気付けば最後に酒を飲んでから、かなりの時間が経っています。健康って尊い。マジ尊い。中元です。
今日は久しぶりに、Q&Aまとめをやってみようかなと思います。気づけばシリーズも11になりましたねぇ・・。
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段々質問も回答も似通ってきちゃうんですけれども、まあそれはそれということでお願いします。では以下、早速答えていきましょう。
- Q:学校のテストだと社会の点数が取れるんですが、実力テストになると伸び悩みます。一体どうやって勉強すればいいでしょうか?
- Q:高校英語についてです。そこそこ読めて割と聴けるのに、”書き”が加わると途端に点数が低くなります。どうすればこのアンバランスさを無くせるでしょうか?
Q:学校のテストだと社会の点数が取れるんですが、実力テストになると伸び悩みます。一体どうやって勉強すればいいでしょうか?
ストーリーを作って下さい。
学校のテストはできるのに実力テストで点が取れない時というのは、本当に限られた質問のされ方をしないと、答えられないっていうことなんですよ。
例えば蝦夷を平定するために桓武天皇から送り込まれた、実質的な初代征夷大将軍は誰?と言われれば、坂上田村麻呂です、と言う事は結構できます。
ただし、平安時代の出来事は以下のどれ?といった問題で、選択肢の一部にされると、途端にわからなくなるケースもまた、かなり多いです。
こういったタイプは、連想できる語句がちょっと少なすぎるっていう印象なんですよねー。
実力テストというのは、一つの事柄に対して、どれほどたくさんの知識を結びつけていますかっていうのを聞いてくることが大半です。
言い換えれば、論理的な考え方で知識を頭に入れておくことが大事なんですよ。となれば、物語を喋るように、次から次へと知識が繋がっていくのが理想です。
ちなみに、地理だろうとこれは同じ。畜産物の生産量のグラフを見て、鹿児島県に当てはまるものを答えなさいっていう問題があったときがわかり易いかなと。
「鹿児島は黒豚が有名」とさえわかっておけば、「つまり豚の生産量が多いはずだから、豚の生産量が多いところは鹿児島県じゃね?」って思えば意外と当たります。
こんな風に、いろんな方向から情報を取り出せるような練習をした方が、やはり良いと思いますね。
ただしその能力は、一問一答の問題をただただ解き進めるだけでは、なかなか身につかないです。
そこで僕がよく薦めているのは、「解答だけを見て問題を言う練習」ですね。
イメージは、解答(つまり語句)だけを見て、自分で勝手に記述問題を口頭で解く、と言う感じですね。これが非常に効果が高いので、オススメしております。
Q:高校英語についてです。そこそこ読めて割と聴けるのに、”書き”が加わると途端に点数が低くなります。どうすればこのアンバランスさを無くせるでしょうか?
可能であるなら、なるべく書かないで済むような方法を探した方がいいと思います。
大学試験だと、一次試験は基本マークシートのはずです。つまり、ライティングを求められないので、読めさえすればよくなります。
それを考えると、高校2年の夏の段階ぐらいで、かつ別に推薦も狙ってないのであれば、学校のテスト対策に時間を割きすぎるのは微妙ですね。
ある程度で見切りをつけて、共通テストで点が取れるような勉強をした方がいいと思いますね。
さっさと単語アプリか何かで単語を覚えて、長文問題集を毎日解く。その上で、できれば英検2級を取っておくと、大学受験においての下ごしらえはある程度整います。
ちなみに、このブログでも何度か紹介しましたが、学習障害の一つに【ディスレクシア】っていうのがあります。
これは日本語に訳すと「読み書き障害」っていうかなり強い言葉なのですが、要するに IQ に問題がないのに特定の技能にだけ困難を示すってことです。
そしてこれ、程度さえ選ばなければ、結構普遍的な話なんですね。能力がゼロなのか、他と比較して苦手なのかの違いなので。
数学得意だけど国語ダメというのも、すごく広義で言えば同じ話です。
これが顕著に出てしまうと、スペルが何度やっても覚えられないっていうのも出てきます。
そしてそれに関していろんな学習法を試したけど、特に改善が見られないと言うのであれば、書きを見切って読解に回したほうが、総合点は伸びると思います。
特に受験は、総合点勝負であることをお忘れなく。
ーということで少し短めですが、キリが良いので今日はこの辺にしたいと思いまーす。