精神年齢9歳講師のブログ

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【英文読書ルーティン日記103】"Genkō Kassenki: Battle Record of the Mongol Invasions "読書感想ブログⅢ ~血染めのアジア~

過去一番絞れてきている中元です。なにが?体重と見た目の話です。

 

はい。このブログも3週目に入ったが、扱ってるテーマ的に、今まででトップクラスに読みやすい。

jukukoshinohibi.hatenadiary.com

 

時折やはり英検1級単語も混ざってきて、すらすら~と読むことは難しいのだが、外国からみた日本やアジアの歴史ってこうなのかという発見の面白さが勝る。

 

ということで、いよいよモンゴル(というより元)の建国の話になってくる章に入った。僕の理解度の範疇に収まっていればいいが・・。頑張ってみます。

 

 

11月28日(月) 破竹の勢い

 

チンギス・ハンの領土拡大欲とでもいうものはすさまじく、破竹の勢いで方々の国を飲み込んでいくこととなる。

 

金、宋、果てはユーラシア大陸の西方まで、騎馬隊は駆け巡り、進撃し、占領した。あのバグった世界地図ができてくるのも、この辺なのだ。

 

その説明だけで数ぺージ書かれていたので、今日の感想ブログに書けるネタは少なめである。まぁ、いっか。明日に期待しようっと。

 

11月29日(火) 勢力一切衰えず

 

モンゴル軍の進軍は止まらない。町を包囲し将軍に自決させたり、大国を属国化させたりと、その勢いはさらに増すばかりであった。

 

果ては対等の関係ではなく、自分の方が格上としたうえでの外交を求めるなど、ついにただ野蛮という組織以上の雰囲気を帯び始めたのもこの頃だ。

 

ここまで領土が広がってくると、あの事件まではもうそろそろなのではないかと、そういう思いばかりが募ってくる。

 

11月30日(水) 拡大止まらず

 

別の国から送られてきた大使に、「いや、国王が直々に出てこんかい」と返す。法外な量の貢物を、堂々と要求する。

 

元来の野蛮さと、国としての強大さが相まってか、モンゴル軍の侵攻も要求も、エスカレートしていくばかりだ。

 

それに対し他の国が採った手段は、壁を築くことであった。国を覆う盾を建設し、それによって民と己を守り抜く。

 

熱い話だが、それがどう作用したかは見えるような、見えないような、である。しかし今日は、ちょっと嚙み砕くのに難儀した一節があり、読めた量は少なめ。

 

明日は一気に読めたらいいな。

 

12月1日(木) 高麗の憂い

 

この時代に翻弄された国は数あれど、大国ゆえに苦しんだのは高麗ではないかと感じている。

 

北からはモンゴル軍が朝貢を求めて進軍を繰り返し、のみならず、南からはこの当時から出現し始めた倭寇による襲撃も受けるようになったためだ。

 

モンゴル軍からの貢物の条件は苛烈になり、さらに倭寇の攻撃も激しさを増すばかり。おまけにこの当時は、内政までも混乱しまくっていた時代だったという。

 

高麗はいつ膝を屈するのか。それはもう時間の問題に思えていた。

 

12月2日(金) 凪ぎ倒す

 

モンゴル軍≒超野蛮というイメージはどこから来るのか。どうやらそのルーツは、彼らがそもそも遊牧民族で、定住していないことにあるらしい。

 

だから、武器も食料も兵力も、基本は現地調達。降伏して朝貢するようになればよし、そうでなければ徹底的に破壊し虐殺し奪い取る。そういうことなのだ。

 

Ghost of Tsushimaにおいても、トラウマになること間違いないレベルの惨いシーンがいくつもあったが、決してそれが誇張されたフィクションじゃないと思わされた。

 

今の中国辺りは、当時血の匂いがしたのではないかと思う。それくらいにパンチが効いたエピソードが多く、朝から胸焼けが激しい今日この頃である。

 

12月3日(土) 死か降伏という名の緩やかな死か

 

圧倒的な軍事力と野蛮さをもってユーラシア大陸を急激に支配しつつあるモンゴル帝国だが、その手段は2つあった。

 

とにもかくにもまずは降伏を迫る。ただし、その交換条件となる朝貢の中身は、もはや根こそぎ持ち去るという意味合いの方が強い。(例えば兵士ン万人など)

 

それに抵抗するようであれば、大軍を送り込んで文字通り完全破壊からの略奪だ。家畜も人命も作物も建物も、全てである。

 

迫られた側の国にとっては、どちらにせよ死を意味する。実際そんな場面をGhost of Tsushimaで見たが、やはり史実が基だったのだなと、感心させられてしまった。

 

12月4日(日) ナギ節

 

使者を送るなど、表面上は和平による交渉を採るモンゴル帝国であったが、その実はやはり血なまぐさい。アジア全土が席巻されるのも時間の問題かと思われた。

 

しかしそのとき、時の皇帝が没し、皇后が摂政として政治を執り行うということになった。一旦侵略的行為は止まり、つかの間の平和がアジアに訪れた。

 

だが、新たな皇帝が即位すると、再び領土拡大を開始。使者を通じて降伏するか、町を破壊し尽くされるかを選ばされるという最悪の選択を迫ったのだ。

 

ただこの時も、時の皇帝が早くに没し、再び皇后による摂政という形で、一時の中断を見ることとなる。

 

FFⅩのナギ節という言葉に似ているなと思った。この構図もそうだが、その後に起きることを考えても、だ

 

ということで今週はこの辺で。

 

 

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