精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

この情勢だからこそ、ぜひスマホやPCで【検索練習】を積ませてあげるべき。絶対にそう思う。

過去にちろっと書いたが、僕はやや強制的に『オンライン』や『スマホ』が子ども達の手に降りてきているこの状況に大賛成だ。

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今はマジで、こういうツールを使いこなせる者が勝つ・・というより、使えなければ負け確みたいな状況だからだ。

子どものスマホ使用をテーマにすると、条件反射のごとく『犯罪に巻き込まれる!』『いじめの温床になる!』という不安を返す方も多いのだが・・。

 

それは2000年前後からずっとずっと問題になっていることだ。何なら今は、セキュリティソフトやシステムが発達し、そういうサイトから子どもを守る体制は整っている

 

もし僕に子どもができたら、必ずPCとスマホには親しませる。それくらい僕は、色々吸収が楽な内に、この使い方を練習するべきだと感じている。

 

特に今は、『自習』がトレンドになっている状況であり、自分で情報を得る力や、それを選別する力、さらには繋げる力が非常に重要になってきている。

 

ということで今日は、その重要性について、ちらっと書いておこうと思う。

 

 

玉石混淆は当然です。

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たまに、『ネットの情報は玉石混交だからアテにするな!』という謎のことを言う人がいる。

 

ハッキリ言って、僕のこの記事も含め、情報源が何だろうが玉石混淆は当たり前だと思われないだろうか。

 

嘘やデマ、誤解や無根拠の主張は、そこかしこに溢れている。大事なのは、そういう情報源を避けることじゃなく、その中から有益な情報を探す力だろう。

 

ネットはダメだけど、ニュースはOKみたいな鵜呑みがいっちばん怖い。その辺は年代問わず、肝に銘じるべきである。

 

クリティカルシンキングを鍛えよう。

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僕自身まだガッツリ勉強したワケじゃないが、『クリティカルシンキング』という言葉がある。

 

定義としては以下の通り。

 

クリティカルシンキング(critical thinking)は、批判的思考とも呼ばれるものであり、感情や主観に流されずに物事を判断しようする思考プロセスです。 自分の考えや意見に客観性を持たせるための手法であり、アメリカの教育界で広がったものです。

 

www.ashita-team.com

 

超乱暴に言えば、『色んなことになぜ?どうして?と問える力』だ。全てに客観的な根拠を探すような思考ともいえる。

 

この能力は、僕もまだまだ練習不足だが、鍛えておいて損はないレベルなんてものじゃなく、高めないと確実に損をするレベルだ。

 

例えば今は、『コロナのワクチンはまだか!』とか、『検察庁法改正反対!』とか、『現金支給はよ』とかがホットワードである。

 

これらについて、人が発信する情報以外に、何か調べられた方はいるだろうか

 

或いは、その根拠が、みんながヤバいと言ってるからヤバいという程度ではないだろうか

 

もし特に考えずにテンパっているのであれば、冷静になるためにも調べてみるのをオススメする。本当にスマホで一撃だ。

 

おまけ:実践録をご紹介。

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せっかくなので、僕もあることを調べてみた。それは、『新型コロナのワクチン開発が難しい理由』である。

 

まず調べたのは、"そもそもワクチンって何?"という疑問だ。この辺は、如何に無知になれるかが鍵。

 

簡単に言えば、『力を弱めたウィルス(病原体)を注射等で体内に入れ、免疫を身体に作らせる』というもの。そしてそれにはざっくり3種類あるとわかった。

 

①生ワクチン

→感染力等を弱めた病原体を注射。効果は高いが、軽く症状が出ることもある。

 

②不活化ワクチン≒③トキソイド

→感染力を0にした病原体を注射。リスクは少ないが、複数回の注射が必要。(トキソイドは"毒性"を0にする)

 

www.wakuchin.net

 

尚、他にも『遺伝子ワクチン』という真新しい言葉もあったが、解説が難解なのと話がズレてきたのとで、調べてはいない。

 

さて。では、どうしてここから、『コロナウィルスのワクチンが難しいのか』という話について調べると、以下のことが分かった。

 

そもそも『ウィルスのワクチン』は、開発が極めて難しい!

 

 

まず実際、ウィルスのワクチン作成には、以下の困難が伴うのだという。

 

①ウィルスは構造がシンプル故、弱点があまり存在しない。

 

(ポケモンで言うところの、複数のタイプを持つと逆に弱点がいっぱいだが、ノーマルタイプしかないと弱点は『格闘』しかないのと似ている)

 

②すぐに変異し、耐性を持つ

 

③培養がほぼできないため、同時に、かつ大規模な実験が難しい

 

④そしてウィルスは種類が超膨大なため、1対1の対症療法をし続けてもキリがない

 

そして『コロナウィルス』は、ライノウィルス、RSウィルス、アデノウィルス、エンテロウィルス等と同じく、200種類ある風邪ウィルスの一種なのだ。

 

身体に200種類も抗体を作るとか、ミュータントである。現実的に不可能だ。

 

こんな風に、風邪のワクチンが存在しないのと同じ理由で、『コロナウィルス』のワクチンはすぐすぐに登場しないというのがよくわかった。

 

だからこそ、どちらかと言えば、『症状』を抑える治療や、徹底した『予防』に注力する方が、より現実的という話なのである。

 

―ちなみに上記の話は、ざっくり25分でノートに雑にまとめつつ調べたものだ。特別なスキルとか全く使っていないので、是非練習してほしい。

 

終わりに。

 

ということで、たまに眉を顰められる『スマホやPCでの検索』について書いてみた。

 

やはり時に、『自分で考えろ!』で全てを終わらせる人を散見し、どうにもむずがゆい思いをすることがある。(それについてはコチラ↓)

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

情報は能動的に取ってナンボ。この仕事をしていると、強くそう思わされる。せっかくあらゆる情報がオープンになっているので、利用せねば勿体ない。

 

そんなことを思っていただければ、ありがたし。

 

では今日はこの辺で。

 

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