仕事柄というのもあるし、単に趣味だからというのもあるが、ネットサーフィンなり読書なり、毎日何かしらのインプットを続けている。
学習方法をロクに知らない頃は、『何度読んでも頭から抜けるなぁ』と悩んでいたのだが・・・最近それが大きく改善されたところだ。
その中でも特に好んで用いているのが、『メモリーツリー』をアウトプットに使う方法である。
特にこれは、暗記系科目の点数が入試レベルになると伸び悩む人たちに向いていると思う。今日はそれをシェアしてみる。
本来のメモリーツリーとは?
https://lily-juku.com/2018/11/27/%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%AA%E3%83%BC/
本来は、超でっかいテーマをドンと書いて、それに関連する知識を延々と繋げて書き出すという学習法で、主にインプットに用いるものだ。
だがこれは、ある程度学習が進んだ分野の総仕上げ・総復習として、アウトプットに使うことも可能だと感じている。
以下、その説明にとっとと移ろう。
メモリーツリー・アウトプット
では、詳しいやり方について。使うのは適当な裏紙とペン。以上である。
事前準備として、あらかじめ未来の自分に問いたい語句を書き出しておくのがベターだ。(超得意分野なら、これは要らない)
例えば、『第一次世界大戦』の知識を確認したければ、裏紙に『枢軸国』『同盟国』『講和条約』『その後の日本』という枠を書いておく、という感じ。
あとは大体10分程度で、その知識をそれぞれからバリバリと、出来る限りつないでいくのだ。(語呂合わせや注釈も書くと、尚良し)
―調子が良ければ、5分程度でもここまで行ける。
一通り書いた後は、テキストを参照しつつ、思い違いをしていないか確認すべし。
・・・もちろんワークをバリバリ演習するのも効果的だが、どうしてもそれは『問われて答える』という意味で一方通行だ。いずれ飽きるのは目に見える。
たまにはこういう逆のアプローチで頭を使うのもまた非常に大切なのだ。是非とも参考にされたし。
応用編:メモリーツリー・レッスン
尚、さらに攻めて暗記の定着を高めたいのであれば、もう1つ学習法をご紹介。
それは、メモリーツリーで展開した語句を繋げ、一つの説明に仕上げるというものである。
簡単に言えば、展開したそれをメモ書きとして、授業をするならどう話すかをイメトレする感じだ。
これは例えば資格試験の勉強にも使えるし、得意科目をさらに得意にする方法としても優れている。
これまたぜひ、試してみてほしい。
ということで今日は勉強法のお話であった。授業1つ潰してでも伝えたい価値を秘めた学習法だと僕は感じているが、いかがだろうか。
では今日はこの辺で。