精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

子供(と自分)に優しくなるために今試していて、そこそこ効果があることまとめ。

僕は子供が嫌いだと自覚しているのだが、幸いなことに、攻撃性や敵意が露骨に向く対象では無いことも自覚している。

 

つまり、根っこから大好きになるのは厳しいにせよ、接し方や心構え次第では「平気」になる可能性が残っているという話だ。そう信じている。

 

では、僕が子供たちに優しくなれるためには、何が必要なのだろうか。今まで入れたことがない問いではあるが、こないだ観た以下の動画に、ヒントがあるように感じる。

www.youtube.com

 

コンテンツ自体もすごく学びになるのだが、ここで「なるほど!」と思ったのは、動画に登場する研究家の方のスタンスだ。

 

そのスタンスこそが、僕が彼ら彼女らに優しくなるために必要な要素だと思えてならない。今日は色々置いていっていることは前提として、急ぎ話を書いてみる。

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「継続癖」の課題と、その活かし方。

自分でいうのもなんだが、僕は平均値よりは高い水準で、継続が得意だと自負している。要は三日坊主になる可能性が低いという話だ。

 

もちろん今では止めてしまったものも多々あるが、そろばんの練習、バットの素振り、ゲームのコンボ練、英文音読、そして毎日2000文字くらいのブログ執筆等々。

 

そもそも1発で劇的な効果を生む施策に全く期待していないのもあるため、我ながら本当に健気だなぁと感じているほどだ。

 

一見、周りから見れば羨ましがられるスキルといえるが、僕は当事者故、どちらかといえばそのネガティブ面がここ最近ずっと気になっている

 

うちはマダラも言っていたが、「どんな術にもリスクはある」のだ。ということで今日は不思議な話だが、継続のリスクという観点から、色々分析してみようと思う。

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【英文読書ルーティン日記168】"PSYCHO LOGICAL"読書感想ブログⅣ ~メンタルと向き合う基本所作~

「お前の気持ちはわかるよ」という言葉が、歳を重ねるほどに嫌いになってきている。なんて適当な相槌だろうと思うからだ。

 

だから僕も人に言わない。そして言われることも求めない。心の底からそう思ったとしても、僕が心に浮かべているものと寸分違わず一致することなどあり得るだろうか。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

ただし、出来事への共感は話が別だ。例えば僕は母音が伸びる喋り方をする子は大体アホだと思っているのだが、それを「わかる」と言われると、ちょっと嬉しい。

 

だがそこから転じて、「お前の思考回路全てがわかる」と言われると、一気に萎える。この自分勝手さに辟易もするが、本心なので致し方ない。

 

相互理解とは、どこまで共感し、どこから踏み込まないかのバランスの上に成り立つ話なのだと考えている。この本を読んでいると、そんなことを強く感じる。

 

そんなメンタルの話、今回も深めてまいりましょう。

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【鬱】とは、心を内側に引きずり込み続ける強烈なエネルギーである。

自分が書いた言葉なのだが、昨日の記事で触れた「鬱状態」についての僕なりの理解と表現は、そこそこ正鵠を得ているなと我ながら少し感動している。

 

僕は【鬱】とは、超新星爆発のようなものだと考えている。言葉は似ているが、外に向けて莫大なエネルギーが放出される爆発と逆で、これは激烈な内側への縮小だ。

 

その収縮しようとする力に対し、内側から膨張する力で跳ね返して釣り合っているのが、いわゆる天に浮かぶ星々の状態だ。

 

空気で膨らんだ風船がイメージとしてわかり易い。ゴムが収縮しようとする力と、その内部の空気が押し返す力が均衡しているから、あの形で安定するのだ。

 

しかし、それらのバランスが崩れて、収縮する力が勝つと、どうなるか。風船であれば内部の空気が全て抜けて、元の小さく萎んだゴムの塊に戻って終わりだ。

 

だが星の規模となると、現象のスケールも桁外れだ。文字通り一瞬で、超高密度の塊にまで圧縮される。結果、内側に向かって、激烈な重力が発生するのだ。

 

この現象は、本当に鬱と似ている。鬱とは、なんにもやる気が出ないという「怠け」的な話とはまるで異なる。外向けのあらゆる気持ちや思考が、強く引き戻されるのだ。

 

流れるプールの順路とは逆向きに泳ごうとするようなもので、どれだけ足掻いても、現在地から動くことすらままならない。そして今、僕は自分に少しそのケを感じている。

 

今日は改めて、このモデルをベースに、【鬱】について僕なりの考察を深めてみたいと思う。

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僕の鬱が爆発する原因を紹介しておく。

「鬱が爆発する」という表現が、最近凄く気に入っている。この言葉は僕のオリジナルではなく、以下のnoteを読んで知ったものだ。

note.com

 

尚、ここで言う爆発は、外向けの巨大なエネルギーの放出ではなく、内側に向けた、エネルギーの強烈な収縮のようなものをイメージしている。

 

そっくりだなと思うのは、超新星爆発だ。詳しくは知らないのだが、これは桁外れの規模の”収縮”がその正体なのだという。

www.kids.isas.jaxa.jp

 

外に膨張する力と、内に収縮する力のバランスが崩れ、一気に瓦解する。内側に向かって、強大なエネルギーによって引っ張られて、そして閉じ込められる。

 

鬱の爆発という表現は、本当にぴったりだ。これが起きてしまうと、起床も困難になるほど、本当に全てを阻まれてしまう。

 

そして今、僕は鬱が爆発しかけている。色んな出来事が幾重にも重なり、本当に頭がおかしくなりそうだ。実際、その瀬戸際に居ることを、強く自覚してもいる。

 

そのトリガーは何だったか。はっきり言うと、これは偶然の要素が8割くらいあるのだが、「これだろうな」というものに心当たりはある。

 

今日はそれらを、少しでも鬱状態を解除するという狙いも兼ねて、こうして記事にして可視化しておこうと思う。

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「怒り」を言語化し、丁寧に観察してみた。

最近仕事における面倒事が重なり、すごくイライラする1日があった。その苛立ちは起きてすぐに始まり、シャワーを浴びながらずっと壁を殴りたいほどであった。

 

基本的に怒りという感情は、制御が不可能だ。正確に言えば、それが激怒になった瞬間、しばらく手が付けられなくなる。観察なんてしている余裕は、全くない。

 

しかも性質が悪いことに、一度落ち着いてから再び怒りを取り出そうとしても、大体は上手くいかない。完全に消え去っているため、思い出しようがないのだ。

 

怒りという感情は、本当に突発的に沸いてくる。と同時に、冷静さを奪う。どうすれば冷静に観察ができるのか。分析を阻む感情に、正直手を焼いていた部分もある。

 

ただ今回は折しも、イライラしている状態で自分が思っていることをレコーダーに吹き込むことができた。怒りに呑まれまいと思うのではなく、怒りに呑まれようとした。

 

今日はそうやって取り出した自分の怒りを、冷静に時間差で振り返ってみる記事である。

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低気圧メランコリーと僕。

僕は昔、適応障害と診断されたことがある。今の仕事に就く前の話であり、特にその頃の記憶を引きずることなく、病みもせず、普通に過ごせているとは思う。

 

だが時折、ざっくり月に1度くらいのペースで、あの頃に匹敵するくらいのうつ症状が自分に発生することがある。これは正直、かなりしんどい。



 

仕事に行けないほどではないが、結構ギリギリのところまで行ってしまう。ベッドから起き上がれず、二度寝三度寝を繰り返し、いつまでもスイッチが入らないのだ。

 

頭が冴えるにつれて、その日の嫌な仕事が強く頭に浮かび、それに付随して面倒なタスクもどんどん湧き上がってくる。頭の中がうるさくなり、それが僕の活力を奪う。

 

これ以上起き上がらなければ確実に遅刻するというラインまで、全く起き上がれない。それでも意地と気合で起き上がり、崩れそうな膝を根性で伸ばし、ふらふらと動く。

 

大体は職場に着いて1~2時間もすれば平常に戻るのだが、そこまでのプロセスでは結構な焦燥感や強い苛立ちなど、ネガティブな感情との闘いもよく起こる

 

運が悪ければ偏頭痛発作も併発し、何重苦なのかわからないほどのそれとこっそり戦っていることもあるほどなのだ。我ながらよくやっていると思う。

 

このメランコリーは、どこからやってくるのだろうか。僕の中の鬱になった記憶は実は癒え切っておらず、いつもどこかで虎視眈々と、噴出のときを待っているのだろうか。

 

今日も長い時間、このうつ状態に浸りながら、そんなことを考えた。今こうして動けているのも奇跡だが、いつまた動けなくなるか、ちょっと怖いと感じることもある。

 

そんなとき、ある面白い仮説にたまたま行き当たった。それは、気分の落ち込みは、低気圧とリンクするというものだ。

 

もちろんこれも個人差がある話なのだが、何かしらの根拠があった方が、こういうどうしようもない出来事への諦めもつく。受け入れる準備が整う。

 

そう感じたので、これをテーマに記事を一本仕上げてみる。

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