【ルーティン日記③】塾講師がホットなシーズンを終えて一息つくときのBLOG

面談がごりくそ激しかった週が終わり、後は冬季講習の日程決定をガシガシ進めていくタイミングとなった。

もちろん最小限の労力で給料ゲットみたいな詐欺師めいたことにはならないのだが、先週に比べればはるかに楽ちんだ。

ってことで、アウトプットが忙しくない週は、実は整理整頓を始めとするインプットが忙しい。

今週はそういうWEEKである。ま、週末に結構な楽しみを積んだので、それをウキウキしながら待って、頑張るとしましょうね、と。

12月8日(火) -過去問をやらせてみたお-

色々と隙間時間なタイミングなので、今日は中3に過去問を解かせてみた。やはり予想問題とは勝手が違うので、結構撃沈する生徒がどうしても出る。

この時点で解けるとはどういうことかというと、既に入試をオーバーキルしているということなので、そういう方が稀なのは当たり前だ。

体感値だが、過去問を解きまくる段階に入ると、各科目50点満点なら平均で最大5点は伸びる。5科目なら20～25点ほどか。別にこれは誇張ではない。

やっぱり実践が一番力を付けるということなのだろう。―ただし、これには例外があるってのは付記しておこう。

ぶっちゃけ、過去問を解いても10点とかしか取れないなら、まだそのステージではない。『お前にゃこのステージは早すぎるよ』という話だ。

その場合はもう最後の最後まで基礎固めを頑張った方が正解かもしれない。そんなことを思う一日であった。

12月9日(水) -集中は伝播するか-

今日は実践問題を解かせて解説という流れで授業を実施。一応事前に目は通したが、その説明を練るべく、生徒が解いてる後ろで同時に解いてみた。

するとそこそこに難易度があり、結構考え込む場面も多い良問であり、中2の本文だったがついつい深く読み込んでしまった。

気付けば時間が15分程度経っており、僕はどうやら軽くゾーンに入っていたらしい。その間教室はシーンと張り詰めており、空気は良いものになっていた。

なるほどねぇ。集中力は案外伝播するのかもしれない。

もちろんこれができる場面は限られるし、普通に疲れるのだが、演習が増えるこれからの季節は大事な心掛けだと言えそうだ。

また今度実践しようっと。

12月10日(木) -テスト対策悲喜こもごも-

テスト前には、申し込みがあればオプションで授業を追加することがある。今回は僕も英語を何人か担当した。

今回の戦績はまさに五分五分といったところ。平均が下がる中でも点を伸ばせた生徒もいれば、それに引きずられた生徒もいたという感じ。

精神的な反省は意識して減らしたいと思うので、分析に集中することにした。すると見えてきたのは、良かった方と悪かった方の共通点だ。

良かった方の利点は、それに集中できるだけのバッファがあったこと。つまり、時間に余裕があるとか、体調が良いとか、そういうのが整っていたのだ。

そして点が奮わなかった方は、まず当日のコンディションがよろしくなかった。つまり、既にかなり学習をして疲労困憊という状態か、寝不足というのが目立つ。

また、どうしても日程が合わず、コマを連続させた際も点数はあまり良い方に振れなかったのだ。

前者はマジで何とかしてくれという話だが、後者はこちらのシステム作りでカバーはできる。だから次回は、申込開始を2週間程度更に前倒してみようと思う。

それか、そろそろ僕がずっと念願としていた、試験2週間前を狙った『テスト対策集団授業』の提案タイミングかもしれない。

勿論無料でやるほどお人好しじゃないが、初回は安くしますよ的なキャンペーンくらいしても良いんじゃないかとは思う。

面白いじゃないすか。いっちょ会社にかけあってみようっと。

12月11日(金) -なんかネガティブだった一日-

何が原因かと言われればよくわからないのだが、今日はどうにもメンタルの調子が上がり切らなかった。

う～ん、多分誹謗中傷コメと戦う的なYouTube動画や、わさおが亡くなった直後の飼い主のブログをたまたま目にしたことが原因な気がする･････｡

いつだって憎悪や悲哀が渦巻いてるところって、垣間見るだけでエネルギーを奪われますな。

仕方ないので、一旦将棋ゲームかなんかで深く集中しクラッチを切って、美味いもん食って酒飲んで寝るとします。そうします。

だって･･･｡

明後日は超楽しみにしているイベントが、控えているんだから！！！殺されたって死なねぇよ。ガンバリマス！

12月12日(土) -興奮前夜-

今僕の両眼は爛々と輝いている。明日のイベントは無事に決行できそうだ。だからか、仕事が片付く速度が異常に速い。

というより県をまたいで2日程留守にするので、校舎に自分が居られないのだ。だから、先読みを何度も繰り返し、粗が無いよう全力で潰す。

休日に仕事の電話が来るのは本気で萎えることだ。これは他者の協力も必要だが、自助努力で何とかするところは全力でそうする。

しかも冬季講習のアガリが、昨年度のそれを現時点で超えた。まだ残弾をいくつか残しているのに、だ。調子は悪くない。

もちろん取って終わりとかクソがやることだ。責任を持って、成績アップという最たる目的を達成するため、週明けは頭をねじり上げる一週間となる。

しかし、そのためには一度全力でタスクからクラッチを切る時間も必要だろう。僕は遊ぶことを肯定する。好きな釣り雑誌に書いてあるが、遊びは心の栄養なのだ。

というか、遊びを捨てて仕事にばかり全てを突っ込む大人って、生徒から見たら不安になりゃしねぇかな？

大変な受験を切り抜けた先がこれかよ、みたいに思われたくはない。だから僕は、何歳になろうが道化の部分は持っておきたい。てか、意識せんでもそうなるだろうね。

つまりエキサイトしすぎて文がまとまらないので、今週はこの辺に致すとす。

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