正しく”それに乗ること意識する。

自分で言うのもなんだが、今は”波”が来ているのを感じる。波というか、潮目というか、流れというか、何と呼んでも良いのだが、つまり好機だと感じるのだ。 過去に例を見ないほど短期間で一気に問い合わせが動き、ここで取りこぼさずに囲い込めれば、業績もそ…

【休日無気力症候群】という仮説に心当たりがありまくる件について。

別に明記してこなかったのだが、僕はフル休みの日に、かなりの高確率で鬱が爆発とでも言うべき状態になるというのが、数年以上続いている。 具体的には、布団から起き上がる気力が全く湧かず、起き上がって日頃のルーティンをいくつか行うと、もうそこで完全…

僕が見ている世界は、他の人より”忙しい”のかもしれない。

先日、自学の一環で、発達障害当事者の方のnoteを読んだのだが、それがきっかけで初めて、自分の中に生じた疑問がある。 それは、「え?こんな風に世界が見えるのって、当たり前じゃないの?」というものだ。特にこの図はまさに、僕が見ている景色に、かなり…

【英文読書ルーティン日記178】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログ⒔ ~僕らはいつを生きている?~

高校生から大学生の頃にかけて、僕はあまりにも未熟である自分がとても嫌で、なんとかして胸を張れるような人間になれるように向上させたいとずっと思っていた。 今思えば叶うわけが無い片思いに気付けなかったこと。詐欺メールに血の通ったコミュニケーショ…

教科書の定義より、当事者の言葉を読む方が、何倍も納得できるよね、と。

昨今、これまで「変わり者」「不思議ちゃん」と評されてきた子に、「ADHD」だの「ASD」だの「発達障害グレーゾーン」だの、そういう定義がされることが多い。 この辺はグラフを見ると、よりビジュアルで理解ができる。何より考えさせられるのが、少子高齢化…

「構造」が見えると、無駄な不安が消える説。

【熟達論】の「観」の章にもあるが、「型」に成熟して無意識で扱えるようになってくると、その「型」の構造が観えてくるという。 例えば僕が昔野球をやっていた頃、打撃の基本において、「バットは上段に構えて、斜め45度の角度で振り下ろせ」と教わり、素振…

「慢心」を防ぐ方法が、この上なくシンプルかつ生産的だった。

「慢心」という言葉がある。簡単に言えば、「自分はできる側だ、知れた側だ」という風に思い込んで、メンタル的に思い切り油断することと言える。 例えば「井の中の蛙、大海を知らず」とか、「天狗の鼻」といった言葉で表現され、つまりよろしくないことの代…

「頼れない病」に罹患している僕の認知のバグが、やっとこさ見えてきた説。

得意な人がこの世にいることの方が信じられないくらいなのだが、僕は人を頼ることがこの上なく苦手だ。もっと言えば、仕事を依頼することに抵抗が凄く強い。 頭では、1人でできる仕事などたかが知れていると判っているし、人に(上手に)依頼をすることで、助…

コミュ”少”は損をする場面が多いのですが、その理由はとっても論理的だったりする。

方々から指摘されるので、本当にそうなのか、ただその言葉をその人が使いたいだけなのか判断が難しいが、僕は「コミュ障」と評されることがある。 正直「どの程度の陽キャと比較してコミュ障なのか、後学のために教えてほしい」というのが本音なのだが、ぶっ…

本当に”くつろげる場所”を探すには?

最近、リラックスとかくつろぎという言葉について、あれこれ思い巡らせることが増えてきた。それは、僕の中に一石を投じるような教えを知ったからだ。 その教え曰く、「自分が本当に安心・安全を感じられる環境に身を置いていると、心の底からリラックスでき…

【英文読書ルーティン日記177】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅫ ~不安を分解して観察する~

勉強をすることの利点の1つは、自分を説明する表現や観点を得られることにあると感じている。 僕はなぜ、他の人ができるこの反応ができないのか。思考ができないのか。そういった謎の一つ一つを言葉にするにおいて、先人の知恵や言葉、研究はとても役立つ。 …

「安心・安全」が保障されたコミュニティとは?

【予測不能の時代】、【We are lonely, but not alone】、【リーダーの仮面】などを読んでいると、強い組織の特徴として、ある考え方が共通して登場する。 それはひっくるめれば、【安心・安全が保障されていること】だ。強い組織ほどこれが担保されており、…

多読のススメ。 ―学びがネットワーク化する快感を知ってほしい―

精読と多読、どちらに取り組むべきか。これはぶっちゃけその人のレベルなり好き嫌いなりでどうとでもしてほしいのだが、個人的には両方要ると考えている。 特に最近は、多読をすることで恩恵を受ける場面が増えてきたと感じる。具体的には、腑に落ちていなか…

「優しさ」という極めて高度な職人技を考える。

最近、「優しさ」という言葉の意味合いが、自分の中で変化し続けている。これは生まれ持った気質の呼び方でもあるが、高度な職人技ではないかと思うのだ。 いわば、「優しさ」は技術だ。かなり再現性が高いやり方があり、それを丁寧に実行することで、それは…

「手放す」という考え方の意味が、一層腑に落ちたので、また記事にしてみる。

「感情は、すぐに脳をジャックする」という本に書いてあったことの中で、「言わんとすることはわかるが、すごく遠い理想だなー」と思うフレーズがある。 それは、ざっくり言えば「一つの感情に固執しない、できるだけスッと手放す」というものだ。ちなみにこ…

「自分に正直になる」ことは、思った以上に難しくて奥が深い。

「自分に正直になれ」というフレーズがある。簡潔であり、かつ人生に必要そうな考え方のような気がして、あちこちで聞かされる。 だが、僕はあまりこの言葉が好きじゃなかった。どこかその人の求める僕の理想像があって、この言葉は、今の僕がそうじゃないこ…

【備忘録】2024年現在、僕がよく使っている学習法をシェア。

我ながらよく勉強する人間だと思う。だが、元来飽き性でもあるため、同時に席についてコツコツ勉強するのはそこまで好きじゃないという我儘な面もある。 そんな性格をむしろ活用しようと思い、ここ何年かは、色々な勉強法を試したり、何なら開発しようとした…

【英文読書ルーティン日記176】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅪ ~ストレスは、純粋悪なのか?~

不安が無ければいいのにと、高校生の頃から思ってきた。取り越し苦労をするからメール一つ送り辛いし、誰かとコミュニケーションを取るのにだって呻吟する。 リスクばかり頭に浮かぶから第一歩が出ないし、勇気を奮い立たせて行動に繋げても、選ばなかったIF…

「発想が貧しい人」のある特徴に気が付いた。

僕は元々交流関係を増やしたいタイプじゃないので、面白い人と出会えるとか、そういう場にはあまり興味は無い。 過去何度かその場でマルチ的なものにほんのり勧誘されたこともあるので、新しい出会いについては正直めんどくささとネガティブさを強めに感じて…

「値段や価格への鈍感さ」はもはや、呪縛に等しい。

今日、以下の動画を、やや今更だが視聴した。 www.youtube.com タイトルからなんか感情論が湧いてしまいそうだが、ざっくり言えば「インバウンド価格で海鮮丼が8,000円になったことに怒り!」みたいな報道があったのだという。 ちなみにインバウンドとは、死…

実はファッションこそ、一番コスパのいい投資だと思っている。

最近、周りで積み立てがなんだかんだといった投資が話題だ。僕自身経済学部にいて、教科書的な意味で投資を学んでいた時期があるが、だからこそ興味があまり無い。 「今準備しておかないと老後が・・!」という論拠を聞いても、「そもそも老後まで日本円が今…

「馬鹿の山」にいる自分を、如何に察知して蹴落とすか。

ダニング・クルーガー効果についてこないだ記事を書いたが、ここで得た観点は、自分の学びにおいてとても大事なヒントをもたらしてくれる。 特に自戒しているのが「馬鹿の山」というものだ。わずかな知識量と成功体験などを基に、自分が他人より優れていると…

【手応え75%】僕がこの仕事を続けている理由が急にわかった・・・・かもしれない。

自分がなぜ今の仕事を続けているのか。この問いに答えるのはとても難しいし、何より怖くもある。 もしも答えられなかったり、違和感を見つけたりすれば、それは価値観・モチベーションの動揺に繋がる。押し殺していた本当の感情に行き当たってしまうかもしれ…

引き込まれる説明は、「どうしてだろう?」という問いから始まる。

僕は人の話を聞くのがとても苦手だ。先生の話が始まると、数分も持たずに窓の外の景色が気になったり、無性にノートへ落書きがしたくなったりして、集中が切れる。 このことは学生時代から強く自覚しており、数年前にはもう克服を完全に諦めたが、今はメモと…