明日は休みだと自分が理解した瞬間、天気予報が雨マークに変わりました。俺が何をしたってんだ?中元です。
はい。中学理科のやり直しも、ついにゆとり教育ゆえに未履修となっていた単元に突入しつつある。だがその前に立ちふさがったのが、いわゆる元素記号と化学式である。
流石に水素とかヘリウムとかマグネシウムくらいならわかるのだが、硫黄とか塩素とかになると、「??????」となってしまう。そもそも、知らないのだ。
というかいきなり、「硫黄はSだぜ!」とか言われても、困るっちゃ困る。硫黄がなんとなくどんなものかはわかるけど、それにSが結びつかないのだ。
ってことで、確実に中学生の僕だったら、この辺を確固たる根拠として、理科の学習を放棄していたことだと思う。それくらい、ある意味不親切なのだ。
だが今は違う。暗記のコツはしっかりと理解しているので、それに引きずり込めば大体何とかなるだろうと考えているわけで。
今日はそんな、僕なりの暗記のコツをご紹介。
自分の得意分野へ引きずり込め!!
暗記のコツの第一はとにかく、自分の得意分野に絡めることである。英語が得意なら英語に絡める。数学が得意なら数学に絡める。ただし、言うのは簡単だが、工夫は要る。
例えば僕の場合、「硫黄はSだよ」と言われるより、「硫黄は英語で『sulfur』っていうから、イニシャルを取って【S】なんだよ」と言われる方が、10倍くらい覚えやすい。
ただし英語が苦手な人にとっては、上記の覚え方は苦痛でしかない。だからこそ、工夫が必要という風に伝えたのだ。
あと、僕は数字を単品で覚えることが非常に苦手で、薄情者なことに父母弟の誕生日さえ覚えられていない。また、ついにこないだ、実家の電話番号も忘れていた。
この辺は覚えていなくても困らない(ひどい)のでさして努力をしていないのだが、そんな僕でもやたらと長い数列を覚えていることがある。
3212333222399321233322321とかがそれだ。ちなみにこれは、この通りに電話のダイヤルボタンを押すと、メリーさんの羊のメロディーになる数字だ。
なぜこんなのを覚えているか?それは、語呂合わせを使っているからだ。僕はやはり、文字を覚えることは得意らしい。そっちに絡めれば、数字だって覚えられるのだ。
なんとかして、自分の得意分野に引きずり込めないか?それを工夫する意識を持つと、一気に暗記しやすくなるので、試してみてほしい。
※ちなみに上記の数列の語呂合わせは、そこそこ刺激が強いので、ここでは書かないでおく。
理屈は暗記の一助になる。囚われなければね。
↑の化学式を見たときにまず嫌になったのが、「2とか3がつくやつと付かないヤツの違いは何!!!??」といった、ルールの意味不明さだ。
「そんなんええから覚えろや」と言われそうだが、それはかなりキツいと思ったので、参考書をじっくりと読んでいくと、ヒントになる理屈があった。
それは、「常温のときに気体であるものは分子になりやすく、金属などは数値をつけずに書くことが多い」みたいな話だ。(正確性に欠けてるとは思うけど)
その目線で見ていくと、なるほどなるほど、確かに気体は2とか3がついてるじゃんと、一気に腑に落ちて化学式がわかるようになった。
「あれ?塩素って洗剤とかあるから、液体じゃね?」と思って調べてみると、塩素も実は常温だと気体になるらしい。だから分子ということで、Cl2と書かれていた。
・・・ところで、それはある程度わかったが、じゃあMgOとかの並びの理屈は何なのか?酸化➡マグネシウムだからOAgじゃねーのかよ?と、中2みたいなことを思った。
実はこれもルールがあり、どうやら【金属➡非金属】の順に並べる、ということらしいのだ。(これ以上調べても、「そう決まったんやし」という話になっていた)
こんな風に、ある程度の傾向や共通点がわかればこっちのもの。さすがに全てがそうとは考えづらいが、暗記のしやすさはグッと上がった。
例外は例外と割り切って、頭に入れておく。そうすることで、2週間くらいあれば、化学の分野も良い感じに仕上がりそうという感じになってきましたぜ。
てなわけで、深掘りしすぎてどうでもいいところまで突っ込まない程度に、ある程度の共通点なりルールなりが存在しないかは、探した方がいい。
時間対効果は間違いなく高い部類だろう。たまに「そんなんない」という結論に至ることもあるが、それならそれで、肚が決まるから構わない。
終わりに。
ということで、暗記のコツを自分なりにまとめて書いてみた。ただ、実をいうと何かを覚えたいときに使っている心掛けは、他にも自分の中に存在する。
例えば、「ストロマトライト」というよくわからない岩石があるが、僕はその語句を、「ストロー・的(まと)・ライト」に分解し、それぞれのイメージで覚えている。
―こんな風に、暗記法は個人個人で思いっきり違って然るべきなのだ。上っ面だけ聞いたところで、そこに至るまでに結構な紆余曲折があるので、他者に響かない、と。
そんなクセがすごい覚え方をする僕だが、上記の2つはまだ汎用性が高いのではと思うので、使えそうなところだけ使ってみてほしい。
では今日はこの辺で。