何度も書いて手垢がべとべとな話だが、僕は先生方から嫌われるタイプの生徒でして。
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だが同時に、実はこっちも、不信感を抱いていた先生はチラホラいたんですね。積極的に牙を剥くまで行かないけど、話を聞くのはなんかイヤという感覚を抱くみたいな。
結構ここは泥沼だったけど、結局は権力に勝つことは出来ず・・・。
『こいつはダメだ!やばい奴だ!』というのを、通知表を通じて、まだ行ってすらない高校にバンバカ伝えられていたという悲しい時期がありやしてん。
誰も幸せになってないよなぁ、このやり取り。不毛だぜ。
ってことで、今これらをきちんと成仏させるには、劣等生と言われてきた側は、どのタイミングで不信感を持つかを言葉にして書いておくことが必要だろう。
そんな話を、胃袋に酸っぱい液体を満たしながら、頑張って書いてみようっと。
露骨な対応の違いをされたとき。
あまり詳しくは書かないが、昔男子に対して非常に扱いが厳しい先生が居た。
例えば教科書の音読をする際、ただ読んだだけで女子は褒められるのに、男子はワンフレーズ噛んだだけで、起立させられる、みたいな。
当然、そんなことをされて面白いワケはない。僕はみるみるうちに全てのやる気を失い、結果算数の文章題に、一切の計算もせず『知らねーよ』と書いたこともある。
ま、それでまた算数の授業中ずっと立たされる結果にもなったんだけど・・・・。
―ってことで、ここまで露骨なケースは稀だろうが、例えば優等生が宿題を忘れたときと、やんちゃ坊主がそうしたときで対応が微妙に変わることは無いだろうか?
そういった些細なズレから、不信感は生まれる。平等とは難しいが、それは判定がシビアであることが原因に他ならない。留意されたし。
ルールを定めながら真っ先に破られたとき。
僕は居眠り常習犯でもあったのだが、もちろんそれを強く怒られたことがある。
『お前が寝る時間に、親が金を出してるんじゃねぇんだぞ!!』みたいな話。それ自体は確かになあ、とは思うのだが・・・。
問題はその後だ。とある全校集会の時、始まってしばらく経ってからふとその先生の方を見ると・・・。
椅子に腰かけつつ、足を組んで腕組みをし、器用な体勢で見事に夢の世界に居た。
『あんたが寝る時間に、県の予算を使ってるんじゃねぇんだよ!!』と、今なら言うだろうなぁ・・・。
ってことで、ルールを定めたり説教をしたりしつつも、思いっきり自分がそれに反している姿を見せると、面白いほど人望を無くすので、発言には気を付けよう。
約束を無下にされたとき。
ある時、僕は提出物を見事にすっぽかしてしまった。テストの点もそこまでよくない科目だったので、その点はかんなり貴重だ。
だから僕は泣きついた。『もちろん満額じゃなくて良いんで、あとノルマ以上に仕上げますんで、受け取って一部でも点をください!』という感じで。
『しゃーないのぉ、持ってきたら見たるわ』というお言葉に、僕は安心した。そして、その発言通り、規定以上にノルマを埋めた上で、それを提出した。
で、帰ってくる通知表。見事なまでに『C』のオンパレード。左には『2』が鎮座していたっけか。
おいおい、平均70点くらいはテストで取ったのに、ここまで露骨に下げますかねぇ・・?
という風に、僕は何というか約束を破られた気分になり、そこからの意欲を失ってしまった。
もちろん、最初に約束を破ったのはお前だろうという反論が余裕でできるので、ただの詭弁には違いない。(提出するとか約束した覚えは無いけどそれは、まあね)
しかし、もしそうだとしたら、最初から『いや、期限超過だから受け取れない』と言ってほしかった。僕はそっちの方が引っかかるのだ。
一旦約束を取り付けたことを無下にする代償は非常に大きい。これは身を引き締めて考えたいところである。
―ってことで、ちょっとゾッとすることを、カスな思い出を添えて書いてみた。
心当たりはあるだろうか?あるなら、すぐに矯正しよう。失うものは計り知れないくらい大きいから。コワイコワイ。
では今日はこの辺で。