精神年齢9歳講師のブログ

日々を自由研究の如く生きたい。

起業家とビジネススクール生の働き方の違いが、対照的で面白過ぎた!

今日もまた、今読んでいる本についての記事を書く。読めば読むほど膨大なヒントが圧縮されていることに気付き、それに圧倒されながらページをめくっている程だ。

現在はようやく半分くらいのとこに辿りついているところなのだが、そこでも、すごく示唆に富むヒントに多々出会えている。

 

そのヒントとは、確かビジネススクールの学生たちと、会社を起業した経験を持つ人たちで、そのメソッドに違いがあるのか、といった感じの話に含まれている。

 

そしてその結果見えてきたことが綺麗に対照的であり、かつ自分がどちらかと言えば変化に対応”できない”思考をしていることに気付かされ、良くも悪くも面食らっている

 

今日はそのことをしっかり頭に刻み込むため、文字に起こし、検証したいと思う。

 

 

準備できたらGOというのは、成功を阻む大罪らしい。

これら2つのグループは、どう異なるのか。まずビジネススクールで学んだ学生たちに見られた傾向は、強い逆算思考なのだという。

 

目指すべき目標を設定し、そのために必要なものを洗いざらいリストアップして、それらや時機が整ってから、つまり準備が完了してから行動する傾向があったようなのだ。

 

これ自体は悪いことに聞こえないのだが、世の中や状況は準備している間にも刻々と変化するし、そもそもシミュレーションしようにも、因数があまりにも多すぎる

 

つまり、準備をいくら重ねても、絶好機はまず訪れないというジレンマがある。雨が降りそうだからと傘を注文し、届くまで待っていたら晴れた、というのに似ている。

 

一方起業家のグループは、本当に対照的な行動を取っていた。準備もそこそこに、目的に対して、手持ちの武器でできることをさっさと始めていたのだ。

 

いきなり目標達成は無理でも、まずは今のメンバーや体制で作れる商品を作って売り、スキルや知見、経験、資金を集め、それを基にまた次のフェーズに移行する

 

そして変化が激しい時代においてうまくいく可能性が高いのは、これまた逆説的だが、”手持ちの武器を使いつつ、走りながら考える人たち”なのだ。

 

これを考えたとき、あるゲームのシステムと全く同じであることに気が付いた。それは、ポケモンシリーズだ。

 

端的に言えば、ポケモン世界線で最終目標はただ一つ、現チャンピオンを倒して、自分が新しいそれになることである。

 

そのためには理想的な布陣があるにはあるが、いきなりそれを並べることは不可能だし、待っていたらそれを貰えるようなことも絶対にあり得ない。

 

まずは手持ちのポケモンで何とかなる範囲で、鍛えたり仲間を増やしたり、そしてレベルの高いポケモンをゲットしてパーティを入れ替えつつ、総合力を高めていく感じだ。

 

今あるものからやってみる。そしてじわじわと経験値を得ながら地力を高めていく。それによってどんどん高いレベルへ進んでいく。すごくそっくりだ

 

僕の仕事の仕方は、ちゃんとポケモンみたいだろうか?準備ができるまで天に運命を任せたまま、つまり何もせずひたすらに待っていないだろうか?

 

巧遅拙速は「落ち着きがない」と言った風に評価されないのがこれまでだったが、僕が今身を置いているのは学校ではない。評価軸がそもそも違う。

 

「これがあればできる」ではなく、「今の手持ちでできる限界は何か考える」のは、すごく前向きであり、変化に強い組織の思考そのものだ。

 

僕は意識的にこれをインストールすることで、また更に面白く日々を過ごせるような予感をしている。

 

では今日はこの辺で。

 

 

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